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Freedom Betrayed--Lost Statemanship--19 Times in 7 Year

フーバー大統領の回想録の最後の章が、失われた政治家道と題して、七年間のうちに19回の大失敗があったとする。原稿は、1953年に執筆されたとされるが、「私は、戦争に反対して、その戦争に関するあらゆる政策に反対した」と書き、しかも、言い訳をすることもなく、残念に思うこともない、とルーズベルトと、トルーマンの外交政策を強烈な口調で糾弾している。

仮の訳を続けてみよう。

この世に惨害をもたらしたのは、スターリンとヒトラーだとして、しかも悪魔の様な人物であるから、いかなる検証も要しないとして、避難する一方で、トルーマンとルーズベルトを擁護する向きがある。しかし、米国と英国の政治家の失われた政治家道を見直してみれば、スターリンとヒトラーに対処するに当たって大失敗をしたことは明らかで言い訳の余地がなく、こうした大失敗がなければ、西側世界に大災害をもたらすこともなかった。混乱する状況のなかで、誰に責任があり、何時、何の失敗があったのかを読者が忘れないように記録することとして、具体的な事実とその理由を、この回想録のなかで、詳述している部分に言及して読者のその章を紹介することとする。

1933年の世界経済会議

ルーズベルト大統領が国際的な政治家道に失敗した最初の重要な事例である。世界経済会議は、英国のマクドナルド総理大臣と当時の大統領の私が準備した会議で、1933年一月に開催を予定していたが、ルーズベルトが破壊した。ルーズベルトが選挙にかって、6月に開催を延期した。その時丁度世界は、世界的な不況から経済の回復基調にあったが、一方で通貨戦争があり、貿易障壁を増加させる戦争があった。準備作業が専門家の手によって進められ、ワシントンに十人の総理大臣が集まって、国際決済に金標準を用いることに合意した。それにもかかわらず、会議の最中にルーズベルトは翻意して、金本位制の導入にひびを入れたために、会議は不調となり、達成する結論がなく死んでしまった。ルーズベルトの国務長官であったハルは、この会議の失敗が第二次世界大戦の根っこにあるとして、ルーズベルトのとった行動をハッキリと非難している。(つづく)

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