構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

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2010年11月

Submarine Cable Connecting Daito islands

沖縄本島と南大東島とを結ぶ光海底ケーブルの陸揚げ部分の工事が始まり、来年の春には完工する予定である。南大東島は、沖縄の東方360キロの2000メートルの深海から屹立する、珊瑚環礁の島だ。サトウキビの大農法が行われている。隣の北大東島は、無線の回線で結ぶが、光ケーブルが、開通することは、南の島から、大容量の情報発信が簡単になることである。もともと、気象の調査の拠点であったが、衛星通信に依存する欠点が克服されることになる。

大東島の住民は、東京のテレビを見ているが、実は、東京都が負担金を払って、小笠原に向けて放送される衛星の番組を傍受して、南大東で中継放送していたのが実情だ。元々、大東島は、八丈島から移住した方々が、祖先であるから、特段の文化の問題にはならないのかも知れないが、沖縄県に所属しているから、沖縄のテレビが配信されるのが順当であるが、異なるやり方を採っていた。

地方に、島々に、大容量の通信が整備されるのは、結構なことであり、この島国日本の津々浦々が、住みやすくなって、一君万民の日本としてさらに豊になる契機を見つけ出すことは大切である。共同体を接続することが国力である。小泉・竹中政治のように、地域社会や、町や村の伝統文化を破壊することが政治ではない。むしろ、伝統と文化が、地方から中央に伝わるようにすることが大切だ。海底ケーブルの完工を心待ちにしたい。南大東島から、さらに南に延長して、太平洋の島々と日本とを接続して連携する戦略があればと思う。旧南洋群島などとは、むしろ直ちに接続をして、島々を情報発信の基地に点火することが出来る。大陸国家の太平洋進出が囁かれる中で、具体的な対抗策として日本が手がけても歓島嶼国からは歓迎されるのではないだろうか。

イギリスは、海底ケーブルを敷設して、帝国の基盤とした。

It is not a Commerce Control Office

西郷南州遺訓の第33は、商法支配所と題している。

原文は、「談国事におよびし時、慨然として申されけるは「国の凌辱せらるるに当たりては、たとい国を以て斃るるとも正道を践み義をつくすは、政府の本務なり。然るに、平日金穀理財の事を議するを聞けば、いかなる英雄かと見ゆれども、血の出る事に臨めば頭を一処に集め、ただ目前の苟安を謀るのみ。戦いの一字を恐れ、政府の本務を墜としなば、商法支配所と申すものにて、更に政府にあらざるなり。」

西郷は戦争好きではない。蛤御門の変の時に、足に銃弾を受け、戦争はこりごりだと書いている。戦争好きになるような単純な武将ではない。戦争は外交が失敗したときに起きる。西郷は、戦場に望む覚悟で、外国と交渉をしている。傲岸獰猛という言葉が当てはまる外国人が、日本に駐留して暗躍している。今もおなじであるが、大西郷は、パークス公使とも渡り合って一歩も引いていない。説得に次ぐ説得である。アーネストサトウを立腹させて英国を仏国と切り離す芸当もしている。「外国から援兵を借りたら、自ら水門を開いて洪水を招き入れるようなものだ」からである。「弱小国と見れば兵力を用いて侵略する西洋は野蛮じゃ」とも述べている。商法支配所というと、耳の痛い人は今でも多いとは思う。経済だけで、政府と国家は成立しない。財界とか商工会議所とか、労働組合とか、○○団体とかが、政府と政党を左右してはならないが、経済財政諮問会議の委員で商社の社長や、はては部長が各国大使になったことなどを見ても既に、滅びの兆候ではないだろうか。国難である。

安易に外国から援兵など借りてはならない。もうグァムに移転する計画であるのに、援兵を期待して、あらたに基地を建設してまで、借りることが、いかに危険な事か。日本と沖縄とを分断して、反目させて、漁夫の利を得ようとする動きになるのではないだろうか。

Okinawa will prevail

今日投開票される沖縄県知事選挙は、極めて重要な意味を持つことになる。沖縄の県知事選挙は、沖縄に取ってだけではなく、日本全体の命運にとって及ぼす影響があることは、少女暴行事件の後の県知事選挙からとみにはっきりすることになったが、冷戦が終わり、中国が世界経済の大国として台頭するに至り、米国や日本自体の政治・経済構造が拝金の市場原理主義の中で変質して、従来とは様相が異なってきて、いよいよ重要な意味をもつことになった。

その重要性は、東京から距離があるために、なかなか報道もされず、他の一県の知事選挙のように取り扱う向きもあるが、それは意図的な話で、選挙戦自体は、東京の広告会社が深く関与してきたように、日本全体の安全保障体制、あるいは、大袈裟に言うとグローバルな東アジアを巻き込むような動きのなかで、沖縄の軍事力から裨益する韓国や、オーストラリア、フィリピン、反面沖縄に軍事力が維持されることで国内の闘争を抑止するとの見方を持つ北京の勢力や、北朝鮮のシンパや、隣の台湾の力もそれぞれに入ってきて、複雑な様相を呈することになる。勿論、民主主義であるから、意思決定は沖縄県民が行うことである。その点は国是の民主主義に関わることであるから、米軍当局も表だって反対することは出来ない。

さて、今回の選挙の争点は、普天間飛行場の辺野古移転の是非も、一つであるが、それ以上に、65年も経って、ありとあらゆる米軍の軍事施設があって、戦争後の占領時代が続いていることを解消するかどうかが、選挙の争点である。日本の独立をどうするか、対米従属をどう克服するかの問題が選挙の争点である。イタリアにおける米軍基地問題とも共通している可能性があることを、当方ブログはどこかで指摘しておいた記憶があるが、東西対決のような反米の問題ではない。北京は、琉球の領有権を主張しているが、世界で全く通用しない中華思想の発露であり、事大主義と拡張主義を露呈しているが、沖縄が受け入れるような偏狭な素地は見当たらない。

鳩山政権は、そうした過剰負担を軽減しようと試みたが、腰砕けとなり、政権を放棄した。その後継政権は、努力することもなく、押しつけを前提として沖縄の問題に対処しようとしたから、反発をかって、沖縄では民主党の候補者はいなくなってしまった。県知事選挙には、現職の仲井真氏と、前宜野湾市長の伊波氏が候補者に名前を連ねている。

もはや、保守対革新などと言う陳腐な争点ではない。日米安保条約を維持したままで、基地をどう維持するかという考え方と、米国の戦略上グァムに移転してその代替えの基地を沖縄に置く必要がないとする考え方の対立である。いずれも反米と言うわけではない。実際にも、普天間飛行場の県内移設は事実上困難となったことが、本土に成立した民主党政権は、候補者すら出せない状況であるから明らかになっている。そもそも、県知事選挙が民意の発露ではなく、圧力をかけさせすればどうにでもなるなどとの安易な考え方はもはや通用しないのである。ほとんど気づかれてこないことであるが、テニアンから代替の意見が出されたが、テニアンの名前を聞くだけで、そこから、原子爆弾を搭載した米国の爆撃機が出撃したことを思い出すべきである。太平洋の島々の地位の支配の推移についても問題を掘り起こしてしまった。

元防衛次官の守屋氏は、その回想録において、経済振興と見返りにして沖縄の基地問題を動かしてきた勢力があることを明らかにしたが、今回の選挙では、そうした勢力の動きも影響力が極小化している。尖閣諸島の近辺で、中国が領有権の問題やレアアースの資源に直結するような示威活動を行ったが、却って、沖縄では、独自の安全保障観を強めることになったようである。米国は、実効支配の現状維持を図るだけで、竹島と北方領土については、日本の主張に加わることはなかった。

「沖縄の民意は県外移設を求める声である。しかも強固である。現行案を掲げる候補者は立候補すら出来ない。海兵隊は山梨と山口県から沖縄に56年に来ている。普天間の管理が空軍から移管されたのが60年。抑止力の問題ではなく、米軍の中の統治の問題である。中国の尖閣における横暴を何ら抑止していない、日本全体の安保の視点が欠落して、「沖縄は大変ですね」と矮小化している、保守が経済の豊かさを実感できなくなっている、民主党政権の沖縄に対する同胞意識の欠落がある」と、沖縄の保守の若手政治家である國場幸之助氏は指摘している。

仲井真氏の主張が、日本にはない易姓革命思想の沖縄独立論に近づき、伊波氏の主張が日本ナショナリズムに近づいているような感があるのは、不思議な今までにない沖縄の政治感覚であるが、沖縄の降り積むような政治権力の構造を考えると、これまた不思議な話ではないのかも知れない。

沖縄は、日本の故郷である。日本国家の精髄が沖縄に残っている。その故郷に政治的な変革・脱皮があり、自らを決することになれば、必ずや、その影響は直ちに黒潮の海を渡り日本の列島の沿岸に及ぶ。

米国は、20世紀から、帝国としての拡張をつづけている。フィリピンを領有して、なお西漸を続けているかのようである。韓米の共同軍事演習が今日から展開するという。朝鮮半島を不安定化させるのは、日本の国益ではない。旧宗主国としての日本の覚醒が迫られているような事態である。手をこまねいてはならない。軍事的な緊張に立ちすくんではならない。

しかし、今日は日本の自立・自尊が始まる日になるように思えてならないが、読者の皆様は如何だろうか。数日前に、憂国忌があったが、三島由紀夫の檄文が耳の奥に鳴り響くような感がする日である。「沖縄返還とは何か? 本土の防衛責任とは何か? アメリカは真の日本の自主的軍隊が日本の国土を守ることを喜ばないのは自明である。あと二年の内に自主性を回復せねば、左派のいう如く、自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終るであらう。」沖縄返還の年からも38年の月日が流れている。

「明治の日本が琉球王国を強引に併合しようと企てた理由は、近代国家としての「国防」のためであり、企てた人は、内務卿大久保利通、併合の実務に当たったのは、内務大丞(大臣から三番目)・松田道之である。松田が東京から琉球へ出張したときの肩書きは琉球処分官・琉球王国との交渉の基本は「琉球は日本民族である」だから「清国との交流を断て」であった。読んでもらえば判るが、松田の現地での努力は涙ぐましいものである」「今日の日本国総理は、(鳩山さんをふくめて)松田道之ほどの悩みすらもっていないように見える。そこまで交渉の難儀をすることを避けて、背後にアメリカという守護霊を負って、時間の効用を信じ、果報を待っている気配だ」「しかし理解するべきだ。沖縄県民の今の嘆きは、琉球処分の頃のそれとは比べものにならないくらいに深刻である。あの頃の嘆きは帰属問題だけであったが、今日のそれは生命の危機、保全を懸けた選択である。琉球処分に発する差別の伝統に、沖縄県民が露骨に反発しているのは、それこそ前代未聞で、沖縄のの民衆は確実に成長している」「「小説琉球処分」の末尾で、主人公の青年がつぶやく。「しょせん歴史を変えることは出来ない、といま言ってはいけないのだ」一遍の小見出しの一つに死なない覚悟」ともある。どれも、今日の沖縄で発しられてもおかしくない言葉である」と、「小説琉球処分」の著者の大城立裕氏が「いまさらの琉球処分」という皮肉な題をつけて、コラム(週刊金曜日11月12日号)を書いておられる。(今では大城立裕氏が、上海の東亜同文書院の出身で沖縄におられることが貴重で大切なことであると思う。)

