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Human Right

中国の劣悪な人権状況について告発する、ノーベル賞の受賞が行われた。ソ連の時代に、詩人パステルナークに文学賞が贈られ、激しい対立となったことがある。ソルジニーツィンの文学賞受賞は、東西冷戦の頂点で行われた。スターリンの収容所列島が世界に暴かれた。物理学者のサハロフ氏に対してのノーベル賞の時もそうだった。しかし、最後に崩壊したのはソ連邦、ソ連の国際帝国主義であった。インターネットの時代になり、詩人パステルナーク氏の映像も、ソルジェニーツィンのハーバード大学での講演の音声も、希な記録ではあるが、ネットで、簡単に聞くことができる。もちろん、モーリス・ジャールの音楽による、デイビッド・リーンが映画化した、パステルナーク原作の、ドクトルジバゴの予告編もある。

それにしても、欧米の拝金の市場原理主義は、もはや、中国の人権抑圧を批判することもなく、去年のウィグル虐殺、チベット弾圧でも黙認するようになった。日本でも北京政府の走狗になって媚びをうるような政治状況が横行しているが、実は、世界的には、日本が果たすべき八紘為宇の宣明に寄せられる期待は切実である。

九月末から、10月初めにかけて、東京で国際ペンの大会が開かれ、初めて日本人の役員・事務局長が誕生したのも一例ではないだろうか。国際ペンクラブの会長は、当方ブログが、ささやかながら、従前から紹介してきた、ジョン・ラルストン・サウル氏である。グローバリズムの崩壊の著者のカナダ人である。当方ブログの読者の皆様、もう一度、サウル氏の発言ぶりにご注目頂きたい。

さて、日中間の対立と紛争が喧伝されているが、大義名分は日本側にある。歴然としている。石油天然資源のものほしさに、急に領有権を主張し始めて、ウィグルやチベットと同じように自分のものと主張する中国共産党の野蛮が、ノーベル平和賞受賞者の投獄という事例を露呈させて、決定的にしている。考えようによっては、無実の政治家や官僚を投獄しようとして、物語の制作者と化して冤罪を積み重ねた日本の検察の横暴や裁判所の劣化も、市場原理主義に毒されて人権意識を低下させ、日本の中国化・共産化のもくろみが実施されていることの徴表なのだろうか。

日本は、尖閣領海侵犯事件のビデオを公開すべきである。大韓航空機の樺太上空での撃墜?事件でも、傍受音声記録を公開して、旧ソ連の犯行を認めさせたのではないのか。事実ほど雄弁なものはない。傍受記録の公開に踏み切った当時の後藤田官房長官よ、いでよ。中国国内の牢獄につながれた中国人や、ウィグル、チベット、モンゴル、朝鮮、満州人などの人権を守るために、日本からの支援がこれほど痛切に期待されている時代は無い。心ある中国人は、日本人の決然とした発言と行動を、無明の闇の中で祈るように期待している。

ノーベル委員会の決定の絶妙のタイミングを見ながら、その思惑を考えてもなお、人間をアトム化しないで、その絆(きずな)を大切にしていく日本のありように世界の諸民族の理解と期待とが高まっているとの、鼓動を感じない訳にはいかない。上海の万博なども、日本館の人気が一番高いようであるが、そろそろ撤収を始めるべきではないだろうか。中国の人権抑圧に加担してはならない。動物農場と化した大陸中国の開放の日は、ロシアにおけるノーベル賞の闘いの日々の歴史をみれば、案外と近いのかも知れない。朝のない夜はない。必ず夜は明ける。

ひとり、中国官権に逮捕されているフジタの社員を即刻解放せよ。

Release the Japanese captive in China immediately. Human rights should fully be respected.

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