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Chinese Arrogance and Brutality

上記の動画像を解説する、「台湾の声」のメールマガジンが送られてきた。事なかれの態度に終始した東京映画祭の関係者は猛反省すべきである。日本という、表現の自由を謳歌すべき国の首都で、こうした中国の政治宣伝機関の暴言と暴虐が許されてはならない。東京映画祭を中国のプロパガンダ映画祭にするべきではない。むしろ参加を拒否されるべきは、チベット侵略・弾圧映画を製作した北京政府と中国映画関係者であろう。

 実態を報道しない日本のマスコミもふぬけとなっている。台湾の自由な映画関係者を支援すべきである。日本の映画関係者とマスコミはこれほどまでにと思うほど劣化している。中国の脅しに屈してはならないのは、台湾の映画関係者ばかりではない。醜悪な映像で恐縮であるが、当ブログの関係者が、現代中国の侵略主義がいかにどう猛な物であるかを知るために必要であるから、転載することにした。

勿論、背後には尖閣諸島での漁船の日本巡視船に対する体当たり事件が絡まっている。主催者が台湾の代表団の名称を「中国台湾」か「中華台北」に変えることを拒否したために、期間中に予定されていた中国語作品9本の上映は取りやめとなった。台湾は単に「台湾」として映画祭に参加を申請しており、これまで何年も東京映画祭に問題なく参加しているから、今回の名称問題は、騒ぎを起こすために意図的に行われたことがわかる。

中国代表団の団長は国家広播電影電視総局の幹部である。チベット弾圧の宣伝映画の監督の肩書きを持っているが、れっきとした公務員である。中国が映画祭を利用して政治的な騒ぎを引き起こしたのは、今回が初めてではない。昨年は、オーストラリアのメルボルン国際映画祭から中国人映画関係者数人が引き揚げて、在外ウイグル人人権活動家のラビア・カーディル氏に関するドキュメンタリー作品の出品に抗議している。中国政府は同氏が新疆ウイグル自治区での暴力的な抗議活動を扇動したとして公に非難しているのであるが、滑稽なことに、騒いだおかげ?で、ウィグル弾圧の実態が余計に明らかになっているから、中国の実態が、帝国主義的膨張国家である実態が、事実を歪曲して脱退騒ぎを引き起こす度に世界に因習づけられる訳であるから、ご都合主義はそれほど成功しているわけではなく、中国国内の役人の出世競争のようなものかも知れないが、騒ぎに巻き込まれる方に取っては、はた迷惑どころか、度を越している。台湾の映画関係者同様に、脅迫に屈してはならない。

 政治宣伝の専門家による計算づくめの騒ぎに対しては、東京映画祭の事務局は毅然たる態度をとり、しかもこれまで、台湾の映画を受け入れてきたのであるから、むしろ、北京のプロパガンダ機関の団長と、チベット弾圧女優にお引き取りを願うことが必要であった。

なお、中国女優の映像を見ながら、九尾の狐の伝説を思い出した。伝説上の支那の妖怪の話である。遣唐使の船に潜り込んで日本に来て、360年行方不明であったが、平安の末期に姿を表して悪行の限りを尽くしたという美人の「玉藻の前」の話であり、那須の殺生石として封じ込まれたとして今に残る伝説である。

以下は、メールマガジンの引用である。

「【ビビアン・スーいじめ事件】中華侵略主義の生態

「中華侵略主義の生態」教える貴重な映像―東京国際映画祭・ビビアン・スーいじめ事件 (付:映像)

ブログでは関連写真も↓
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-1329.html

■中国代表団はボイコットしたはずでは? 