40th Anniversary of the Manifesto

三島由紀夫の自決から40年が経った。九段会館で、25日憂国忌があった。Cimg0175

三島の檄文がネットに掲載されている。http://www.geocities.jp/kyoketu/61052.html

http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001011250004

熊本の神風連の乱との関連も指摘されている。

Super Bullet Train

JR東海の葛西会長の会見が外国特派員協会で、24日昼に開催された。2027年に開業を目指す、リニアモーターによる中央高速新幹線は、25年ないし30年で5兆1000億円の投資を回収できるとした。しかも初年度から黒字で有り、毎年、2500億円から3千億のキャッシュフローが生じて返済に回せるとした。しかも、これまでの東海道新幹線では、ひかり号の増発が可能となることから、浜松など、中間の都市の利便性が高まるとの見通しを示した。また、東京屋名古屋を含めて大深度の地下を走ることで、土地代を軽減することとして、しかも、8割5分方が、トンネルを通過することになるとの見方を示した。

また、、中国にリニアモーターの技術を移転することはないとの見方を明言した。 「われわれのプライオリティーは米国でリニアを販売することであり、中国で販売する計画は今のところ全くない」と述べている。米国の高速鉄道計画のうち、ボストン─ワシントン間などの北東回廊で適しているとみているとの見方を述べた上で、米国において完成が早くなっても良いとの見方を示した。

更に、日本のリニアモーターの技術は、超電導技術を基本として技術を確立したとしており、上海の空港で中国が、ドイツのシーメンスから導入したリニアモーターの技術は、古い技術の常電導の技術であり、ドイツでも採用されなかった技術であると指摘して、中国に対する技術移転の件については、靖国問題とは関係が無く、また関心もないことを披瀝した。さらに、外国の車両メーカーとは異なり、システム全体の運用などを含めての技術を米国に提供することを考えていると述べていた。日本の企業は、日本車輌がイリノイ州に工場を持っており、その他の企業も米国での生産と雇用についても前向きに検討することを言及した。

Mr Yoshiyuki Kasai, chairman of the Central Japan Railway Company(Jr Tokai)  said it is possible to recoup the cost of constructing a 360 kilometえr magnetic levitation train line between Tokyo and Nagoya and further to Osaka within 25 or 30 years and with the scheme of combining operation with the existing Tokaido bullet train system, it can start the first year with black ink or profit of 250 to 300 billion yen to return the initial investment annually.

To open in 2027 at a cost of 5.1 trillion yen ($61.4 billion), the maglev rail link dan be funded from the company's internal  cashflow, and commented "We will have about 250 billion to 300 billion of (annual) cashflow considering 3 to 4 percent of depreciation of capital investment"

Mr Kasai also disclosed that the company as a part of a Japanese consortium, is promoting the technology for a proposed route on the the U.S. east coast connecting Washington and Boston, and further commented as an answer to a question by a reporter that the company is not interested at all in offering the technology to China, and he said "Our priority is to promote the maglev in the U.S. We have absolutely no plans now to promote the train in China"

Floating on powerful superconducting magnets 8 centimetres above its track, the linear motor train can travel at speeds of up to 581 km per hour (361 miles per hour), which will allow it to cut the travel time between Japan's capital and Nagoya in central Japan to 40 minutes, and the technology is now established and the linear motor car connecting the Shanghai city and airport constructed by a German company is now old technology now discarded even in Germany and planned Japanese maglev train is established on a different concept and system.

He further commented that the earlier possible completion in the US is not a hindrance for Japan and it is ready to promopte the production in the US for the increased jobs. In Japan to reduce the cost, more than 85% will be more than  40 meters deep underground or thuru Japan Alps tunnel routings, but it may not be necessary in case of the consruction in the US,

Japan's Independence

植草一秀氏の新著、「日本の独立ー主権者国民と「米・官・業・政・電」利権複合体の死闘-」(飛鳥新社)が、いよいよ、書店の店頭に並ぶ。ネットの書店でも販売が始まっている。目次のひとつに、平成の黒い霧という章立てがあり、新生銀行上場認可、りそな銀行の乗っ取り、郵政米営化・郵政私物化、かんぽの宿不正払い下げ未遂事件、日本振興銀行設立の闇という小節が並ぶ。本の帯には、国家の罠に嵌められた著名政治経済学者が迷走日本政治を一刀両断する渾身長編書き下ろし、とある。全体を512ページに圧縮して、税込みで1800円である。「日本政治刷新の課題とその解決策を、歴史的な考察を交えて一冊にまとめあげ」たとの著者の思いに当方ブログも賛同する。読者諸賢の皆様のご高読を勧める。Photo

左の参考図書館にリンクを貼ったが、アマゾンでの販売開始は、20日となっていた。

All the Senkaku video should be disclosed

尖閣ビデオの全映像を公開せよ

中国漁船による犯罪行為は明らかだ

現行犯逮捕には捜査令状はいらない。尖閣諸島の領海内で、中国漁船が日本巡視船の「よなくに」と「みずき」に体当たりするビデオ映像は、素人が見ても現行犯逮捕できる犯罪であることが明らかだ。

それにも関わらず、漁船と船員を返し、裁判もしないで船長を放免する行為は、法治国家の呈をなしていない恥ずべきものである。巡視船後部への最初の衝突は、捕鯨暴力集団のシーシェパードが日本捕鯨調査船へ体当たりしたのと全く同じ構図だ。小型船舶免許の試験に出るような基本的な海上交通法規に違反している。二度目は、急に左に旋回する舵を切って巡視船の右舷後部に体当たりしている。当初報道されたような単なる接触ではなかった。

中国漁船の二度の「体当たり」のため、海上保安庁は船長を「漁船を故意に巡視船にぶつけた」として、巡視船により漁船を挟み込む形で停船させた。そして、海上保安官が漁船に乗り込んで検査して、妨害した船長を公務執行妨害の疑いで逮捕した。

船長を乗せた巡視船は、9月8日朝に石垣島に着いて、中国人船長を漁業法違反(立ち入り検査忌避)の疑いでも取り調べる方針だった。ところが、北京の外交部が大騒ぎして、日本の「違法行為」をやめろとか、厳しい姿勢をとるだとかの恫喝を加えた。これに屈服して、政府は船長を釈放した。

洋の東西を問わず、海上の交通法規は国際法規に定められているから、身勝手な中国船といえども守らなければならない。日本が早くこのビデオ映像を公開しておれば、北京も誤った判断をせずに、漁船側の暴力行為を認めて、穏便に対処せられたいと嘆願書でも出したかも知れない。共産党の後継者問題が議論されている大会の最中の内輪もめからか、鄧小平の棚上げ論の都合の良い戒めも守らずに、覇権拡張主義を公言する稚拙な外交で、彼らは自らメンツを失った。

政府は全てのビデオを公開せよ

最大の問題点は、迅速に対応しなかったため結果的に深夜の呼び出しとなった日本大使にではなく、民主党政権が迅速に情報公開を行わずに、全体主義国家の要求に屈した挙げ句、船長の釈放を検察の責任にし、姑息にも一部の国会議員だけで6分間の編集映像を観賞するという愚行を犯したことにある。

船長は酒に酔っていたとの話もある。石原東京都知事と沖縄在住の惠隆之介氏は、銛で保安官を突こうとしたとの話も聞いている、と述べていた。公務執行妨害の疑いの最たるものではないのか。海上保安庁は今までのように、ビデオを即刻、一切合切公開せよ。日本は、写真や映像を修正するような全体主義国家ではないはずだ。

ビデオを公開せずに取引材料にでも使うのかとの観測もあったが、見事に裏切られた。尖閣ビデオをYou Tubeに投稿した義挙は、犯罪が行われたという事実を、時の政府が外交を口実にして隠匿する行為に出たことに義憤を覚えたからである。上司を含め行政組織に違法行為があれば、それを諫めすることもまた国家公務員の崇高な義務であるから、法の支配を貫徹するために、犯罪行為のなされている映像を、一身を賭して公開したと考えてよい。政府の決定に抗して辞職する政治家が一人もいないのだから、なおさらである。

民主主義の根幹である適正な手続きが確保できない状況下で、広く国境を越えて見えるYou Tubeを使って公開したことにより、日本の海上警察行動が慎重かつ適法に行われていることが世界中に伝わり、支持を得ることになった。中国国内では、You Tubeの映像を一般的には見ることが出来ないが、英語版が在外邦人の手によって作成され迅速に配布された。それは外交当局の宣伝活動ではない。海上保安官の勇気と、海上保安庁を支持・激励する意見が、内外から海上保安当局に寄せられている。

国軍なくして防衛なし

自民党政権時代に、清津に逃げ込んだ北朝鮮の不審船に対して、運輸大臣が追跡中止命令を出して取り逃がし、世界の失笑をかった事件があった。ロンドンの新聞などからは、「日本は海賊船を取り逃がした」と揶揄された。

巡視船に発砲命令を出して不審船が自沈した事件では、海上保安庁は迅速に映像を公開した。中国の経済水域内に沈んだ不審船を果敢に引き上げ、映像をどんどん公開し、機先を制した。これにより、北朝鮮の国家による犯罪が天下に明らかになり、中国も異論を差し挟めず、海上保安庁は日本の名誉を回復させた。不審船を東京の船の博物館で展示したことも記憶に新しい。後藤田官房長官は自衛隊の傍受した音声記録を国連の安保理事会で公開し、国際社会に貢献する果断な外交をした。

 外国に国防を依存することが愚かで役に立たないことが立て続けに明らかになった。三島由紀夫の憂国が現実となるのに四十年もかかったが、日中関係を壊され、日露関係を失い、そして日米同盟が形骸化した現下の情勢は、秋霜烈日ではあるが、自立・自尊の日本とその覚醒をもたらす、天佑の契機としたい。

