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Fational Battle inside the ruling DPJ

以下は、当方ブログの先輩が、とある同窓の衆議院議員に宛てた檄文の写しである。光の道構想などの評価など意見が異なる点はあるが、民主党政権の体たらくと派閥抗争に、いささかウンザリしている点と、政権交代を実現したのに細川政権の二の舞となろうとしている現実に一石を投じようとする気迫に、共感する。ご本人の了解を得て、一部不都合な点を略して、全文を掲載したので、ご参考まで。

「拝啓、お忙しく国政にご活躍のことと存じます。
私も残り少ない人生を充実した生き方をしたいと思い、この年になって世間の事に文句を言うまいと思っているのですが、最近の民主党の体たらくに、いささかウンザリしながらも、せっかく貴殿も復帰され、政権交代を実現したのに、細川政権の二の舞とならぬよう、一言申し上げたい。

 今、政権交代に期待した国民の淡い望みは徐々に裏切られつつあります。
夢だけを語った由紀夫ちゃんから、市民運動家が間違って日本の首相に成った。(かっての宇野よりまし、海部、森レベルか?)経済も外交も運動家の視点しか持てない不勉強な未熟者故にか、官僚受け売りで支持率低迷の戦国艦隊となっているのに、政治と金の問題で小沢を切れば自分たちの支持率
回復とでも思っているのか?
小沢を切っても支持率など回復するものか。かっての細川内閣と同じ民主党の分裂を招くだけだろう。我々は所詮、民主の分裂、多党連立を指をくわえて看てるしかないのか?65にもなる我らの世代が60年安保で挫折を味わい、今、晩秋の時を迎え政治に絶望しつつ、さよならするしかないのか?

 確かに政治と金のことは大事であろうが、そんなことは自民党時代に国民は散々思い知らされて来た、今の政局はかっての自民党の派閥抗争を見せつけられているようで国民はうんざりしている。
 政治と金の関係をもっと分析すれば、何が問題なのか、国民はとうに分かっている。国民と政治家と役人の三つ巴構造に由来してきた。
よく言われた事だが、役人は政治家に弱く国民に強いが、政治家は役人に強く国民に弱い、国民は役所に弱いので、自然と政治家に頼みこむことに成り、そこに、ビジネスとしての金銭が絡むので、贈収賄としての法令違反が存在してきた。

 それは役人が法律の執行人で、行政という予算の執行を担って来た事が、55年体制の中で法律による画一的な解釈まで役人による通達行政を行うことで、国民を管理しこの国を統治することが、政治家でなく役人によって行われて来た。勉強せずに選挙民のご機嫌伺いばかりの政治家は国民と自らの
の要求を役人との取引に使い、役人の利権温存拡大を与えて来たので、旧来の政治家が立法もできず役人の言いなりに、役人に都合のよい法律ばかりが横行し、政治屋は役人主導の法律製造装置に成り下がって来ている。
 『先生、それは法律でこうなって居りますので、先生のご意向には添えません。しかし先生の顔を立てて多少は考慮しましょうと言って、窓口でこの程度は調整しましょう。』 こんなことの繰り返しで、人間の多様な生き方や個性をつぶすことばかりが、法律や規則優先によって、人間のより良い向上心さえつぶしてきたではないか!役人の画一的な法令順守が、社会の発展やよりよい生活まで国民から奪い。日本は世界で最も成功した社会主義官僚独裁国家と成って居ます。役人の前例主義がベンチャーを未だに潰している。

 これに対し、国民の中でも現状を変えたいとする人や事業の利害などによって法解釈や法律そのものを変えることなく、役人を口説くために政治家に頼べばなんとか成ると云う事が一部の国民、市民の間に蔓延していたではないか。そこに政治と金の問題が存在しているのである。

 ところが、自民党旧来政治家は選挙民のしもべの様に見せかけながら、選挙民の利益誘導で選挙に当選してきた歴史から、議員の中には役人の下僕となって、市民の努力を挫き、これまで55年体制の中でほぼ完成された官僚国家体制に順応し、いやむしろ従属している。
 解釈拡大や手心を加えるなどの取引が、政治屋と役人の利権拡大と引き換えに行われてきたにすぎないのだ。今の民主党議員の多くは未熟さゆえか、このことに気づいていない。今や三つ巴どころか役人が政治家を操りながら市民を搾取しているではないか。日本が役人独裁国家として進化することに対し、国民は政権交代にて阻止してほしいと願ったのではなかろうか。

 世間では痴呆公務員でさえ、自分で予算を出す企業に高い事業費を与え、その後その企業に天下り、糞下りして2~3年の閑職なれど高級待遇で定年後を優雅に過ごす。こんな行為が日本全国で国家や地方レベルで頻繁に行われて居ることこそ、政治家と金より問題にするべきです。国民の税金を役人
が私的に利用、搾取している事こそもっと、もっと問題にすべきではないか。優秀な役人はいつの時代でも、法律に守られようとし、政治家に対しては表向き従順に従う様子を見せるが、政治家は任期があり、落ちればただの人と云う事を良く知っている。