現在開催中の東京国際映画祭で、中国代表団はボイコット宣言をしたはずだ。それなのになぜ帰国しないのか。

中国代表団は二十三日の開幕式直前、台湾代表団の名称の「台湾」を「中国台湾」(中華人民共和国の台北)、「中華台北」に変えよ、と主催の映画祭実行委員会と台湾代表団の両者に要求する騒ぎを起こした。

これは、主催者に対して「中国の台湾併呑政策に宣伝協力をせよ」と求めるに等しく、台湾代表団に対しては「中国に降伏せよ」と命じるに等しいものだった。

実はこうしたやり口は中国の常套手段である。これまでも世界各国の国際的な舞台で、こうした政治騒動を繰り返し、「台湾併呑を妨害するな」との恫喝メッセージを発信し続けてきたのだった。

しかしこれほどの悪質な行為を日本のマスコミが直ちに報じなかったのは、中国への配慮ではないだろうか。もし速報すれば、間違いなく日本国民の反中感情と台湾への同情心を高めることになり、中国に睨まれるからだ。

■面子と脅しー巧妙な中国人の御都合主義

さて、結局中国代表団の要求は通らなかった(最初から通るなどとは思っていなかったはずだ)。そしてそこで宣言したのが「映画祭のすべての活動から退出する」である。

これならばさすがに日本のマスコミも、報じざるを得ないだろう。だがそれすらないのは、もしや代表団はまだ居座っているのではないか、と疑った私は二十五日、実行委員会事務局に電話で聞いた。そして案の定、ボイコットなどしていないことだった。

「(映画祭実行委主催の)開会レセプションには参加しなかった。しかし二十三日からの映画祭の提携企画である中国映画週間には参加しているようだ」というのが事務局の話だ。

そもそもこの代表団は「中国映画週間」に参加するため来日したのだが、それをボイコット対象から外し、しっかりと参与していたのだ。この企画は実行委員会の主催ではないため、映画祭とは別行事だと捉える御都合主義だが、あれはあくまでも映画祭の一環である。

一部の中国メディアも含め、みなが「映画祭のすべての活動から退出する」を真に受けていたが、そのようなトリックがあったわけだ。張ったりで面子を守り、恫喝し、それでいてこそこそ実利だけは奪うという計算だったのだろう。

傍若無人とはこのことだ。侵略主義国の映画代表団は、とっとと帰国しろといいたい。

■まさに台湾・中国関係の縮図のような

中国代表団が台湾代表団団長である陳志寛氏(行政院新聞局電影処長)に「中国台北と名乗れ」と詰め寄る場面の映像を台湾のTTV(台湾テレビ)が放映していた。

それはまさに「台湾を見下し、憎む中国」と、「中国との無用な争いを避けようとしながらも、その好戦的な攻勢に為す術を知らない台湾」との今日の関係の縮図のような映像だった。

ここで双方のやり取りを文字で再現してみよう。(映像は本文の下にあり)

最初に現れる険しい顔をして相手に詰め寄る女性は中国人女優の居文沛氏。詰め寄られ、必死に抵抗するのが陳志寛氏だ。

居:あなたは中国台湾でしょう?
陳:違う。
居:あなたは中国人でしょう?
陳:台湾人だ。
居:あなたは中国人!
陳:そんな大勢で言ってこなくても…。

かくして追い詰められた陳志寛はこう叫んだ。

陳:私を屈服させる気だな。絶対屈服しないぞ!絶対屈服するものか!

■覇権主義者の生態を教える貴重な映像

その次の場面で相手に一方的に捲くし立てるのは、中国代表団の団長の江平氏だ。そして捲くし立てられるのは映画祭の主催者だ。

江:台湾省映画代表団は我々(中国)代表団の一部分なのだ。彼らは他の国家から来たのではなく、我々中国から来た一部分なのだ。つまり我々の台湾地区のだ。

江:これは我々の譲歩することのできない原則なのだ。

これを見てもわかるだろう。中国代表団にはマナーも何もない。「原則」なるものを楯に、台湾人を脅し、日本人を脅している。

そもそも「一つの中国の原則」というが、「台湾と中国は一つ」という虚構を覆い隠すため、あるいは相手に受け入れを強要するため、「議論の余地なし。言うことを聞かなければひどいぞ」と脅す道具が「原則」なるものなのだ。そしてそのようなものを振り回し、外国に食って掛かるのが中国覇権主義者の生態というものである。