Postal Crime-- Dumping Sale

朝日新聞の報道である。11月21日の早朝に電子版に掲載している。

http://www.asahi.com/national/update/1120/TKY201011200323.html

刑事告発されているかんぽの宿の売却であるが、一体どう処理されているのであろうか。忘れた頃に、思い出したように、記事が出た。そんなことは、関係者は知っている手口の不正である。マスコミは、ようやく気がついたのだろうか、あるいは、罪滅ぼしに書いているのだろうか。しかし、それでも、かんぽの宿の売却問題の不正は、郵政民営化という国益を失するような陰謀と破壊の氷山の一角であることを書こうとはしないし、その不正の全体像を追求しようともしない。しかし、それでも天網恢々疎にして漏らさず、という、摂理があることを時折思い出して勇気をふるうことが大切である。郵政民営化の闇を捜査せよ。おそらく歴史上最大の疑獄事件・経済犯罪となる可能性がある。

「日本郵政グループが宿泊施設「かんぽの宿」を安く売ろうとした問題で、2007年の不動産鑑定評価が国の基準に違反していた可能性が出てきた。基準では経営改善の努力をした想定で評価しなければならないのに、安く売るために「赤字」と断定し、積算した価格から最大95%も減額していた。国土交通省は担当した不動産鑑定士20人以上から近く事情を聴く方針だ。

 かんぽの宿は05年に民間売却が決まった後、07年の不動産鑑定評価で突然、評価額が前年のほぼ3分の1の計約98億円に下がった。これは、評価額を出す際、土地・建物の価格を示す「積算価格」から大幅に減額したためだ。

 07年の鑑定評価書では、鑑定した3社のうち、38施設を担当した東京の不動産鑑定会社が24施設を積算価格から80~95%も減額していた。関係者によると、07年8月に当時の日本郵政公社から「経営改善を見込む必要はない」「この価格では受け入れられない」と指摘され、一部を80~95%減額した。だが、さらに公社から「億を超える施設は売れない」「もう少し厳しくみてほしい」と言われ、減額の施設を増やしたという。

 この鑑定会社は前年の決算などから23施設を「赤字」、1施設を「低採算」と判定。売れにくいとして減額率を高くした。同社の関係者は「郵政の条件はおかしいと思ったが、契約先なので断れなかった」と、事実上減額を指示されたと受け止めたという。

 国交省の不動産鑑定評価基準では、評価額は「対象不動産の最有効使用を前提とした価値判断」などで決めるとされている。会計検査院の今年3月の報告では、かんぽの宿は客室稼働率が民間旅館の平均を10ポイントほど上回る約70%あり、高い人件費などを削れば、黒字になる可能性を示している。鑑定士でもある立教大の久恒新(ひさつね・あらた)教授は「かんぽの宿は人件費も物件費も高く、改善の余地が大きい。現状が赤字だからと言って、単純に赤字と見なすのは鑑定評価ではない」と指摘する。

 総務省は「(公社の指摘は)値下げの圧力で、不自然に価格が落ちた。売りやすくすることをねらった可能性がある」と問題視している。日本郵政グループは朝日新聞の取材に対して「鑑定士が公正に判断した」と文書で回答し、引き下げを指示したとは認めていない。同グループは不動産評価を見直しているが、結果は公表していない。(松浦新、座小田英史)」

共同通信が追いかけの報道をしている。http://www.47news.jp/news/2010/11/post_20101121204600.html

かんぽの宿、鑑定に疑い 国交省、調査に着手

 日本郵政が全国にある宿泊・保養施設「かんぽの宿」の一括売却を図った問題で、2007年の不動産鑑定評価について、国土交通省が「国の基準に違反していた疑いがある」として調査を開始したことが21日、分かった。前年の鑑定から評価額が大幅に下がっており、日本郵政がオリックスグループへの売却を急いだこととの関連が指摘されていた。同省は鑑定を担当した20人以上の不動産鑑定士から話を聞き、評価の根拠などを確認する方針だ。

 関係者の話などによると、民営化前の日本郵政公社が鑑定業者3社に依頼したかんぽの宿など計約70施設の不動産鑑定評価は、06年度が300億7千万円だったが、07年度は約3分の1の97億6千万円に下がった。同様の土地や建物を調達する際、どの程度のコストが掛かるかを見積もった「積算価格」から約95%減額された物件もあったという。

 最終的な評価額は、積算価格のほか、物件がどの程度の収益を生むかや市場分析などを考慮し、総合的に決定することとされている。国交省の基準は「不動産の効用が最高度に発揮される使用」を前提とした評価を義務付けている。」

以下の写真入りの記事は朝日新聞の報道である。ご参考まで。

:白山のふもとにたたずむ「かんぽの郷 白山尾口」。積算価格から95%減額され、6194万円と評価された=10日、石川県白山市白山のふもとにたたずむ「かんぽの郷 白山尾口」。積算価格から95%減額され、6194万円と評価された=10日、石川県白山市

写真:三河湾が眺望できる「かんぽの宿三ケ根」。10月半ばの週末は満室で、駐車場もいっぱいだった。2007年の鑑定評価では634万円と評価された=10月22日、愛知県幡豆町、松浦写す三河湾が眺望できる「かんぽの宿三ケ根」。10月半ばの週末は満室で、駐車場もいっぱいだった。2007年の鑑定評価では634万円と評価された=10月22日、愛知県幡豆町、松浦写す

写真:海を見下ろす小高い丘の上にある「かんぽの宿鳥羽」。2007年の鑑定評価では最も減額され、1673万円になった=10月22日、三重県鳥羽市、松浦写す海を見下ろす小高い丘の上にある「かんぽの宿鳥羽」。2007年の鑑定評価では最も減額され、1673万円になった=10月22日、三重県鳥羽市、松浦写す

表:  拡大  

Conversation in crisis 5

Conversation in crisis 4

Conversation in crisis 3

Conversation in Crisis 2

A Conversation in crisis

興味深い内容である。ご参考まで。

Six Commandments

先輩から頂戴したはがきに六然訓の話が書いてあった。お説教くさい話であるが、秋の暮れの寒さが感じられる朝に、感じるものがあったので、書きとめておくことにした。漢字は、コンピュータが不得意の字が多いので、後で書き足すことにする。ご参考まで。

「六然訓とは、中国・明代の人崔銑の著「聴松堂語鏡」にある、場合場合の心のありようを諭した六つの言葉だ。彼が非道な役人に投獄された際、その役人を諭した語という。日本では良寛和尚や勝海舟が座右の銘としたと伝えられる。

一、自処超然 自身に関しては何事にも捉われることなく身を処す

一、○○○○ 人に対しては春風の如く心地よく対する

一、有事斬然 ことあるときには決然と行動をおこす

一、無事澄然 何事もないときには、澄み切った水のように落ち着き払っている

一、得意○○ 得意の時も淡々としている

一、失意泰然 不遇の際にも自若としている

 人間、かくありたいものである」

Four decades has passed

知識人の任務は、そのデラシネ性を払拭して日本にとってもっとも本質的最も根本的な「大義」が何か問いつめていればよいのである。(中略)・・・・権力も反権力も見失っている、日本にとってもっとも大切なものを凝視していればよいのである。暗夜に一点の蝋燭の火を見詰めていればよいのである。 「新知識人論」より。

三島由紀夫研究会のサイトに引用されている。今年の追悼会は、次の通り、東京の九段会館で挙行される。

没後40年 三島由紀夫氏追悼会「憂国忌」。

と き 平成22年(2010年)11月25日(木曜日) 午後5時(4時半開場)

ところ 九段下「九段会館」大ホール

  • 第一部 鎮魂祭 (祭主 松本徹 三島文学館館長)
    乃木神社宮司による神道儀式(およそ50分)
  • 第二部 パネルディスカッション(18:15頃から)
    「あれから40年。日本はどこまで堕落するのか」
    井尻千男、遠藤浩一、桶谷秀昭、西尾幹二(司会 宮崎正弘)

会場分担金 おひとり1,000円(記念冊子を差し上げます)
また秋頃の『正論』、『WILL』、『月刊日本』などに広告が入る予定。と、ある。

Nobel Peace Prize

まず、ノーベル平和賞についての理解を深めたい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E5%B9%B3%E5%92%8C%E8%B3%9E

「1935年に受賞したカール・フォン・オシエツキーは、受賞時にはドイツの政権を奪取していた国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)のゲシュタポの手により強制収容所送りにされていた。彼に対する平和賞をナチズム批判の明確な意図があるとして、ヒトラー政権はその後ドイツ人がノーベル賞を受け取ることを禁止した。」獄中に与えられた例は、オシエツキー、アウンサンスーチー女史の例を入れて三例である。旧ソ連時代のサハロフ博士は、軟禁に近い制限された状態にあった。物理学賞2名、文学賞1名の中国人が受賞した例があるが、いずれも、中国国籍を離脱している。

劉暁波氏の経歴は、

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%89%E6%9A%81%E6%B3%A2

http://en.wikipedia.org/wiki/Liu_Xiaobo

英文の解説もある。

http://en.wikipedia.org/wiki/2010_Nobel_Peace_Prize

10月7日に、ノルウェーのテレビ局は、劉暁波氏が、ノーベル平和賞の候補者となっていることを報道した。候補の数が最も多い数となっており、237件の候補者となっており、そのうち38件は個人ではなく団体であると、ノーベル委員会は発表している。ノーベル平和賞に劉氏を推薦したのは、国際ペンクラブである。当ブログが紹介したように、国際ペンクラブの会長は、グロバリズムの崩壊を書いた、カナダ人のジョン・ラルストン・ソール氏である。つい、先月にも、来日していた。

一月18日には、チェコのハベル元大統領、ダライ・ラマ、アンドレ・グラックスマン、ヴァルタン・グレゴリアン氏などが、劉氏を推薦する手紙を提出した。一方では、14人の中国の体制批判をする活動家からは、劉氏の姿勢は、精神運動としての法輪行を放棄しており、また、中国の政治指導者に対する劉氏の発言は生ぬるいとして、批判する意見も寄せられた。もちろんのこと、中国外務省は、ノーベル委員会に対して警告を出した。フランス通信の報道では、六月にオスロの中国大使館で行われた会合において、中国の外務副大臣のfu yingから、劉氏に平和賞をあたえないようにとの警告が、ノーベル委員会のルンデシュタット事務局長に対して行われたと報道した。ノーベル委員会は、中国の反対に影響を受けないとの声明を発表した。平和賞の発表直前に行われた、劉暁波氏の夫人との電話では、警察が劉氏の自宅に入っており、電話に応対することが出来ないと語った。10月8日に、オスロで発表されたが、選考過程の早い時期で受賞が有力視されたと、委員長が述べている。

