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Edwin O. Reichauer 2

ジョージ・パッカード氏のライシャワーの伝記の結語として、もしライシャワー教授が生きていたらと仮説の議論を展開している。 

その概要をまとめて見る。「勿論、自分の生まれた国である日本が平和国家となり、経済的にも豊かな国で、民主主義の国で、他のアジアの国の模範となるような国家として発展していることを慶んでいることは間違いないが、日本に置いて能力のある政治指導者がほとんどいないことと、一貫した外交政策の目標がなくなっていることに失望感を示すかも知れない。ライシャワーは、大平正芳首相を、大いに評価したが、大平氏のような政治家が、権力のトップに立つことがないことを残念に思うに違いない。戦後の教育システムや、日本の国民であると同時に世界の市民の一人と考えることの出来る国民をうみだすに違いないとかんがえている。政権交代があったから、日本の民主党にも期待するかも知れない。米国と日本が協力して、世界の課題、問題に対処することを期待するが、米日の関係の現状を見て、なぜ、日本の主張する声がそんなに小さいのか、受け身に走っているのか、疑問を持つかも知れない。ブッシュ大統領が、イラク侵攻をするという大失敗をしたのに、なぜ、小泉首相は、シラク大統領やシュレーダー首相のように、とがめることをしなかったのか。国連の議論として持ち込まなかったのかと不安におもうかも知れない。この点でも、ライシャワー博士は、日米の対等な関係を新たに構築することを求めるであろう。基地問題に対しても、大きな変更を求めるだろう。

沖縄から大部分の米軍が撤退して、自衛隊と共用になっていることが期待され、もし、グアムへの基地移転の経費を日本に負担せよとワシントンが要求していることを知ったら、ライシャワー氏は、当惑してしまうだろう。嘉手納基地への統合案を認めて、普天間基地の閉鎖に賛成するだろうとも書いている。

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