そして今回日本において、その生態がここまで曝されたわけだから、この映像は広く紹介したいと思うのである。

■二人はチベット侵略賛美映画の監督と主役

今回騒動を惹起した江平氏は、映画監督であるとともに、国営の中国電影集団公司の副総裁でもある

この会社は映画製作の他、映画の輸出入を行う、いわば国内人民に思想統制と洗脳を加え、国外人民
をも洗脳するという中共ソフトパワーの工作機関である。

最近では「レッドクリフ」を製作し、対外的な中華文化の宣揚工作で成功を収めている。中国映画週間で公開される「孔子」や「チベット恋物語」などはこの会社の製作だが、タイトルだけでこれらが国策映画だとすぐわかる。

だから江平氏を純粋な芸術家などと勘違いしてはならない、明らかに政治的任務を担って来日したのである。だから弁も立てば恫喝もお手の物だ。たしかこの人物は主催者に対し、「中国人民の感情を傷つるような事態がひとたび発生すれば、将来修復しようと思ってもたぶんそれは困難だ」とまでいって脅迫している。

なお「チベット恋物語」の監督がこの江平氏なのである。そして主演女優が他ならぬ、上記の居文沛氏だ。

この作品は、一九五〇年にチベットへ進行した中国軍とともにチベットに入った中国人学生と、彼によって鉄の足枷を解かれたチベット人奴隷の少女の恋愛を描いたものだが、「人民解放軍による農奴解放」という、いかにも中共のチベット侵略を正当化し賛美するためのプロパガンダ映画らしい内容だが、このようなものが果たして、東京国際映画祭に馴染むのか。

江平氏や居文沛氏はチベットでの撮影現場でも、やはりチベット人に対しては「あなたは中国人。これは譲歩できない原則だ」と凄んでいたのだろうか。

■日本での報道が遅れたのはなぜか

このように国際的な映画芸術の祭典であり、世界の人々に夢を与える東京国際映画祭に、侵略国家の人、物、思想、陰謀が巧妙に入り込み、あるいは公然と摩擦を起こしているという事態が、現に我々の眼前で現出しているのである。

日本のマスコミが下記のように、今回の騒動を報道しはじめたのは二十五日以降。つまり二十三、二十四日に台湾メディアが大きく報じ、同国の政界などで反撥が起こった後のことだ。

・中国、東京映画祭で台湾に圧力 「名称変更要求」と各紙 (共同、25日)
・東京国際映画祭で中台がバトル 「台湾」名称めぐり (朝日、25日)
・中国代表団、東京国際映画祭をボイコット 台湾の名称変更や尖閣で中台連帯を要求 (産経 25日)
・中国、台湾に圧力 東京国際映画祭で名称巡り (日経、25日)
・東京国際映画祭:式典欠席 台湾の名称に中国抗議で (毎日、26日)

遅すぎる。その多くは、「台湾が反撥している」と、第三者の立場から客観的に強調することで、中立性を確保した上での報道とも見える。

■なぜメディアは芸術、そして被害者・台湾を守れないか

中国代表団による騒動に巻き込まれ、二十三日の開幕前でのグリーンカーペットを歩くことができなくなった台湾の女優ビビアン・スー氏は舞台挨拶で涙を流しながら、「映画祭が映画と関係ないことで台無しになるのは残念。たしかに政治の問題は映画より大きいものがある」と語った。

つまり中国の政治的圧力の前では、それほど映画芸術の力は弱いということが、今回の騒動ではっきりと証明されたのである。

たとえば日本においては、マスコミが中国代表団の一方的で政治的な横暴行為を非難しなかった。そして一方的な被害を受けた台湾代表団を擁護しなかった。

これでは芸術を政治から守り抜くことなどできるわけがないのである。

そしてここまで中国に怯える国に、台湾、そして日本が構成する第一列島線の平和と安全を守り抜くことなどできるのかとも思うのである。

日本国民は今回の一件を通じ、中国がいかに横暴で巧妙、狡猾な侵略主義国家であるとの認識を確立するべきだろう。

そしてそれに対し、日本がいかに無防備であるかとの認識も。」

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