2009年の12月25日から、投獄されている劉氏本人に、受賞の知らせが届いたかどうか不明であったが、夫人が監獄に連れて行かれると述べたという。午後二時頃には、劉氏のアパートの近辺に友人や支持者の他に、ジャーナリストが100人程度集まったが、警察によって追い払われたという。当日の中国のテレビは、劉氏の名前すら報道しなかった。中国共産党の宣伝通信社である新華社が、文学賞のことだけを報道したので、それに他のメディアは追随した。インターネットのsina.comや NetEaseも、ノーベル賞に関する記事を削除した。

ネットの検索では、劉暁波や、ノーベル平和賞が、検索できないようになった。キーワードとして仕えなくなった。国務院の情報局の命令があり、他のメディアに対しては、中央宣伝部からのノーベル平和賞受賞のニュースを流さないようにとの命令が行われたという。中には、ノーベル賞を批判する形式を酉ながらノーベル賞の中身に触れるニュースも、小さい扱いながら見られたが、それすらも、発禁となった。海外のBBCや、CNN等は直ちに、信号が切断され、画面がくろくなった。広東省では、香港からのテレビの中継が映らないように、六時のニュースの八分間が観られないようになった。

その後の一週間の間に、中国は、政治宣伝として反撃の体制をとり、17日からは、新華社を先頭にして、ノーベル賞攻撃を開始した。中国共産党が人権問題の改善に努力していると報道したことはもとより、ロシアや、サウジアラビアに於けるノーベル賞批判を紹介したり、パキスタンの外務省が、ノーベル賞の授与が国際法の内政非干渉の原則に違反していると述べたなどとの報道を盛んに行った。環球時報は、上海、北京、広州で電話調査を行ったとして、58.6%が、ノーベル委員会が中国に謝罪すべきだと述べたとの報道を行った。中国は、在北京のノルウェー大使を呼び出して正式に抗議を行っている。外交部の報道官は、中国の司法に対する不敬であると同時に、ノーベル賞の真の意図を疑うと述べて、国営テレビでは、Blasphemyと激しい形容を使って非難した。その後、漁業分野での大臣会合を土壇場で中止している。ノルウェー人の作曲した音楽の上演中止も行われた。

劉夫人が、軟禁状態にあると去れ、十月12日には、ノルウェーの外交官が面会を求めたが拒否されている。ロイター通信は、夫人が、「北京から自分を放逐したいらしい」と述べたと報道した。更には、劉氏の支持者が警察に拘束されたとの報告も観られる。

ノーベル賞受賞の報道があって、翌日に監獄を夫人が訪れて、劉氏に伝えたという。劉氏は泣いて、天安門事件の被害者にノーベル賞が与えられた者であると述べたという。夫人はノーベル賞授賞式に出席を希望したが、喜寿の通り、自宅で軟禁されている。

ノーベル委員会のウェブサイトが、台湾を発信地とするサイトの攻撃を受けたとする。発信地のアドレスは、台湾の大学であるとされるが、その真偽についてはなお疑問があるとされ、その他、事務局長のコンピュータにも侵入の気配があったという。その他、ノルウェーへの授賞式への招待状の形をとっている手の込んだ仕掛けもみられるサイバー攻撃であるという。

ロシア、キューバ、モロッコなどが、北京に呼応して、授賞式に参加しないと表明したとの報道であるが、ロシアは、旧ソ連時代にでも戻ったのであろうか。

さて、日本の対応であるが、当然、授賞式は出席することである。あらためて、ノルウェー王国の大帝国の圧力に屈しない精神に敬意を表する次第である。当方ブログも、ささやかながら、劉暁波氏の即時釈放を要求する国際世論に連帯したい。

Japanese claims and expresses themselves

Collapse of Globalism 2

Collapse of Globalism

Standing Army

Kuroshio Culture and Tradition

月に2回ずつ黒潮文明について書きためているが、38回の文章を加える。

今回は、出会いの島のオー島のことについて考える。地図を見ながら議論するとなお楽しいのかも知れない。最近、アリューシャンに、日本の鯨がかいゆうするらしく、また、冠雀などの海鳥が集結する映像も見た。黒潮は、日本列島にとどまらないが、その列島に上陸しようとした人の慎重さと祈りについて想像しよう。

 これまで、書いた黒潮文明論が、リンクも飛び飛びになり、書いた本人すらどこに文章が残っているのか判らない位になったので、いちいち検索するのも面倒であるから、整理して下記にまとめて掲示するようにした。

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/kuroshio-1.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/kuroshio-2.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/kuroshio-3.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/kuroshio-4.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/kuroshio-5.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/kuroshio-6.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/kuroshio-7.html

⑧ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/kuroshio-8.html

⑨ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/kuroshio-9.html

⑩ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/kuroshio-10.html

⑪ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/kuroshio-11.html

⑫ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/kuroshio-12.html

⑬ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/kuroshio-13.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/kuroshio-14.html

⑮  http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/kuroshio-15.html

⑯ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/kuroshio-16.html

⑰ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/kuroshio-17.html

⑱ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/kuroshio-18.html

⑲ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/kuroshio-19.html

⑳ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/kuroshio-20.html

㉑ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/kuroshio-21.html

㉒ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/kuroshio-22.html

㉓ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/kuroshio-23.html

㉔ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/kuroshio-24.html

㉕ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/kuroshio-25.html

㉖ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/kuroshio-26.html

㉗ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/kuroshio-27.html 

㉘ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/kuroshio-28.html

㉙ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/kuroshio-29.html

㉚ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/kuroshio-30.html

㉛ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/kuroshio-31.html

㉜ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/kuroshio-32.html

㉝ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/kuroshio-33.html

㉞ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/kuroshio-34.html

㉟ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/kuroshio-35.html

㊱ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/kuroshio-36.html

㊲ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/kuroshio-37.html

㊳ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/kuroshio-38.html

 黒潮の流れに着想を得た、民族文化論を目指している。学者の検証ではない。黒潮が洗う島々の岸辺の人々の生活について、過去、現在、未来と想像しながら、自由奔放にと心得ている。ささやかな共同幻想の一端を担いたい、神がかりでもいいが基本には科学的な探求心を据えておきたいとの気持ちがある。

黒潮文明の広がりは想像以上に大きい。日本列島だけでも実は、全ヨーロッパの地図にぴったりとはまる。大日本と書いて、「おおやまと」と読むことに不思議はない。

さて、日本の国の成り立ちにご関心の向きは、コメントをお寄せ頂ければ幸いだ。ただ、誹謗中傷は、黒潮の民とは無縁であるから、厳にお断りする。

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Kuroshio 38

黒潮の民 オー島上陸より稲作始まる

私達の祖先は、北方から入る、半島から入る、そして南の島々からと、色々な経路で列島に上陸した。沖縄には、アマミキヨとシネリキヨという創世の神が登場して、天に上って土石草木を給わって島を造ったとの神話がある。

琉球の島々では、稲作の出来る湿地帯をターブクという。黒潮が島々の西側を北上していることもあって、夕日の入る方角の方が色鮮やかであり、南側は、湿気と暑さがなだれ込んでくる方角である。島の貴重な水源である川が流れて、真水があたる珊瑚礁の切れ目に、往古の人は船を進めて上陸したに違いない。川を遡った突き当たりのところには、間違いなく森があり、そこに石組みが成して、城の字を当てるグスクがある。グスクの南側には、神が天降る杜を成す御嶽(うたき)があり、神祭りが営まれる。元々は祖先神を拝む場所であるから、拝み山(うがみやま)と名付けても良い。

更に、川を遡ると、創生の神々が稲作を伝授したターブクが広がる。泉も近くに湧き出る。海岸沿いの井戸水は塩気が抜けきれないが、グスクの上の泉は真水になっているから、朝な夕な、水汲みで賑わい、サギや鴫といった渡り鳥の繁殖の場所にもなる。珊瑚礁の切れ目の両側には、イノーが広がる。

イノーとは、珊瑚礁の遠浅の海で、魚、貝、海草などを採集する、いわば海の畑である。徳之島には、井之川という地名もあるが、海の畑と山の畑とが出会う場所であり、一番高い山の名前が井之川岳という名前になっている。珊瑚礁が深海に崖となってなだれ込む境には、イビがいる。伊勢海老である。殻の色は、北に行くに従ってえび茶の袴の色がどんどん濃くなるような気配で、伊勢志摩の海老と、南島の海老(イビ)とを比べると、南の海老は海の色で染めたような明るさである。年賀状の伊勢海老の色は地方ごとに異なり、全国版で統一することが出来ない。一致するのは、偕老同穴と言う海老の習性だけだ。

浜は、陸地と珊瑚礁の海との境界である。珊瑚がバラバラになって砂となっているからカルシウムが溶けて固まり、光の当たり具合では、貝殻の腹のピンク色がかっているようにも見えるが、直射日光の下では純白なさざれ石になる。

さて、往古の人々はマラリアの怖さもあったから川を遡るにしても注意深く、近くに小さな島でもあれば、そこを橋頭堡にして上陸の可否の様子見をした。日本全国に島の名前で、大島、青島、青ヶ島、雄島、飫宇、尾島、渡島、男島、淡島、粟島、阿波、安房、意宇と当てた漢字は異なる島があるが、オーは、逢う、遭うという意味だ。伊勢志摩には、紀伊大島、和具大島、伊雑宮(いざわのみや)の東海岸の大島、熊野灘の大島と、オー島がたくさんある。大王島、大王崎は、オー島、オー崎の尊称である。

京都府の集落が海中にせり出して、家の中に船をしまっておける二階建ての舟屋で有名な伊根町にも、大島がある。若狭湾の口にある、冠島もオー島と呼ばれている。凡海(おうしあま)となると、天武天皇の世界が広がる。大瀬崎、大瀬川、大井川も日本全国にたくさんある。鳥羽市と磯部町の間にある青峰(おうのみね)山、海からの目印として、信仰された。修験道の山が、大峰山と呼ばれるのも、やはり海と山との出会いを示している。