 そんなことも理解できないのか、今の民主党幹部の鉄のパンツか何か知らない人たちが、小沢を切れば国民に支持されるという妄想で直走っている。役人の利権を潰していく方が、どれだけ国民が喜び支持率回復に繋がるか、事業仕分けで多少は理解したはずです。国民が本当に望むことを 理解できない市民運動家にはクリーンな政治が大前提ではありましょうが、もっと大事なことは役人とそれを裏付ける法律や規制を仕分けし、リストラすることです。今の日本の現状は派閥抗争などやっている場合ではないはずだ。

 個々の議員が三つ巴の中で金がらみになることは、国民はとうにお見通しで、マスコミや検察が、個々の政治家をやり玉に挙げ、その間官僚は民間優良企業に天下り、糞下るだけでなく、不要な準行政機関や公益法人等を作り税金でぬくぬくと勢力拡大をしてきた。これら官僚が此れまで作り上げて来た2重3重の税金搾取装置を問題にせずして何が政治と金だ!!

 国政だけでなく地方自治体の中でも役人による市民住民搾取が酷い。直接的な年収の比較でも地方で市民の3倍、国政における5倍もの年収格差などの不平等国家なのに、政治家は何もしない。民主党政権で公務員の人件費わずか5%削減で、ほとんどの国民は納得しない。
 それ以上に民業圧迫の事業機構や交易法人を作り、中小企業から搾取したり、国の発展さえ妨げている。そこにはすべて法律や規制を盾に、役人の利益を優先するため、世界に後れを取っている技術や効率が多く存在する。
 例えば日本中にめぐらす光ファイバー網の実現に対し、月々のコスト3倍で5年もかかるというNTT案に対しソフトバンクは3分の1のコストで2~3年で実現しようと光の道提案に対し、総務省は難色を示している。それはNTTグループが総務省の役人の主要な天下り先だからです。この5年もの先送りと3倍のコストが、之からの天下りの人件費として、国民から搾取されたうえに、その間世界に大きく後れをとる。日本の将来より官僚の利益のための政策が行われていることに政治家はもっと鋭いメスを入れてほしい。

 役人主導の見せかけの事業仕分けは、今やマスコミ受けするショウと化している。本当に仕分けすべきは法律そのものである。法の下の平等を謳うなら、人間の多様な生き方を認め、役人が管理し易い法律から、住民の生活文化多様性に基づいた最小限の法律にリストラして、現場で生活者の声をもっとよく聞くことである。これまで、政治家はボンクラで不勉強であった為、官僚に頼り、役人の言いなりにならざるを得なくなって来ており、優秀な役人が管理統制を第一に行政を仕切ってきたのだ。

 今このことに気づいて行政を改革しているのが、名古屋の河村であり、阿久根の竹原市長ではないでしょうか?
私らの(略)先輩などは、阿久根市の職員の年600万円の平均所得を3分の2返上し、若者の雇用に回せば、市民の平均年収200万円で新たなスタートに立てれば地方も活性化されるであろうとも言っています。之を全国で実施すれば、日本にフリーターは居なくなり失業者も居なくなる。地方議員はボラン
テアや日給制にすれば、もっと地方行政の効率化に繋がります。国家行政でもこのような仕分けが出来れば、国家公務員と国民所得の格差はもっと狭まり、国家の赤字も解消するであろう。これまで、官僚と政治家が作ってきた日本の赤字は、まずは行政と政治のリストラで削減して欲しい。

 かって貴兄は同級生が政治の事に関心が薄いと嘆いておられたが、我々の年になると、中国国民と同じく、政府に政策あれど、われら国民に対策ありで、国家の行く末より自分や家族の幸せを最優先課題にせざるを得ません。日本は官僚独裁国家ではあるが、中国の様な共産党一党独裁で言論統制までされた国ではありません。今や官僚自身も先輩たちの作った法律に縛られ不自由を感じ、清潔な政治や、コンプライアンスなどとマスコミや世間を気にしすぎで、自信を持った予算執行もできずにいます。此の事は、銀行が赤字国債購入だけで存続し、民間投資や融資が出来ないために、経済が上向きにならない事と同じです。

 此の事に気付かない仙石管隊は55年体制からの変化を読めずにいる為、小沢を切れば自分たちの支持が上がると勘違いしている。民主の分裂と政権交代の崩壊による国民の政治不信を呼ぶだけで、ますます日本は沈没に向かう。
 坂本龍馬の様な排除しない生き方は出来ないものか?仲間や、少数意見の者たちを!    クリーンなだけを、国民は求めていない。 人を切り捨てる前に余計な法律を切り捨て、国民、市民中心、人間中心の行政が、今こそ求められていると考えませんか。
 地域地方に適した行政が行われるよう指導するのは政治家の務めでありませんか? そうすれば市民も政治家に、私的な頼みごとを遠慮すると思いませんか。政治と金は切れなくとも、今よりは増しでしょう。
 政治家だけでなく、官僚から地方の役人まで法律の裏で貪った税金や無駄を無くし、等しくすることで、クリーンな本当の民主国家に繋がると確信いたします。議員定数削減と役人削減を実現出来れば財政削減に繋がるでしょう。
西郷隆盛の様な私心を捨てた国家観を、政治家各位には持ってほしいと願ってやみません。
貴兄のますますのご活躍を、いつまでもご祈念してやみません。」

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