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Tax Evasion

すっかり夏日になった。朝方は涼しかったが、だんだんと気温が上がる。直射日光の日差しで、5月の新緑が鮮やかだ。

近くのスーパーで買い物をして、とある銀行のATMの機械で現金を下ろそうと立ち寄った。中にお客さんが三人いて、もう一人いる。制服を着ているわけではないが、水色のシャツを着てバッジをつけている。警察官である。私服の警察官だが、ワッペンをすることで、警察官の身分を明らかにしている。暑い盛りでご苦労なことだ。

先日も、近くの○×銀行の同じような現金を下ろしたりあづけたりする機械の近くで、汗だくになって、ヘルメット、制服、拳銃を身につけた警察官を見たが、いずれも、振り込み詐欺の防止で、警備をしているのだという。本当にご苦労なことだ。

ただ、不思議なことは、無人の機械のある、出張所という名前の場所で、警察官の姿は見かけるが、銀行の社員の姿は見かけたことがない。

法人税を何年も連続して支払っていない、銀行の機械の警備のために、警察官だけが警備につくのは、どこか倒錯しているのではないだろうか。まず、銀行自体が、ちゃんと警備をすることであるが、支店など、人のいる窓口では、見かけるが、無人の機械の出張所あたりでは、銀行独自で、守ることはしていないように見えるがどうだろうか。

郵政民営化の過程でも、日本郵政の内部の警察機能を果たしていた、監察部門が廃止されたが、その後の警備などはどうなっているのだろうか。私物化をして、外資に何とか国民資産を売り渡そうとして陰謀は潰えたが、郵政監察を廃止したのは、明らかに、犯罪を助長する結果を将来したのではないだろうか。今日、汗だくで、狭苦しい機械が放熱の扇風機を回す音を立てる箱の様な空間の中で、その警察官は、郵政監察と一緒に、どこかの郵便局で、共同で研修をしたことを話していた。

法人税の優遇を受けて、税金を支払わない銀行は、振り込め詐欺などの防止の為の警備も警察にさせておけば良い、自分たちは、率先してお客さんが詐欺に遭うことを守ることをしていないのではないか。社会的責任の感覚が薄い証拠に見えて仕方がない。

それにしても、悪いやつがいる者だ。悪者が放置されて、善良な人々が守られないでは困る。市場原理主義は、自己責任と言いつつ、経営に失敗した銀行には、税金を課すことをせず、国民から広く増税しようとする、倒錯の現象がある。振り込め詐欺も、そうした、責任感の喪失の間隙を突いた、新手の詐欺であることは間違いない。

銀行協会は、郵政改革法案反対という前に、振り込め詐欺対策をちゃんと、警察任せにしないで、まじめに取り組んではどうだろうか。自己責任だと主張するなら、税金もちゃんと支払うべきである。

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