出雲の国の郡名として、意宇(いう)、飫宇、於保、於友は、元々は、オーである。山口の仙崎湾の阿武川河口にも大島がある。仙崎湾には、青海島(おうみじま)、相島(あいしま)がある。闘牛のことを牛とろしと言い、牛を闘わせることであるが、牛オーシと言えば、とつぜん優しくなって、貝あわせのように、牛に牛を会わせる語感である。古語の「そこひ」は、きわまりなく遠いところであるが、海鳴りの底であっても、垂直な底ではなく、水平線の果てから来航して、出会う最初の場所が、オー島である。沖縄に、奥武島という小島があるが、その往古の出会いと上陸する島の姿をとどめる典型である。近くには、珊瑚礁の変化したトラバーチンに封じ込められた古代の原人の骨格が発掘された場所があるから、よっぽど古い時代から人が住んだ形跡が残る。沖縄本島各地の沿岸に同名の島があり、共通しているのは、稲作のできる湿地帯への寄りつきとなる海岸にある小さな島である。

城(ぐすく)のスクは、遙かに遠いところからやってきた神々を祭る聖域である。古事記の伝える少名毘古那神(すくなひこなのかみ)は、それこそ、海の彼方から渡来した海神であるが、スクの名前を残している。四国の宿毛(すくも)なども、海神とのゆかりを創造させる。南島には、スクという春先に大量にとれる小魚を塩漬けにして辛くしたスクガラスという発酵食品があるが、スクの魚の硬い骨を喉に引っかけないでご飯を食べられるようになることが、少年が大人になる元服の証拠でもあった。

大和朝廷は、海人部(あまべ)を紀伊、尾張、隠岐、豊後に置いているが、豊後の海人部の根拠地は、勿論、豊前の国の宇佐であり宇佐神宮があるが、神武東征では、美々津を船出し臼杵の半島を回って瀬戸内海に入る。臼杵の海岸にも、海神、少名彦名の神を祭る社が点々と繋がり、黒潮のゆかりが想像できる。大分県南にも、海人の活躍した南北の海部郡があり、南海部郡に大島(おおしま)がある。オーが会う、逢う、遭うという意味であれば、大きいという意味はウーまたはフーと発音され、大地(ウフヂー)と漢字で当てる。大東島などは、丁寧にゥフーアガリジマと呼ばれている。(つづく)

Diplomacy in Crisis 3

101112孫崎享氏03 from iwakamiyasumi on Vimeo.

Diplomacy in Crisis 2

101112孫崎享氏02 from iwakamiyasumi on Vimeo.

Diplomacy in Crisis

101112孫崎享氏01 from iwakamiyasumi on Vimeo.

Camelia Flowers and delayed mail delivery

Grievances at APEC

アルジャジーラの映像である。最初が、がんばれ日本のデモの映像。途中色々が映像がある。苦虫をかみつぶしたような政治権力者の映像もある。

Norwegian Wood

Thai Prime Minister in Tokyo

Thai_prime_minister

Mr Abhisit Vejjajiva, Prime Minister of Thailand delivered a speech about the current situation in Thailand at the Foreign Correspondents's Club of Japan in Tokyo in the afternoon of November 14th.

[More than six months after red-shirted protesters posed a serious challenge to his rule, the Prime Minister  of Thailand, Abhisit Vvejjiajiva, is still struggling to make progress in healing the woulds with his five-point road map to national conciliation, introduced in June, that seeks to address the social and economic despartieis that have divided the nation.

Since assuming the post of prime minister in a parliamentary vote in December 2008, Abhisit has been facing the twin challenges of political turmoil and ecnomomic crisis. Meanwhile as the Thai economy emerges from the chaos caused by public disorder, the global economic slowdown casts a new shadow over its future, while part of the country now faces a serious natural disaster as floods have swamped vaset areas of southern Thailand.

Abhisit , born in Newcastle, Englnad, was educated at Eton and Oxford, where he studied economics, politics and philosophy. After teaching economics at Thammasat University, he joined the Democratic Prty in 1992 and was elected to parliament at the age of 27. At the age of 44, he became one of the youngest prime minister in Thai history.

The Prime Minister was in Japan to attend the APEC summit held in Yokohama.]

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最近もミャンマーを訪れた総理大臣であると述べた上で、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー女史の解放があったミャンマー情勢について「特定の出来事をもって大きな変革の兆しだととらえるわけにはいかない」と慎重な見方を示し、タイは隣国でもあり、「(民主化を求める)国際社会の期待とミャンマー軍政が行うことの間にはギャップがある」ことを指摘した上で、人道支援をはじめとする対ミャンマーへの関与を継続すると述べた。

 同首相はこのほか、タイ経済に関し、エネルギー、鉄道、テレコムなどのインフラの質的な向上を図る為に公共投資を継続すると同時に、所得格差の縮小を目的とした新たな福祉政策を含めた経済対策を打ち出す方針を明らかにした。また、総選挙の日程については、平和裏に選挙を行いたいとして、来年の早期を目指すと言及した。首相の父親は、医者で、タイで厚生大臣を務めたことがあるという。

なお、12日には、タイ首相は、広州において開かれているアジア大会を訪れ、中国の温家宝首相との間で、高速鉄道の建設を共同で検討することを合意したとの報道があった。

なお、14日の当日は、サマック前首相が昨年11月24日に肝臓ガンで逝去したが、タイの習慣に従って、火葬がバンコックのテープシリン寺で執り行われたという。

 サマック元首相は、長年にわたり料理番組に出演してタイ料理の腕前を披露するなど庶民的な一面もあり、支持者も多かった。実に雄弁な政治家であった。

Samak_2

ベテラン政治家のサマック氏は1980年代から中堅政党の党首として国政で活躍していたが、2000年にバンコク都知事選に出馬し当選。1期4年務めた。07年12月の総選挙を前に、「党の顔」を必要としていたタクシン派・市民の力党の党首に起用され、同党の総選挙勝利に伴い08年1月に首相に就任。タクシン元首相や党首脳部とのあつれきが報じられる中、08年9月にテレビの料理番組出演が「副業」とみなされ、憲法違反で有罪となり、首相の座を失った。肝臓ガンが見つかり、昨年年11月24日にバンコック市内の病院で死去した。

外国特派員協会のひな壇には、随行の閣僚が並んだが、左側が外務大臣である。

An excellent speech in Indonesia

大演説である。おそらく第二の故郷との意識もあるかも知れない。>

Postal Crime

郵政民営化は、外国勢力の絡んだ虚妄の政策であり、私物化の陰謀であったことが明らかになりましたが、簡易保険に絡んだ意見を書いてあるブログがありました。簡易保険の払い込み団体が次々と廃止されましたが、その手数料がどう使われているか明らかにすべきだと主張しています。ご参考まで。

http://d.hatena.ne.jp/yamasan19/20101113/1289634018#c

Dinner quit

ベトナムで開催されたASEANの首脳会議の映像である。日本財団の撮影した映像である。温家宝首相が、ベトナムの歓迎演説の後に席を立っている場面を移している。何があったのだろうか。先月末のことである。

Bigger Justice

井尻千男先生の番組である。尖閣ビデオのYouTube掲載について、その大義を解説する。

Disaster Relief

当方ブログの読者の皆様、よろしくお願いします。一灯一隅、万灯照国です。

http://donation.nifty.com/tokusetsu

Texas Daddy's Suggestion

An Anti-Chinese Communists Dictatorship Rally in Tokyo 2

An Anti-Chinese Rally in Tokyo

Now it is apparent that the Chinese fishing vessel intentionally and deliberately collided with the Japanese coastguard patrol boat.  Video pictures were leaked to the Youtube and it was confirmed that the pictures are authentic shot by the officials  of the Maritime Safety Agency or Japanese Coastgurard. The leaked vido also captioned that the movies were shot by crews of the patrol boat, specifing the names of the cameramen.

This afternoon, in the midst of Tokyo, an anti-Chinese rally was held in regard to the Chinese attack and intrusion into the Japanese territory of the Senkaku Islands. This blog also participated and found that the auditorium in the Hibiya Park near the Imperial Hotel was full with participants from all walks of life. The rally was not an organized move but voluntary actions of the Japanese ordinary people and citizens. The speakers congratulated the Nobel Laureate in prison in China and demanded the early release of the conscientious political prisoners. Delegations from Tibet, Uighur and South Mongolia and other oppressed people in Asia also spoke about the tyranny of the ruling Communist Party in China. Family members of the abducted Japanese citizens by North Korea also spoke the release of the Japanese prisoners held in North Korea.

Large number, I mean , unprecidented number of Japanese citizens participants gathered to protest against the brutal and uncivilized behavior of the dictatorship in China.

The auditorium of the Hibiya Park was literally filled 2010_1106_141108cimg0104 and it was scheduled to begin a demonstration in the vicinity of Tokyo Central Station and Otemachi business districts.2010_1106_141150cimg0105 2010_1106_141209cimg0106 2010_1106_151245cimg0108 2010_1106_151427cimg0109

Raise our Voices

いよいよ明日日比谷公園の野外音楽堂で、集会があり、その後デモ行進が行われるという。アジアを視野に入れた人権と自由に関わる集会である。尖閣の紛争に関わるビデオの流出があったが、一部の映像にとどまっているので、後半の部分の映像を世界に公開すべきである。日本のマスコミは、肝心の事実の報道を怠ってきたし、こうした集会があること自体を無視してきたが、明日はおそらく空前の規模になる集会となろう。日比谷公園に行かれる方は、園内に、フィリピンの独立運動の英雄、ホセリサールの記念碑があることも思い出してほしいし、園内の松本楼には、中国の革命家孫文が使用したピアノも残っていることを記憶しておこう。ボタンの掛け違えもあったが、日本が、先頭に立ってアジアの解放の為に働いた時代を忘れてはならない。明日の集会は、健忘症の日本を捨て去る機会にしたい。

Postal criminal intervention

郵政民営化見直しについて外国からの内政干渉が続いているようだ。今朝の新聞報道である。ご参考まで。http://www.47news.jp/news/2010/11/post_20101105083101.html

Censorship in China and Youtube

中国国内では、検閲が行われていることもあり、YouTubeの動画像を、通常のやり方では見ることができない。

しかし、あるソフトを入れると、見ることが可能である。もし、当方ブログで、中国からアクセスしている読者の方がおられば、是非、試して頂きたい。http://blog.livedoor.jp/tianjinll/archives/826877.html

尖閣諸島の問題を通じてわかるのは、中国が情報統制国家であると言うことであるが、日本を中国のような国にしてはいけない。ビデオは、迅速に公開されるべきであった。外交的には、各国当局にも、ビデオを配布してどちらが違法行為をしているのかを、世界の世論に判定して貰おうではないか。日本は、正義と法の支配を尊重する国であることがいよいよ明らかになる。


