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Cardinal Principles

井尻千男(いじり・かずお)先生が、「明智光秀」を著した。Photo

何故か。月刊日本七月号は、国体の危機について論説を張り、虚無的合理主義が国体を破壊する、明智光秀に見る美学と政治という、井尻先生のインタビューを冒頭にすえている。

http://gekkan-nippon.at.webry.info/201006/article_3.html

「国体の危機の原型があり、織田信長と明智光秀の相克に見いだした。一般には織田信長の方が評価され、明智光秀は革新政策について行けないで、遂に反旗を翻して三日天下に終わっただけの武将だと、揶揄するかのような見方が多いが、二十年前から、明智光秀を書くことを考えていた。

きっかけは、小泉総理(当時が)、新橋演舞場で、信長という舞台を見て、「感動した!」と言ったという報道を知ったときだという。

信長は、虚無的な合理主義者、経済至上主義者であり、その前に立ちはだかり、風前の灯であった皇統を守り、皇統を守る盾と剣である武士の真のあり方を示したのが、明智光秀であった、5.15,2.26の青年将校の面影も光秀に重なる。 」

「信長はコスモポリタンで、国際共産主義に近似したような万尾で、日本国家の視座が欠けている。国家、皇統をないがしろにする虚無が潜んでいる。楽市・楽座は、新自由主義の経済政策だ。比叡山も一向一揆も皆殺しにする。正倉院から天下の名香を切り取り、馬そろえを口実に、正親町天皇を武力で脅す暴挙もあった。信長的なものとは、戦後の日本を喰んできた病巣であり、ニヒリズムの極地を体現した政治家として、小泉純一郎首相が登場した。」

「道州制も危ない、国民国家を分裂させる。地域主権の先には、大統領制がある。歴史を断絶した国家が、統一を維持するために詭弁を弄してでっち上げたのが、人民主権という神話である。」

「国民には、先人も子孫も含まれるが、市民は、西洋近代個人概念に過ぎない。菅直人新首相が市民運動から出発したことを危惧している。郵政民営化に大反対をしたのは、日本国民が日本国のどこに住んでいても同じサービスが受けられるという、国民の公平感と、一体感を与えていた。」

解題の詳細は同誌を読むこととして、単行本の明智光秀の一読を勧める。

左の、当ブログのアマゾン直結の図書館?にもリンクを張ってあるので、ご参考まで。(当方ブログが紹介して、本を買って頂く方がちらほらおられるようである。妙味を感じるところである。感謝する。)

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