New People's Party
政治の地殻変動も着実に進行している。大震災があり、日本は戦後政治の分水嶺を確実に越えたと感じたのは、福島の原発の暴走を抑えたのは、戦後の属国の価値観ではなく、むしろ塩狩峠の身を挺した使命感であったことに尽きるからである。日本列島の地盤沈下があり、国民の価値観の変化がある中で、拝金の市場原理主義で日本が復活するわけがない。敏感な政治家であれば、政治の地殻変動を身を以て感じているはずだ。
こうした中で、中島正純議員が新たに入党して、国民新党が一議席を拡大したとのニュースである。http://www.janjanblog.com/archives/53685
浜田和幸議員が自民党を除名され、現在外務政務官に就任している以上のインパクトである。自民党から民主党に変わるのでもなく、大政党の議員が無所属となり、逆に弱小政党に所属することが現実に起きたのである。二大政党制も説得的ではなかったことが明らかにした事例である。大阪では、知事と市長の対立が先鋭化していることが伝えられているが、そうしたなかで、民主党公認として当選してきた大阪の選挙区の国会議員が、真正保守の一翼を担う国民新党に入党する動きが実行したことは注目してよい。
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