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Freedom Betrayed: A Necessity or A Crime?

当方ブログは、ハーバート・フーバー第三十一代大統領の回想録が、47年ぶりに、筐底から取り出されて公刊されたことについて書いてきた。原爆投下が誤りであったと明白に書かれており、戦争直後に来日してマッカーサー将軍に会っているがその時の会見記録もある。ルーズベルト大統領については、狂気の男などと厳しく批判している。日本は戦争に引きずり込んだ、19の誤りについても記録している。フーバー回想録の話題は、静かではあるが、波紋となって世界に広がっている。

連合国による大規模な無差別都市爆撃という大量殺戮を論じた本がないかと探していたら、イギリス人が書いた本で、「大空襲と原爆は本当に必要だったのか」と言う単行本が、2007年に河出書房から出版されていた。著者は、ロンドン大学の哲学の教授のA・C・グレイリング教授である。

著者は、第二次世界大戦は、連合国にとってナチや日本の’軍国主義’に対する正義の戦争だったが、「一般市民を意図的に攻撃目標として爆撃するのは、道義に反する犯罪である」と論じているのが特徴である。

アメリカによる日本への空襲を論じた本に、ロナルド・シェイファー著「アメリカの日本空襲にモラルはあったカーー戦略爆撃の道義的な問題」(深田民生訳、草思社、1996年、原著は1985年)があった。事実を書いて読者の判断を促す姿勢である。

さて、フーバー大統領の回想録が書いているように、日本の和平を悉く拒否して、不必要に追い詰めて、日本の戦争が自衛の戦争であったとしたら、正義の戦争であったと言う前提も崩れる。

ご参考まで。

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