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Lost Dignity and Pride

11日の政府主催の東日本大震災の追悼式で、台湾からの代表に献花の機会が無かったという。国会における質問に対して、総理大臣は、「本当に申し訳ない。行き届いていなかったことを深く反省したい」と陳謝したとの報道である。

しかも、同じ国会における質問で、追悼式で、天皇、皇后両陛下がご退席になる際、場内が着席していたとして、「どこの国でも全員起立するものだ」との批判があり、官房長官は「(議事進行は)事務方で詰めてきたものを直前に聞いた。おわびするしかない」と謝ったとの報道である。

報道が事実であれば、いずれも、口頭で謝って幕切れになる話では無い。台湾をないがしろにすることについては、一連の動きを見るに付け、サボタージュが行われている気配すら感じる。式次第についても,事実であれば大失態である。日本国家をないがしろにして、国民の敬意を表現しない政府式典だったようだ。責任が問われて然るべきだ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120312/plc12031221040009-n1.htm

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120312-OYT1T00871.htm

http://www.asahi.com/politics/update/0312/TKY201203120499.html

http://www.asahi.com/national/update/0311/TKY201203110251.html

なお、質問をした議員は、郵政民営化を始めとする,日本を破壊することになった構造改革論の政治宣伝を担当した、NTT広報担当出身の二代目政治家で、にわかに、英雄視することはできない。問題の深刻さから、急遽沈静化を図るための質疑を行った可能性もあるので、当方ブログは,質疑を賞賛するようなコメントは控えることにする。

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