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Ozawa: Is WSJ 'simple-minded' and prejudiced?

ウォールストリートジャーナルというニューヨークに本社のある経済新聞の日本版というのがあり、そこに、Japan Real Time (日本を実時間で報道するという意味か)に、[小沢氏の米国人は「単細胞」発言]という記事が掲載されている。記事の署名は、アンドリュー・ジョイスという名前である。

「日本には、失言癖のある政治家が多いが、特に海外との関わりで失言が多いと書く。国民新党の亀井静香代表が金融担当相を辞任して以来、しばらく政治家の失言は鳴りを潜めていたと、書いているが、亀井静香の的を外さぬ銀行批判などは、この記者は失言と考えていたらしい。小沢一郎前幹事長が、米国人を、「単細胞」と呼んだと報道したと書いて、小沢一郎が、資金管理団体による政治資金規正法違反事件への関与をめぐる捜査が続いていると書く。検察の問題についての日本国内の議論については一切書かない。「米国人は好きだが、米国人は単細胞なところがある」「私は(米国人は)利口とは思っていないが、国民の選択がきちんと実行されることについては非常に高く評価している」、(黒人大統領は)「暗殺されるかもしれない」と思い、「ありえないと考えていた」などと引用している。東京の米国大使館は同氏の発言に対しコメントを控えたと書いて、いかにも大使館が抗議でもするのが適当だと言わんばかりである。昨年11月に、小沢氏が高野山で、キリスト教は「排他的で独善的」で、欧米社会は「行き詰まっている」と発言したことが問題になったが、それを失言と捉えている。最後に、森喜朗元首相などに比べればまだましだとして。、森元首相が、「日本では、水やカップラーメンを買ったが、アメリカはピストルと銃を買った。停電が起きたら、ギャングや殺し屋がやってくる。(米国は)そういう社会だ」と述べたと締めくくっている。」

コメント欄がついている。ウォールストリートジャーナルは、コメントを出すときに実名を出すことを求めているが、日本版では、仮名でもよいとされている。

また、コメントは、日本語の欄と、英語の欄とが分かれており、日本語の欄に投稿しても、翻訳されて英語の人が読むということはできない。その逆もまたしかりで、英語のコメントの日本語訳がないから、英語のコメントのおもしろさが日本語の側には伝わらない、コミュニケーションを阻害して分断するかのような、奇妙なコメント欄となっている。当ブログの筆者は、とりあえず、日本語の、コメント欄に英語で書き込みをしたところ、英語が原文とする記事のところにもコメント欄が別にあることを発見して、新たなコメントを英文で投稿しておいた。要すれば、日本版と銘打っているが、英語が原文であり、その英語世界の読者を目的にしており、日本語は刺身のつまであることが、わかる。

ウォールストリートジャーナルは、市場原理主義が日本を破綻させたことについては全くの反省の色はないようである。小沢一郎氏の写真が載せられているが、全くの悪役の顔を掲載している。小沢氏と、検察との激しい闘いについても、ウォールストリートジャーナルは触れようともしないところをみると、残念ながら近視眼的であるのかも知れない。実際、米国人からのコメントも掲載されているが、これがおもしろく、実際に単細胞なのではないかと皮肉られている。(残念ながらその英文コメントは日本語に翻訳されていない。)

マスコミが体制化して長いものに巻かれて単細胞になり、受け身の筈の読者が情報が大本営発表の記者クラブ情報ばかりではなくなり、真実を見抜けるようになったのは、洋の東西で起きている現象かも知れない。

こうした反日の記事を読んで明確になるのは、米国の市場原理主義の連中が、小沢一郎が日本の総理大臣になることを、激しく嫌っていると言うことである。在京の大使館が、皮相なコメントを出して非難することなどしないで冷静でいるのは、妥当な対応であり、ブッシュ政権の時のように構造調整と称して、内政干渉もどきの改革要求をした時代に比べれば、オバマ政権になって正常化しつつあるのかも知れない。だからこそ、日本でも政権交代の本来の目的が追求されて然るべきである。単細胞的でも近視眼的であってもいけない。良好な日米関係の為にもならない。首相を外国が引きずり下ろしたり、その選考に口を出したりすることを内政干渉という。日本は自立・自尊を追求する転換期にある。外国のマスコミの一方的な見方には反論することが必要である。

http://jp.wsj.com/japanrealtime/2010/08/26/%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E6%B0%8F%E3%81%AE%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E3%81%AF%E3%80%8C%E5%8D%98%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%80%8D%E7%99%BA%E8%A8%80/

英文版は、次の通り。英語原文と書いてある。http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2010/08/25/ozawa-americans-are-simple-minded/

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コメント

小沢一郎さんの講演がウェッブにありました。約50分です。
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/08/post_623.html

アメリカ人を単細胞と言ったのは、イギリス人と比較して。そして戦争のイギリス人の態度を『戦場にかける橋』からひいきてきて、褒めているのです。講演はどちらかというと英米人と日本人を比べ「日本人しっかりしろ。個人の尊厳を持て」という内容だと思います。

投稿: Tiare | 2010年8月29日 16時53分

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