構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

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Destruction

当方ブログは、先月の中旬に、岡山県と鳥取県の境にある山あいの現場を訪ねた。雪が残っていたが、改善の跡はなく、破壊を裏付ける兆候ばかりであった。統合されて効率的になるはずの郵便は、実態は非能率となって人手もいよいよかさむようになったとのことであった。施設の維持に対する投資がおこたっているせいか、いよいよ建物も貧相になって金具は錆び付いてきていたし、おそらく、私物化された経営陣の不正調達の可能性を想像させる、不要不急の端末機器がうち捨てられていた。ベルリンの壁とからかわれた、郵便局内の仕切りは取り払われていたが、依然として会社は分かれたままであり、郵便のマネージメントは劣化しているとの嘆きがあった。一方で経営者側に属するが、現場と共感をもたない教条的で尊大な社員が増えたとの意見もあった。民営化と称する上意下達の「官僚」組織がいよいよ硬直化している可能性が高い。

おばあちゃんに面会しようとしたが、関係者はもう会わない方がいいだろうと優しく忠告してくれた。構造改革が、短期の利益に目がくらんで長期の利益を壊して、高齢者を直撃して痛めつけた、共同体を破壊するカルトの、しかも外来の拝金思想にすぎないことをあらためて実感した瞬間であった。市場原理主義の郵政民営化は、利益というFool's Goldを追求して、本当の心に咲く黄金の花を立ち枯れにしたのだ。

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