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The Statue of Liberty

10月28日は、いわば自由の女神の誕生日だ。

ニューヨークの港にある自由の女神の像は、米国の独立百年を記念して、その110年後に友好の印としてフランスが寄贈したものである。1886年10月28日に除幕式が行われているから、124年にならんとしている。脚の下には、断ち切った鎖、左手には独立宣言書、右手にはたいまつを掲げている。Liberty Enlightening the World (世界を照らす自由)というのが、この像の正式名称だ。高らかに希望の光を掲げている。

米国は世界一の超大国となった。冷戦が終わって突出した超大国となったから、米国単独で国際的な行動ができる。国際連合などいらないなどと、国際法学者の中にも、米国の一国行動論がもてはやされたことがある。その学者が、著名な国際関係の雑誌に寄稿して、滔々と米国優位の自説を臆面も無く展開したときに、一人のフランス人の女性の卒業生が、手を挙げて、自由の女神像は誰が寄付したか知っているのかと質問した。座は一瞬にしてしらけたが、その深い意味合いを参加者は汲み取った。その年の秋のことであったと思う、世界貿易センターなどのテロ攻撃があったのは。外交官養成の米国の大学院大学の同窓会が主催したシンポジウムにおける、突発のひとこまであった。

隣の中国では、モンゴル、チベット、ウィグルなど、民族弾圧が続いている。反日暴動で、国内の格差問題や、共産党の腐敗と失政に対する批判を日本にむけてそらすことをして、しかも、日本側の菅政権が対処を誤るだけではなく怠ると言う失態が続いている。(漁船衝突の日本側映像を全面公開すべきである。)

全ての抑圧や弾圧から解放された自由を高らかに掲げていた国が米国であったが、もはや、人権を高らか擁護することを忘れて、市場原理主義の拝金の利権に傾く傾向を見せるようになった。そのせいだろうか、日本には、近年続々と抑圧や弾圧から解放を求める世界の人士が集まるようになってきている。八紘為宇の思想が連綿として日本に息づいているからである。

1984年には、ニューヨークの自由の女神は世界遺産に登録されたらしいが、自由の価値は、まだ過去の遺物という意味での遺産ではない。日本は、アジアで、タイと並んで、帝国主義の列強の圧力の中で、独立を保ち抜いた国である。太平洋戦争の謀略には負けたが、大東亜戦争を戦い抜いたことは間違いないし、アジアの各国が見事に独立を果たした原動力となったことも間違いない。

自由の女神の像が建立された日付が、10月28日という符合するだけの話題であるが、高らかに今一度自由と言う価値の希望の光を世界に投げかける使命が、市場原理主義が世界的に破綻する中で、日本人と国家が発揮する機会として増えていることを確認する日になればと思う。

http://www.earthcam.com/usa/newyork/statueofliberty/

東京の埋め立て地のお台場にも、自由の女神の模造品があるというし、ふるさと創生で建てた像が、青森県にもあるらしい。中国からの観光客の観光コースとしておすすめしたい。

ちなみに、イラク開戦で、フランスが反対したが、日本の小泉内閣が大賛成したことが記憶に新しいし、日本の外務大臣がフランスを非難した。今となっては全くの的外れな外交言辞として、歴史的な恥としてどこかで是正されるべき発言記録が残っている。「日本の小泉純一郎首相は記者会見で、「アメリカの武力行使を理解し、支持いたします」と表明した。後に明らかになったことだが、小泉の同声明は外務省の事務方が用意した文書よりも踏み込んだ内容になっている。文書では「理解する」との表現が盛り込まれていたが、開戦の際の記者会見では小泉は「支持」という踏み込んだ文言を用いた。日本は単に支持するだけでなく、開戦前から米国に賛同するよう安保理理事国に働きかけていた。また、開戦直前の3月19日、衆議院外務委員会で川口順子外相「フランスは甘えている」とアメリカに従わなかったフランスを批判した。」日本政府は、当時の外務大臣発言をフランスに謝って撤回済みにしてあるだろうか。表沙汰にならないうちに、歴史の展開を見据えてしっかりと手順を踏んでおくことがが外交の秘訣であるが。

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