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Former Vice Minister for Defense will be in jail

守屋元防衛次官が、最高裁への上告を取り下げたとの報道である。情状を酌量する可能性もないし、65歳という年齢を考えてのことだとの話であるが、それ以上に、普天間交渉秘録を書いて、ひとつの締めくくりをしたからではないだろうか。そうなれば、守屋元次官を、わざわざ逮捕して、他の利権にありついた政治家は不問にする裁判とは何だろうかとの疑念が湧いてくる。確かに、防衛省に文官として君臨したし、次官在任が長きにわたり、しかも、小泉政治の市場原理主義のまっただ中であったから、接待の過剰さは驚くべき程であるが、それにしても、公務員を捕まえるだけで、巨悪の方は不問にしているのだ、甘んじて刑に服するとの守屋氏の潔さを感じるのは、当方ブログにロマンチシズムのなせるわざだろうか。マスコミは、何をしているのだろうか、役人たたきに終始して、日米双方の利権とその背後の巨大な力関係には、いっこうに筆誅を加えようとはしない。利権の中心となった、普天間の沖縄側の関係者から、守屋次官の刑を減ずることを求めるような嘆願書でも出されているのだろうか。そういうこともないのであれば、もう沖縄も、すっかり情けの深い、あの蒼空と紺碧の海のような心を失ってしまったかのようだ。安全保障の問題がカネにすり替わっていることを、守屋元次官は、上告を取り下げることで、からかっているかのようだ。森鴎外の最後の一句のように、どうせお上にたてつくことはできないし、時間の無駄と考えたのかも知れない。普天間は閉鎖して、自立自尊の日本の防衛体制を整えるべきだ。

「防衛装備品の納入をめぐる汚職事件で、収賄と議院証言法違反(偽証)の罪に問われた元防衛事務次官守屋武昌被告(65)は31日までに、最高裁への上告を取り下げ、懲役2年6月、追徴金約1250万円とした一、二審判決が確定した。

 最高裁によると、取り下げは27日付。刑はこの時点で確定した。近く収監される見通し。

 主任弁護人の弘中惇一郎弁護士は取り下げの理由について「米軍普天間飛行場移設交渉を記した本の出版をもって、発言しておきたいことに一区切りが着いた。情状面を基本とした主張が最高裁で認められると思わず、年齢的に先延ばししてもいいことはない」と述べた。

 守屋被告は1971年、防衛庁に入庁。官房長、防衛局長などを経て2003年8月に事務次官に就いた。07年8月に退任するまで4年余り務め、その間に防衛省への昇格を見届け、省内で“天皇”とも呼ばれた大物次官だった。

 08年11月の一審東京地裁判決によると、次官在任中の03年8月~07年4月、防衛商社「山田洋行」の元専務宮崎元伸被告(72)=二審で懲役1年6月、上告中=側からゴルフ接待(計886万円相当)を受け、次女の米国留学費などとして計約3万2千ドル(約364万円)を受け取った。

 逮捕前の衆参両院での証人喚問で、実際はゴルフ代を出していないのに「毎回1万円を支払った」と、次女の留学費も「すべて自分の金で負担した」などと偽証した。」

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