ご参考まで。人気ブログランキングへ

The Collision Video--a scientific patirotism

流出したとされる、ビデオの映像である。 事実であれば、明らかに、中国漁船の違法行為であり、許してはならない。こうしたビデオを隠匿しようとした動きがあったとすれば、それは、確立された国際法にも反することである。北朝鮮の不審船事件の時には、迅速に映像が公開され、日本の立場が強化された。今回も、このビデオが公開されたことによって、中国漁船の海事のルールを守っていないことが明らかになった。最初の衝突が、万一偶発的であったにしても、海上交通ルールからは、中国漁船が直進を避けるべきであるし、二度目の衝突の映像は、明らかに急に左に舵を切っていることを示している。海上保安庁は、この映像が本物であるか、そうでないのかを至急明らかにすべきである。日本国に対して忠実であれば、至急この映像の信憑性について事実を発表すべきである。 この映像が、本物であれば、それを隠そうとした菅内閣は、全く国益を守ろうとせず、外国の意向に唯々諾々と従ったことになる。事実であれば、中国に抗議すべきである。日本国民は、冷静であるが、しかし、怒っている。このビデオによって、中国側の主張は根拠の無いものである。単なる違法行為をした者を、中国の英雄にすることは愚かなことである。日本は、中国内部の対立に巻き込まれてはならない。国際法を尊重して、法の林の中に逃げ込んで、鬼が攻めてくるのであれば、世界に友人に、助力を求めて、まずは自分の力で、我が身を守ることにしよう。

尖閣はだれのものか

第一

第二

第三

第四

第五

第六

Postal Crime

郵政民営化法に基づくとして、郵政民営化委員会(田中直毅委員長)が11月2日に開催されたとの報道である。
 しかも、全国地方銀行協会など5団体からヒアリングを行い、「政府の株式保有を恒久化したまま、日本郵政グループが業務範囲を拡大することに各団体とも懸念を表明した」などといつもの、外国勢力のお先棒をかつぐような議論をしたとの報道である。しかし、郵政民営化の見直し法案を国会提出することを閣議決定がなされており、こうした委員会が会合を開くこと、あるいは開かせることを許容すること自体が奇怪であり、全国銀行協会などが参加して、政府としての見直し法案の国会提出の閣議決定に弓を引くような、ある意味では実力で反乱するような事態を許してはならない。
 そもそも、自由貿易協定で、郵政民営化の見直しに対する外圧に同調して許容するような、外国勢力のお先棒担ぎの郵政民営化委員会の開催は、極めて独善的かつ民主主義を骨抜きにするような無法の狼藉である。郵政民営化委員会の活動は即刻停止すべきである。委員長が会合を招集しているのであれば、閣議決定に反する以上、即刻解任すべきである。
 郵政民営化見直しの担当大臣は金融相であるが、そうした暴挙をすっかり見逃してしまっているのではないか、連立政権はすっかり劣化してしまったのかと案じる。郵政民営化委員化の横暴に手をこまねいている無為無策の菅連立内閣は、その横紙破りの委員会以上に、不作為が糾弾されて然るべきである。

Nicovideo and Ozawa Ichiro

ニコニコ動画で、小沢一郎議員の会見があった。大きな反響を呼んでいる。メディアの世界では、まだまだネットの力は弱いのであるが、十七万人の視聴者があったようで、自ら選択して視聴した人の数であるから、相当な力である。マスコミが情報操作をすればするほど、ネットで実像を見ようとするから、ニコニコ動画の方が生の情報を提供するとして評価されるようになってきているようだ。小沢議員の主張は、明快である。動画像をご覧になる場合には、詳細を見るとクリックして、もう一つの画面が出たときに、タイムシフトをミルをクリックしてください。ちょっと待つと、動画像が再生されるはずです。初めての場合には、利用者登録をする必要があるが、一般手視聴者という類型では無料である。マスコミ・テレビに対抗するネットのメディアとして、政治家の会見が威力を発揮した情報通信技術の変革がもたらした歴史的な会見とその動画像であるかも知れない。

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Kuroshio Culture and Tradition

月に2回ずつ黒潮文明について書きためているが、37回目の文章を加える。

那須の殺生石が、恐ろしい妖怪の話と関係あるようで、大陸につながる脊梁山脈に残る五葉の松から着想を得て、日本の伝統が、朝鮮半島で主流の血縁ではなく、地縁の関係になっていくことにに思い至った。その点からも、夫婦別姓論は採ることができない。奥の細道をたどる街道筋の寺などに、武装した女性の彫刻像が残されていることに気づくが、長刀を振るうのも東国では武蔵坊弁慶ばかりではない。いや、長刀は元々女性のものであり、男女の優劣はなかった可能性がある。南の島では、女王がいたことも思い出していいし、卑弥呼は女性であろう。

江戸の読み方が、いどであれば、日本の歴史形成の理解が大きく代わるかもしれない。確かに、漢の古地図には、東海の海中に日本と委奴が別々に書かれているものがあるという。小日本に八百万の神々が加わって大日本(おおやまと)となって、分け隔てがなくなっていくのが日本の国柄であり、人間一人一人のアトム化ではないことに特徴がある。

さて、九尾の狐という支那の妖怪は神と人とが一体となって初めて退治できるようだ。那須高原の茶臼嶽、つまりはウラルアルタイの故地を思い出させる山の麓で、外国から飛来して潜伏していた妖怪を退治することに成功している。

 これまで、書いた黒潮文明論が、リンクも飛び飛びになり、書いた本人すらどこに文章が残っているのか判らない位になったので、いちいち検索するのも面倒であるから、整理して下記にまとめて掲示するようにした。

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/kuroshio-1.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/kuroshio-2.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/kuroshio-3.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/kuroshio-4.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/kuroshio-5.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/kuroshio-6.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/kuroshio-7.html

⑧ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/kuroshio-8.html

⑨ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/kuroshio-9.html

⑩ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/kuroshio-10.html

⑪ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/kuroshio-11.html

⑫ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/kuroshio-12.html

⑬ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/kuroshio-13.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/kuroshio-14.html

⑮  http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/kuroshio-15.html

⑯ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/kuroshio-16.html

⑰ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/kuroshio-17.html

⑱ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/kuroshio-18.html

⑲ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/kuroshio-19.html

⑳ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/kuroshio-20.html

㉑ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/kuroshio-21.html

㉒ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/kuroshio-22.html

㉓ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/kuroshio-23.html

㉔ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/kuroshio-24.html

㉕ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/kuroshio-25.html

㉖ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/kuroshio-26.html

㉗ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/kuroshio-27.html 

㉘ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/kuroshio-28.html

㉙ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/kuroshio-29.html

㉚ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/kuroshio-30.html

㉛ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/kuroshio-31.html

㉜ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/kuroshio-32.html

㉝ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/kuroshio-33.html

㉞ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/kuroshio-34.html

㉟ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/kuroshio-35.html

㊱ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/kuroshio-36.html

㊲ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/kuroshio-37.html

 黒潮の流れに着想を得た、民族文化論を目指している。学者の検証ではない。黒潮が洗う島々の岸辺の人々の生活について、過去、現在、未来と想像しながら、自由奔放にと心得ている。ささやかな共同幻想の一端を担いたい、神がかりでもいいが基本には科学的な探求心を据えておきたいとの気持ちがある。

黒潮文明の広がりは想像以上に大きい。日本列島だけでも実は、全ヨーロッパの地図にぴったりとはまる。大日本と書いて、「おおやまと」と読むことに不思議はない。

さて、日本の国の成り立ちにご関心の向きは、コメントをお寄せ頂ければ幸いだ。ただ、誹謗中傷は、黒潮の民とは無縁であるから、厳にお断りする。

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Kuroshio 37

委奴国の五葉の松と支那の妖怪

 那須の黒羽から西北二三キロばかりのところに那須温泉神社がある。元禄二年に、奥の細道を辿っていた芭蕉と随行の曽良が奥州街道を逸れて那須岳の山懐へ坂道を登っている。温泉神社は、平家物語が記録するように、那須与一宗隆が扇の的を射るときに祈願した神社である。その近くに、殺生石があり、謡曲の那須野で有名な九尾の狐の伝説が残る。那須には御用邸があり、先帝陛下が晩年を御静養なされたように、奈良時代から知られた霊泉が湧いている。芭蕉は旧暦四月の一八日から三日間滞在している。

 その温泉神社には、堂々たる五葉の松がある。日本の脊梁山脈にはまだまだ五葉松が残っていると聞いていたが、この目で確かめることができた。原生ではないが、朝鮮半島から黒竜江あたりの大平原の朝鮮五葉の松林の記憶を留めていることは間違いない。ロープウェイのかかる那須山塊のひとつの茶臼嶽も日本で一番多い名前の山であるが、ウラルアルタイ語族の故地であるチャムスの地名との関連が指摘されている。那須温泉神社の額は出雲大社の宮司が揮毫しており、伊勢の天津神ではなく、国津神であることがわかる。那須高原からは、那珂川が水戸と那珂湊に向けて流れており、その下流には大洗の磯前神社があるが、鹿島灘の少し先には、大和朝廷の最前線基地であった鹿嶋と香取の大神宮が控えている。香取の名も、百済(くだら)の発音に繋がる。

 那須与一が伝説の人物になったのは、治承・寿永の乱(治承四年一一八〇から元暦二年一一八五まで六年間にわたる内乱)である。後白河法皇の皇子以仁王の挙兵を契機に、平清盛を中心とする平氏政権に対する反乱が各地で起こり、平氏の崩壊により源頼朝を中心とした坂東平氏から構成される鎌倉幕府の樹立にいたる。那須与一は屋島の戦いで平氏方の軍船に掲げられた扇の的を射落とした伝説の武将であるが、功績を挙げて源頼朝から、丹波・信濃など五カ国に荘園を賜った(丹後国五賀荘・若狭国東宮荘・武蔵国太田荘・信濃国角豆荘・備中国後月郡荏原荘)という。この大乱では敵味方が血縁による氏姓で分かれて闘うのではなく、地縁が優先したことが特徴である。半島の血縁優先の世界と隔絶している。

 東国はウラルアルタイ世界との交流の中で、藤原氏はもとより、平家自体も、朝鮮半島や大陸に共通する淵源を想像させる。伽耶や百済の王族が大勢逃れて、今の関東地方に入ったことは間違いない。那須には海から那珂川を遡って入ったに違いない。平氏は多羅氏から来ているとの説があり、確かに、江戸時代に志賀島で発見された金印の文字「漢委奴国王」は、素直に読めば、アイヌ国あるいは、犬国とも読める。高句麗の狗は、狼であるが、百済は狗多羅とも書ける。音読みすれば、博多も、伯太も百済(ペクチェ)と読むこともできる。そうすると、会津、岩手、岩戸、猪野、井戸、井上、伊都、犬、伊豆、伊能、上野、淀、小野、小渡、尾張等も倭奴と同じで、江戸などは発音からしてその最たる表現になる。

