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Freeway

高速道路の「無料化」をおしまいになった。正確にいうと、一昨日から茨城県の水戸に東京から行っていたが、首都高速以外の料金が、往復で3000円であったのが、来週の土日からは、また高くなると言うことで、確か片道2800円に戻ると言うことである。水戸で無くとも,それ以遠でも首都23区の住民はその料金で車を走らせることが出来たが、それが出来なくなったという。悪政である。

東北の月山の麓の集落の話では、雪祭りをして、川内からの客が増えたとのことであったし、長野県の諏訪の中の食堂では、高速道路が安くなって、首都圏からの観光客が急増して喜んだ話を直接聞いたことがある。もちろん、高速道路を使って、お客が逃げたと、つまり迂回していくので、客が減ったと嘆く向きも無いわけでは無いが、大都市から、地方への富の再配分の効果が、この悪政で失われることになった。小田原から熱海に抜けるところに早川という地名の、道路がいつも渋滞する場所があった。東京からの熱海に行く車が使える場所で、そこには、車客の為のレストランなどが密集していたが、そこが早く通り抜けられないために、熱海に行く客が尻込みするくらいになって、つまり熱海は寂れてしまった程であった。観光地の魅力で勝負するのでは無く、渋滞を起こして、そこで、客引きをする非効率の典型の場所だった。おもしろいことなので,付言すると、熱海に行く道路の中には、民間の会社が専用道路を経営しているところがある。これなども公有化して良いが、そのままになっている。県の経営する有料道路などは、ETCすら使えない不便な硬直的な経営である。役人天国の典型みたいな話が蔓延しているらしい。道路が私物化されると、他に選択肢が限られるから、独占の弊害がもろに出るという実例である。箱根の山中で追い剥ぎが関所をつくって、根拠も無く旅人から通行料金を取っているような話である。沖縄の海で、ダイバーが海に入る料金を、地元の顔役が勝手に徴収したような話である。

「無料化」をおしまいにしても、東北の中では、被災の証明書があれば無料になると言うが、そんなことではないだろう。税金でつくられた施設が、私物化されないで、平等に基本的には無料となって使われることが正しい。復興の財源論があって、だから「無料化」したとの話もあるが、本末転倒まやかしの議論である。政権交代があって、高速道路がいよいよ「無料」になる、やっと欧米なみになると思っていたら、また私物化の方向に戻る。復興財源であれば、外国に貸してあるカネは,沢山沢山あるのだから、それを取り返せば、ほぼ無尽蔵だろう。ワシントンの金融勢力の大本山の専門家が、日本は外国から復興資金を借りなくて良い国だと指摘しているでは無いか。(外国からカネを借りてその国の言いなりにならなくても住むと言うことである。)高速道路を無料にして、地方の活性化を推し進めることが正論であり、有料のしかも高い料金に戻すことは、郵政財産のの私物化などと同様に悪政でしか無い。

下記のとおり、ウィキに高速道路無料化の項目がある。ご参考まで。何の為に政権交代が行われたのか、無料化の検証結果もないままの悪政である。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%81%93%E8%B7%AF%E7%84%A1%E6%96%99%E5%8C%96

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