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Turmoil

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もともと野田内閣は選挙によって与えられるべき権力の正統性はない。政権交代時の公約とは異なるからである。公党間の消費税は上げないとの公党間の約束を守ったのは,国民新党の方である。亀井代表は歴史の扉を開けたようである。

既に亀井代表が政権離脱を通告していたから、国民新党の副代表を務める閣僚が時間をおいて署名した閣議の効力は、矛盾が生じているから、無効だとまではいわないにしても瑕疵がある。冷戦の時代に、「この国際会議には、代表権がない者がいる」と、とある国際会議で、分裂国家の一方に向かって頻りに非難する事態があったことを思いだした。自見大臣や下地幹事長が国民新党を代表していないことは、明らかだ。正統性のない謀反である。そのうちに自壊することになる。

「党を代表する意思は幹事長ではなく、代表がやっている。分かっているんだろうな」

亀井氏と共に連立離脱を主張する亀井亜紀子政調会長は30日、国会内で記者団に対し、自見氏について「大臣を辞めたくないから増税法案に署名した。みっともないので辞めてほしい」と批判。下地氏に対しても「全くのウソを言っている」と切り捨てた。

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