 実際、関東地方には、高麗からの渡来した豪族の社があちらこちらに残されている。多摩と埼玉の玉とは同根であるし、高麗神社は飯能にもあるし、湘南の大磯にも高麗神社がある。そもそも、大磯(おいそ)というのは古代朝鮮語で「いらっしゃい」という意味だと聞いた。高麗郡も新羅郡も秦野(はたの)もあり、朝鮮半島とのつながりが色濃く残っている。世田谷(せたがや)の瀬田はアイヌ語で狗という意味であり、近くの狛江は高麗犬の狛である。砧(きぬた)では、玉川で衣をさらして、洗濯しながら、砧を叩く音が聞こえる半島の風景が展開する。人が植えることでしか育たない彼岸花が奈良明日香村の石舞台の堀に咲き誇っていたのを記憶するが、那須高原の温泉神社の先のあぜ道の土手に満開の盛りであったことも忘れられない。

 壇君神話として残らなかったのは、やはり、大和朝廷の統一の過程で、血族が中心ではなく、出自が山であるか海であるかを問わずに八百万の神(やおよろずのかみ)として、大日本(おおやまと)統一が果たされていったことによると考えられる。

 那須に残る殺生石伝説は恐ろしい物の怪の代表「白面金毛九尾の狐(はくめんこんもうきゆうびのきつね)」、朝鮮半島で九尾狐(くみほ)と呼ぶ支那の妖怪の話である。殷の王妃を喰い殺してその身代わりとなり、残虐の限りを尽くしたから、殷は国が乱れて隣国の周に滅ぼされた。九尾の狐はインドへ渡り、班足(はんぞく)太子の妃の華陽夫人となって、また悪業の限りを尽くしたが、突然姿をくらませて、なんと日本に渡った。吉備真備(きびのまきび)が養老元年に遣唐使に任じられ、一五年勉強して帰朝するが、その時の船に九尾の狐が便乗したという。三六〇年間身を潜めていたが、京都の山科で、「藻女(みずくめ)」となって姿を表わす。やがて宮中に仕えるようになり、名を「玉藻の前(たまものまえ)」と改めて鳥羽院に仕えた。陰陽博士の阿部泰成が、「蟇目鳴絃(ひきめめいげん)」の祈祷をして、清涼殿から追い出す。飛び出した狐が那須野に落ち、牛馬を倒し人を攫う狼藉をする。那須の領主須藤権守貞信が八万の軍勢をもって巻き狩りを行ない、遂に狐は日本の神人一体の力に負けて倒れ毒石になった。その後三つに割れ、一つは那須に、二つは故地に飛び去った。(つづく)

The Russian Connection

対ロシアの外交に、政治の情熱を傾けてきた鈴木宗男氏の日記は、北方領土に、ロシア大統領が訪問した事態を、どう対処するか、長年の経験を踏まえて、記述する。現実的で、かつ冷静な対応である。鈴木氏を国会から追放することを黙認した民主党の菅政権の責任は重い。外交は相手のある話である。カードを切っていかなければならないが、無為無策という外交の劣化が進んでいるようだ。情報戦でまず、負けている。憂うべき事態である。日露を対立させようとする勢力に対してもまた注意しなければならない。http://www.muneo.gr.jp/html/diary201011.html

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Four decades and Mishima Yukio

衝撃の三島事件から40年が経とうとしている。「憂国忌」を主催する三島由紀夫研究会が編集した、「憂国忌」の四〇年ーー三島由紀夫氏追悼の記録と証言」が並木書房から出版された。当方ブログは、ご恵贈と言うことで一冊頂戴したが、「三島由紀夫先生の没後40周年を記念して過去の記録を整理し、後世に残そうと企画されたもので心血を注いで作成しました。」と挨拶状に書いてあった。

今年の憂国忌は、11月25日(木曜日)四時半開場で、午後五時開会の予定で、九段会館大ホールで、開催される。会場分担金は1000円で予約などはいらないので、当方ブログの読者の参加をおすすめする。憂国忌の代表世話人は、宮崎正弘先生である。

昭和46年11月に、林房雄氏によって書かれた「憂国忌趣意書」は次の通りである。

「 三島由紀夫の思想と行動の意義は、日本人の心に静かに浸透し、理解されつつある。特に、戦後育ちの青年層への影響の強さには驚くべきものがある。

 「憂国」とは何か?愛なきところに憂いはない。自己を、家族肉親を、国を、世界を、人類を愛し、その危機を予感するとき、憂いは生まれる。

 我々は人類を愛し、世界の危機を憂える。但し、この危機に対処するためには、諸国民はひとまず国境の内側で立ち止まらなければならぬ。世界と人類は今日ではまだ具体としては存在せず、未来に属する概念であり理想である。我々は己の生まれ育った国の危機を解決して初めて世界と人類の未来に通じる道を開くことができる。

 日本人にとっては、日本という国は生きた伝統と道統を持つ生きた共同体である。この国が亡びたら、日本人の世界と人類への道は閉される。敗戦以来二十六年、日本の伝統・道徳・教育・思想・風俗はひたすら亡びへの一路をたどりつつある。この頽落を見ぬいて、日本を愛するが故に日本を憂うる三島由紀夫の「憂国の思想と行動」が生まれた。

 憂国の精神は、自己愛と肉親愛をこえる。三島由紀夫はそれを行動で示した。この捨て身と献身は日本の誇るべき道統である。彼はせいぜん、「自分の行動は二,三百年後でなければ理解されないだろう」と書いたが、理解は既に始まっている。理解者は日本人にかぎらず、外国人の中にもいる。それが世界と人類の未来への道を開く行動であるからだ。

 まず少数の理解者が彼の精神を想起し拡大する「憂国忌」に集まろう。「二、三百年後」という嘆きを、五十年、十年後にちぢめて、三島由紀夫の魂を微笑せしめるために。」

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Inside Job

金融危機を招いた米投資銀行の最高経営責任者(CEO)は解任されるべきだと、映画「インサイド・ジョブ」の監督は語る。

「インサイド・ジョブ」は、米貯蓄貸付組合(S&L)の経営破たんで投獄された幹部らと同様の説明責任がウォール街の首脳にも問われるべきだと訴える映画である。映画製作の意図について、監督はカンヌ国際映画祭でインタビューに応じ、「彼らがまだ在任しているのは許し難い」と述べ、「適切で十分な刑事捜査はまだ行われていない。誰が刑務所に行くべきか正確に言えないのはこれが一因だが、大掛かりな詐欺があったことは極めて明白だ」と述べている。郵政民営化で、その不正と闇を捜査せよとの当方ブログの主張にも繋がる。

「ウォール・ストリート:マネー・ネバー・スリープス」(カンヌ映画祭上映作品)やマイケル・ムーア監督の「キャピタリズム マネーは踊る」といったウォールストリートの拝金主義を批判する映画が製作されてきており、当方ブログは、マイケル・ムーア監督の映画については、紹介に努めてきた。

「インサイド・ジョブ」は、2008年9月のリーマン・ブラザーズの経営破たんと7000億ドル規模の米政府の支援策、1930年代以降最悪の景気後退につながった数々の事件に焦点をあてて原因を追及している。リテール銀行による投資銀行業務が規制緩和されたことで、金融機関が、他人の金で大きな賭をするようになったと指摘して、フィナンシャル・タイムズ論説委員のマーティン・ウルフ氏の発言を次の様に引用している。「大掛かりな国家的なポンジ・スキーム(ねずみ講)だ。」

天文学的な給与や年末ボーナスが支給され、高級リゾート地の邸宅やヨット、自家用ジェット機、別荘、そして売春婦に金を派手に使った。1万人の顧客の半分は銀行関係者で法人カードでの支払いが多かったと証言する場面もあるという。

この映画は著名人のインタビューも紹介している。

http://www.excite.co.jp/News/cinema/20101008/CinemaToday_N0027461.html

経済危機の本家本元の震源地であるニューヨークの映画祭でも話題になっている。

こんな映画の日本版も製作されてほしいものだ。日本における市場原理主義の虚妄と退廃を追求する為に、東京映画祭にチャールズ・ファーガソン監督を招待すればよかったと思うのは当方ブログばかりではない。東京映画祭を、中国の膨張・拝金帝国主義の横暴の宣伝の場とするだけではもったいない話である。日本の壮大なネズミ講も追及の手をゆるめてはならない。

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Paul Krugman's Conscience

先月の末から、ニューヨークタイムズにある、ノーベル経済学賞受賞の経済学者クルーグマン教授のコラムに、日本の金融政策と、ミルトンフリードマンの当時の日本の金融政策についての見解について、日米の政策を比較評価しながら、論評を加えている。

当方ブログも、野次馬的ではあるが、昨夕コメントを投稿しておいた。フリードマンのすすめを実行に移した日銀の金融緩和が効果を発揮しなかったとの指摘は興味深いし、多彩なコメントが寄せられている。米国では、経済学者が市場原理を標榜する大証券会社などに追従した点で、日本同様に?大きな傷が残っているようだ。当方のコメントの次にのった118番のコメントが、その惨状を指摘している。

After seeing "Inside Job," it looks to me like there will be no "rethink" because so many academic economists are in bed with Goldman Sachs, Morgan, B o fA, etc. Not a surprise, actually.

