構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

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2012年5月

Espionage and Infiltration

http://youtu.be/xLTV6Hp5SK4

Kuroshio 71

日向と大隅の郡名を書いたので、薩摩の郡名等も書き留めておきたい。史料
館の硝子越しに撮影した写真をつてにして、書き写すことにする。牛屎(ねばり)院、和泉郷、山門(やまと)院、安久祢(あくね)、祁答院(けどういん)、東郷別府、高城(たかき)郡、入来(いりき)院、薩摩郡、宮里野、市来院、伊集院(いじゆういん)、満家(みつえ)院、鹿児島郡、日置北郷、日置南郷、谿山(たにやま)郡、伊作郡、阿多郡、加(か)世(せ)田(だ)別府、川辺郡、治乱院、給黎(きいれ)院、頴娃(えい)郡 揖宿(いぶすき)郡の地名をあげた史料が、鹿児島神宮の近隣の史料館に掲示されていた。冒頭の牛屎院は現在の伊佐市の近くの地名であり、大口城を本拠とする戦国大名の姓でもある。牛屎とは「牛の糞」であるが、ねばり、うぐつ、との読み方がある。牛屎は解毒作用があり、漢和辞典には、「牛屎、散熱、解毒、利溲。故能治腫疽霍亂疳痢傷損諸疾。燒灰則収濕、生肌抜毒」と、吹き出物などに効くといい、本草綱目にも「牛屎」の効用が「水腫溲澀、濕熱黄病、霍亂吐瀉、脚跟腫痛」と列挙されている。現在の伊佐市は、大口市と菱刈町とが合併したから、伊佐市には、日本最大の金山である菱刈鉱山がある。世界最高水準の品位の金山である。古代朝鮮語で鉱山のことを 「カグ」とか「カゴ」とか発音されていたとされ、香具山(かぐやま)や加賀山(かがやま)となり、カゴが鉱物資源全般を意味してくるようになり、鹿(か)児(ご)島(しま)が日本で最も鉱物資源の豊富な場所であることは、薩摩には鉱物の豊富な火山地帯があることから、何の不思議もない。鹿籠(かご)駅という今の枕(まくら)崎(ざき)から伊集院までを結んだ南薩鉄道に駅があって、鹿児島黒豚の中でも、枕崎の「鹿籠(かご)豚」は「幻の黒豚」と言われるが、「鹿籠豚」の名前は、戦後黒豚を生きたまま貨車で東京に出荷した際に、鹿籠駅の車票がついていたので、自然に呼ばれるようになったという。枕崎の一帯が鹿籠という地名であった。鹿籠(かご)金山があった。まくらとは、旧川辺郡の三島や十島では、暗礁のことを言うから、枕崎とは暗礁がある岬という名前である。枕崎の港の入り口には、立神岩があるが、これは奄美大島の名瀬の港の入り口に屹立する立神(たちがみ)と全く同一の存在である。立神に寄せる波しぶきを見れば、その方角強さを知ることになる。沖の立神がまた片瀬波だと天候の悪さをかこつこともある。籠は、竹で編んだ目の細かい篭のことを意味する勝(かつ)間(ま)にもつながり、山幸彦が海神の宮に行った時に乗った船とされる无間勝間(まなしかつま)のことを想像すれば、もちろん、編み目のない籠は漆で詰めたに違いない。枕崎の言葉はあがり下がりのハッキリした抑揚があり、薩摩の言葉よりも、都城から志布志にかけての日向の言葉に近いように聞こえるがどうだろうか。黒潮の民である隼人の言葉が、海幸彦のように隠遁して版図を狭め、日向、大隅、薩摩の三洲の北と南の端に古い言葉の抑揚として残った。

