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Cowardice

マスコミが、弱虫で非科学的な外国人記者の発言を紹介するあたりが、既に常軌を逸している。

こんな報道だ。

福島第1原発:「日本人は政府を信用し過ぎ」伊記者

 【ローマ藤原章生】「日本の政府当局や東京電力、専門家は放射能汚染の危険を過小評価している」--。福島第1原発事故で、東京滞在は危険とみて大阪を拠点に報道しているイタリア国営放送RAIの特派員アレッサンドロ・カッシエリさん(50)は毎日新聞の電話取材に「日本人は我々イタリア人と正反対で、政府情報を信用し過ぎる」と話した。

 東日本大震災発生直後に初来日したカッシエリさんは、イタリア外務省やRAI本社から「東京に危険が迫るかもしれない」と言われ16日に大阪に移った。イタリア有力紙の記者たちも大阪にいる。

 カッシエリさんは「放射性物質の新たな汚染情報が毎日出てくるが、発表は遅い。原子炉内で何が起きているかについても、政府はパニックを防ぐためなのか、真実を隠しているか公表を遅らせているとしか思えない」と語った。

 日本メディアの報道にも不満があるという。「問題を低く見積もるのは日本だけでなく世界の慣習だ」と断りながらも、「特にテレビがひどい。感動話を前面に出し、世界が知りたい事故や汚染の状況は後回しの感がある」と指摘した。」とある。

外国有力紙の記者が高見の見物をしているとの話である。イタリア外務省や,イタリア国営放送本社が、大騒ぎをしているのであれば、おかしな失敬な話である。既に当方ブログでも紹介しているように、国際的にも、放射能の観測が行われて、その科学的なデータが適切に発表されている。真実を隠して公表を遅らせるような国ではない。むしろ、市場原理主義の金儲けの連中に加担した一部マスコミの連中が、事実を隠蔽して日本の伝統文化、経済的な繁栄の破壊に、加担してきた挙げ句に,今回もセンセーショナルに記事をつくっているのではないのか。

イタリアでも,上記のような怪しげな記者ばかりではないだろうが、日本の政府情報を信用しすぎなどとのコメントも失礼な話である。日本人は、国柄として、事実を探求して科学的に,モノの道理を求めているだけなのだ。火事場泥棒という言葉があるから、そんな下劣な日本人もいないわけではないが、それこそ、雄雄しく、しかも、けなげに生きているのだ。悲しみをこらえているのだ。事実を事実として受け止めるのが、日本人だ。

北欧の友人から、メールを頂戴して、当方ブログは激励を受けたが、ヨーロッパの一部マスコミは、のど元過ぎればで、福島原発の深刻さは、忘れたかのように、すっかり報道しなくなり、リビア攻撃一色だそうだ。災害を利用して金儲けしようとする拝金の資本主義を煽る連中がいることがよくわかる事態である。去る者は追わずである。

自立自尊の日本を追い求めて、国難の中で、たじろがずに、勇気をもって、励まし合って、この1日を過ごしたい。それにしても、大災害の現場で懸命に働いている関係者の尽力に改めて敬意を表する。

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