今朝方、当方からのコメントを掲載した旨、ニューヨークタイムズから、連絡があった。一応、編集担当が目を通して誹謗中傷になっていないか等の規制をしているようだ。中身の変更は全くなかったから、却って、英文の誤りも直してもらえるから、当方には助かる。当方のコメントは、下記のリンクからご覧下さい。117の番号が振ってあります。

http://community.nytimes.com/comments/krugman.blogs.nytimes.com/2010/10/30/the-moral-equivalent-of-stagflation/?permid=117#comment117

A Republic in the Pacific Ocean

Postal Crime

9月初めに書いた小論であるが、再掲する。

郵政民営化の見直しの棚上げを、日米間で一部の連中が画策しているとの噂がある。郵政だけではなく、その他の色々な分野を従属させていくという大枠の陰謀がある可能性がある。当方ブログには、よくわからないが、横浜での外交会議や、韓国でのサミットなど、一連の動きの中で、激動があり、色々な動きとなっていることは間違いない。尖閣、北方領土、ハワイ会談などと一連の動きの背後に、巨大な郵政資産の争奪問題が隠されているように思われて仕方がない。単なる邪推妄想の類ではない。

混乱の中では、常に秩序を作ることを求めて、法の支配とは何かを考えて、悪魔が攻めてくるときには、今まで植えてきた法の林の中に逃げ込んで自らを守らなければなるまい。ご参考まで。


郵政民営化の闇を捜査せよ

菅政権は小泉路線の継承者だ

 衆議院総選挙で民主党が圧勝して政権交代を実現し、郵政民営化が見直される筈であった。それが連立政権の合意事項の目玉であり、昨年の10月20日には郵政改革の基本方針が閣議決定された。小泉・竹中の走狗である西川善文社長が辞任して、28日に元大蔵事務次官の齋藤次郎氏が選任された。30日には株式売却凍結法案が提出され、12月4日に成立した。
 しかし、閣議決定され国会に提出された郵政改革関連法案は、鳩山内閣が普天間基地問題を契機に崩壊したことを受け、参議院で廃案となった。6月4日に発足した菅内閣は、郵政法案に対して消極的な対応に終始し、国民新党とのカラ証文が連発された。
 民主党は「国民の生活が第一」の公約を捨て大企業の利益を追求し、対等な日米関係の追求を放棄して対米従属路線をとったため、参議院選挙において大敗した。
 消費税を10%に上げるという財政均衡路線を唐突に主張したり、基礎的財政収支を2020年度までに均衡させると主張したりすることは、構造改悪を凌ぐデフレ悪政である。歳出を10%カットする予算編成に至っては、経済を苦境に陥れる陰謀でしかない。
 円高は、長期的には国富に資するにしても、急激な動きであれば、中小企業を徹底的に破壊するばかりか外国金融勢力の利益になるばかりだ。円高をチャンスに変える追加の政策が全く見られないのは怠慢である。
 ことほど左様に、菅内閣は市場原理主義の残党が群がる政権としての旗色を鮮明にしている。まさに小泉自民党の再来と言っても過言ではあるまい。
 
 外国勢力に奪われた郵政資産

 菅内閣発足直前に発表された「日本郵政ガバナンス問題調査専門委員会の報告書」は、民営化後の日本郵政において発生した数々の問題について調査して、議論と検討の結果をとりまとめている。そこでは郵政民営化の個別の事案の検証結果の概要を不動産関係、JPEX事案、クレジット事案、責任代理店事案、ザ・アール事案、西川社長時代の日本郵政の経営体制についてまとめている。しかし現在、それに対する責任追及はすっかり影を潜めてしまっている。
 例えば、不動産に関する問題では、かんぽの事案においてオリックス不動産との譲渡契約に対して再三中止の提言があり、個別売却の助言があったにもかかわらず早期・一括処分が行われたと指摘している。雇用配慮が十全ではなく、社外取締役の有益な意見は無視されたばかりか、国民財産の処分価格を最大化する努力が欠けていたとも指摘されている。
 JPEX事案とは、郵便事業会社と日本通運との共同出資で、郵便小包とペリカン便の宅配事業との統合を目指してJPエクスプレスが設立されたが、多額の損失を発生させたという事案である。西川社長は三井住友銀行出身者に担当させる一方で、郵便事業会社の首脳陣にも知らせないで基本合意を締結した。事業収支が確定できず赤字が予想されたにもかかわらず、統合基本合意書の締結を強行したのだ。郵便事業会社の累積損失は983億円と見込まれ、900億円前後を郵便事業会社が負担する見込みである。
 クレジット事案とは、ゆうちょ銀行が発行するクレジットカードについて三井住友カードが業務委託されていたが、その選定の担当者が三井住友カード出身者だったという事案だ。しかもそれが同社の副社長を務めた人物であり、収支や単価の比較も行われておらず、明らかに業務の公正、手続きの適正さに欠けていた。
 広告代理店に関しては、日本郵政は博報堂に一元化されていた。その時もまた、稟議決済もなく三井住友銀行出身の幹部が決定したのだ。ちなみに、彼らは博報堂からの飲食等の接待を受けていた。
 ザ・アール事案とは、郵政公社とザ・アールの間で研修委託契約が結ばれていたが、その件数が社外重役就任後に著しく増加した事案である。利益相反、公正性の観点から問題とされている。
 以上のように、調査専門委員会の報告書は郵政民営化が国民財産を私物化した例を挙げている。とは言え、それは氷山の一角に過ぎない。西川社長の退陣と共に、民間企業からの出向者が全員退社するという異常さや中央郵便局の再開発の疑惑については触れていない。
 その他、携帯電話の契約からトヨタの生産性運動の問題、中古コンピュータ調達など不正疑惑の話題には事欠かない。郵便貯金会館の営業権がゼロ円で譲渡され、255億円で建造された伊勢志摩の豪華リゾート施設がたった4億円で売却されたのは生田正治郵政公社総裁の時である。西川社長時代以前においても遡って追及する必要があるだろう。
 烏天狗は野に放たれたままだ。国民資産の収奪が、外国勢力と結託して組織的かつ計画的に行われていた可能性は到底否定できまい。
 果たして、民主党代表選挙で勝利した菅総理が、こうした問題に対して真摯に取り組むかどうか。残念ながら、そうした期待は持てないというのが実情である。

Russian Injustice and Norhtern territories

ロシアの大統領が、北方領土訪問をした。ロシア側の報道が示唆していたこともあり、日本の国内には、対ロ牽制を迅速に行うべきだとの意見があったにもかかわらず、菅内閣は、たいした抗議も対策もしないで、無為無策のままに、ロシア大統領の間隙をぬった北方領土訪問を許してしまった。

菅首相は、日本領土であることを主張して、北方領土に大統領を迎えに行くべきであるとの奇策すら提案されていたが、日本外交のアンテナの低さと情報収集力の低下と、外交問題への問題対処能力のなさを見せつけた。中国漁船に対する領海侵犯、衝突事件に対する日本側の弱腰と無策とを、注意深くロシア側は見ていたに違いない。

ロシアとの交渉に政治生命を懸けてきた鈴木宗男外交委員長を収監する決定を日本側が行ったことも、日本の領土問題に対する弱腰あるいは迎合を見て取った可能性がある。尖閣では検察任せにしたといい、鈴木議員の収監では最高裁任せにしたとしたと主張したが、尖閣諸島問題で外交と政治の基礎体力が弱っているすきをロシアに付け込まれてしまった。

北方領土を実効支配しているロシアの大統領による現地訪問は、これまでの北方領土交渉に反する行動である。ロシアが、先祖返りをしつつあることは、昨年あたりからの動きで予測されたことであるが、日本は毅然(きぜん)とした態度でロシアに抗議すべきだ。今回の大統領の行動は、正義と国際法に反するものであり、対抗措置を執るべきである。

尖閣が動き北方四島が動いた。国際政治の教科書を読む思いである。力の空白があると、必ず、国家権力は空白を埋めようとする。軍事力であり、国家の威信であり、諸々の力である。中国も、ロシアも、そして、おそらく米国も日本の国力が低下している空白をついた。

韓国が実効支配している竹島をめぐる領土問題も動く可能性がある。要注意である。連動する可能性のある北朝鮮情勢に、最大の注意を継続しなければならない。大東亜戦争が精算されていないのは北朝鮮だけであるという旧宗主国としての自覚を念頭にたたき込んでおくことが重要である。

さて、日米同盟であるが、領土問題では何らの抑止力にもなっていないことが明らかになった。残念なことである。当方ブログが従来から指摘しているように、北方四島を日米安保の対象にするわけがない。尖閣が安保条約の対象だとヒラリー長官と前原外相が発言しただけで、ロシアはひとつの対抗措置に踏み切ったと考えられる。実効支配を追認するだけの論理は、ロシアの強硬外交を誘発しただけの話で、それをアメリカがどうするとの話も聞こえないから、むしろ、ロシアの強行策を阻止できなかった日本外交は、尖閣で口だけの同盟をとなえた犠牲を被ったわけである。思いやり予算など、もう増額する必要も必然性も根拠を失ってしまった。

自分で自分を守ることが国際社会でもいかに大切か身にしみて判ったという点では、戦後の隷属から脱却して、自立・自尊の日本を追求する覚醒を与えたことになるかも知れないが、希望的観測になりかねないから、まずは、こうした外交失態を許した菅内閣は、然るべき閣僚を、少なくとも引責・抗議の意思を表明した上で、辞任させるべきである。メルトダウンする永田町政治であるから、衆議院を解散して再度、政界再編を追求することが必要ではないだろうか。菅政権の統治能力の劣化が、露呈した。

尖閣の漁船衝突ビデオなどの映像資料を、即刻日本国民と世界に公開すべきである。こうした危機の状態においては、国際法と正義とは何かを徹底的に追求することである。失われた日米関係、日中関係、日露関係を、再度、とりもどすためにも、その端緒となった尖閣の事件の決着を、法と正義に基づいて追求することが必要である。大国の対立に振り回されながらも、台湾や東南アジアやラテンアメリカの諸国を含め日本を支持する世界の友好国との信義の為にも、毅然とした主張を続けなければならない。

Donation

奄美地方大雨災害の被災者に対する義援金の募集が、インターネットのサービス会社であるニフティーの会員向けに始まった。ネットで、寄付ができる。詳細は次のリンクから、参照できる。http://donation.nifty.com/tokusetsu/ 

日本赤十字社を通じて、最終的には届けられる仕組みのようである。当方ブログの読者の中で、一灯を掲げたい向きに紹介する。ささやかながら、実行に移した当方ブログも「一灯一隅、万灯照国」を、座右の銘にしている。

寄付の話であるが、浅草の浅草寺の雷門は、松下幸之助氏が寄進された近年の建造物であることを最近知った。江戸時代から、100年余の間、雷門は名前ばかりで建物は焼失して、なかったそうである。一時期西洋の凱旋門を模したような風情のない建物が立ったこともあったという。松下幸之助氏は松下電器の創業者である。病気を得てその快癒を祈って寄進されたようである。金持ちが無私の寄付をする話は余り聞かないから、雷門の寄進が世に広く喧伝されていないことが、逆に松下幸之助氏の売名のない謙虚な立派な人柄がにじみ出てくるように感じる。神仏は、貧者の一灯の方を重要視されることは間違いないが、それにしても、松下幸之助氏の寄進は雷門として残り、浅草の賑わいの象徴ともなっている。松下電器と言う創業者の家名を外して、社名を、市場原理主義好みでグローバリズムを称揚するような横文字でパナソニックなどと変更しているが、そんなことで万灯照国の会社に発展することができるだろうかなどと余計な心配をしながら、寄付の話の余談である。

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