Suzuki Muneo and Justice
12月6日に共同通信との単独インタビューの記事がなんと広島の中国新聞社が掲載していた。ご参考まで。
「消費期限はまだ残っている」 収監前に鈴木氏 | '10/12/6 |
収監される新党大地の代表 鈴木宗男 ―収監前の心境は。 真実が明らかにならず、何とも言えぬ悔しさと無念さがある。「鈴木ありき」の事件だった。検察の暴走、青年将校化は、民主主義の危機だと感じている。 ―特捜捜査の問題は。 検事は司法試験に合格し勉強しているから自分でストーリー、シナリオをつくり、それに合わせて関係者を脅し誘導して都合の良い調書を取る。私の事件でも「家族に捜査が及びますよ」と脅された人がいた。 冤罪 ―事件当時、外務省の極秘公電漏えいの見返りとして主任分析官だった 佐藤優 見返りに飲食代を渡したことはない。検察は(佐藤氏への)贈賄容疑で捜査したが、事件にならなかった。佐藤氏は(当時の)事務次官に言われて公電を持ってきただけだ。ただ、歴代総理は私を経由して佐藤氏に日ロ外交のため、内閣官房機密費を渡していた。 ―刑期終了後も5年間は選挙に出られない。 逆に自由に動ける面もある。北方領土問題はライフワークで、与えられた環境で死ぬまでやっていきたい。 ―日ロ外交の打開策は。 まず2島返還を認めてもらい、残り2島も話し合いのテーブルに着かせればいい。現実的にやっていくしかない。決断できるのは強いトップリーダー。それは小沢一郎民主党元代表だ。 ―今後の活動は。 逮捕され天国から地獄に落ちた。がんも患った。もう権力闘争はいらない。私の役目は権力に打ちのめされた人に「負けるな、生きていればいいことがある」と発信すること。賞味期限は終わったかもしれないが、消費期限はまだ残っている。あきらめない。これからも闘っていく。 |
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