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It is not a Commerce Control Office

西郷南州遺訓の第33は、商法支配所と題している。

原文は、「談国事におよびし時、慨然として申されけるは「国の凌辱せらるるに当たりては、たとい国を以て斃るるとも正道を践み義をつくすは、政府の本務なり。然るに、平日金穀理財の事を議するを聞けば、いかなる英雄かと見ゆれども、血の出る事に臨めば頭を一処に集め、ただ目前の苟安を謀るのみ。戦いの一字を恐れ、政府の本務を墜としなば、商法支配所と申すものにて、更に政府にあらざるなり。」

西郷は戦争好きではない。蛤御門の変の時に、足に銃弾を受け、戦争はこりごりだと書いている。戦争好きになるような単純な武将ではない。戦争は外交が失敗したときに起きる。西郷は、戦場に望む覚悟で、外国と交渉をしている。傲岸獰猛という言葉が当てはまる外国人が、日本に駐留して暗躍している。今もおなじであるが、大西郷は、パークス公使とも渡り合って一歩も引いていない。説得に次ぐ説得である。アーネストサトウを立腹させて英国を仏国と切り離す芸当もしている。「外国から援兵を借りたら、自ら水門を開いて洪水を招き入れるようなものだ」からである。「弱小国と見れば兵力を用いて侵略する西洋は野蛮じゃ」とも述べている。商法支配所というと、耳の痛い人は今でも多いとは思う。経済だけで、政府と国家は成立しない。財界とか商工会議所とか、労働組合とか、○○団体とかが、政府と政党を左右してはならないが、経済財政諮問会議の委員で商社の社長や、はては部長が各国大使になったことなどを見ても既に、滅びの兆候ではないだろうか。国難である。

安易に外国から援兵など借りてはならない。もうグァムに移転する計画であるのに、援兵を期待して、あらたに基地を建設してまで、借りることが、いかに危険な事か。日本と沖縄とを分断して、反目させて、漁夫の利を得ようとする動きになるのではないだろうか。

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