 薩摩半島には、金山、錫山、銅山があちらこちらにある。布計、大口、新王
ノ山、王ノ山、幸田、山ヶ野、東山ヶ野、新永野、大良、高嶺、山田、添、光
和、松野、丸山、木津志、入来、羽島、荒川、串木野、芹ヶ野、湯之浦、吹
上、豊城、助代、湯之名、神殿、樋渡、喜入、東、鹿籠、赤石、春日、見初、
栗ヶ野、岩戸、黒仁田、生見、郡ヶ野、岩手、花篭、河内山、金切、大谷、小
金、立神、弁財天、と金山が連なる。薩摩の国府が置かれたのは、高城郡であり、今の薩摩川内市にあたり、和泉郷は今は出水市となっているが、高城郡の北にあり、肥後国との国境には野間ノ関があった。高城郡と和泉郷とが、養老四年(七二〇年)の隼人の乱に際して、最前線の補給基地となったとする説があり、天平八年(七三五年)の『薩摩国正税帳』には、「出水・高城のほかに隼人十一郡」とされ、薩摩国の大部分が隼人の地であったことが分かる。阿多は隼人の居住地として有名で、畿内にも隼人の居住地としての同音の地名が残る。沖縄には、国頭に安田(あだ)がある。薩摩半島西部の万之瀬川流域から野間半島あたりまでの古い地名で、北を伊作郡、東は谿山郡、給黎郡、南は川辺郡と接していたが、徐々に縮小して日置(ひおき)郡に吸収され、今は郡名として残っていない。日置の地名は、「和名抄」に大和国葛上郡、和泉国大鳥郡、伊勢国一志郡など、千葉県から鹿児島県にかけて広く分布しており、山口県では周防国佐波郡日置(へき)郷(佐波郡徳地町)と長門国大津郡日置荘(長門市日置)がある。長門市には、鍛冶屋、鑪、火渡、金焼などの地名が残るので、火を起こして金属加工をする集団が想像される。河内にも日置(ひき)荘が奈良の興福寺の荘園としてあって、大仏の鋳造に携わったとされる。島津家の祖である戦国武将の島津忠久は、島津家に伝わる史料では、母が源頼朝の側室で比(ひ)企(き)能員(よしかず)の妹丹後局(たんごのつぼね)で、頼朝のご落胤で、そのため厚遇されたとされるから、日置は、武蔵国比企郡の豪族としての比企氏に通じる島津氏の薩摩の重要な地名である。現在の知覧(ちらん)は特攻基地と武家屋敷が有名だが、古い時代に「治乱」と表記するのは、阿多隼人の乱を鎮圧した征服者の土地だったとすれば納得がいく。 (つづく)

Postmasters Forever 5

野田総理が読んだという、通信文化新報の記事である。ネットにも掲載されていた。http://www.tsushin-bunka.co.jp/?p=1283

郵政民営化は地域社会の絆を断ち切った。郵政民営化の破壊は人災でしかない。国民資産を外国勢力の支配に渡そうとした手の込んだ売国の政策であった。赤いハンカチの破壊をもとの戻すべきだ。岡山県新見市菅生の里にある、郵便局を民営化の破壊以前に復旧せよ。未だに甘い汁を吸い続ける市場原理主義の烏天狗のような残党とその手先は、消え失せるべきだ。夜明けがいよいよ始まった気配だ。闇夜の烏の羽音も鳴き声ももういらない。

Postmasters Forever 4

それからも何年間が経った。惨状である。郵政民営化は破壊であった。野田大臣の感覚は赤いハンカチに気づくのはいいが、痛みは鈍いのではないのか。こんな法案改正で満足しているのか。しかも,改正法案は、市場原理主義との徹底的な妥協で行われている。本当は民主党は単独で、郵政改革をする多数を形成していたのではないのか。しかも、今回の改正法は議員立法で行われており、各政党が直接関与した形とはなっていない。増税の為の切り崩し工作となったとのうがった見方すら出ている。民主党の無策は決定的な失敗であった。自民党も反省が足りない。しかし、それでも地球は動くから、あきらめてはならない。新しい価値を作り出さなければならない。地を這ってでも、一歩二歩と歴史の歩みを進めなければならない。外国勢力に株を安くでたたき売りされることも阻止しなければならない。

Postmasters Forever 3

アイヌの音楽である。自然のそよぎを聴くことが出来る

アイヌの音楽である。楽器の特徴がある。縦型の弦楽器であるが、インドネシアの楽器とも似ているがどうだろうか。

郵便局長会の会長の信念あふれる堂々たる挨拶である。

亀井久興先生の確たる大演説である。

Postmasters Forever 2

Postmasters Forever

Foreign Intrusions and Destructions should be averted

とある同志からの拡散希望があったので、当方ブログに転載する。

「現在、中国は日本各地で「巨大領事館」網の建設を進行中です。

上薗益雄氏が都内に存在する7ヶ所の施設の現場から、深く静かに潜行する中国による日本侵略の「超限戦」の危険について警鐘を鳴らします。

巨大総領事館計画が進行中の新潟、名古屋、仙台、大阪、広島、福岡の市民の皆さんには是非見て頂きたいと思います。【拡散希望】

           記

上薗益雄の警鐘 :1~9

1 中国大使館「領事館業務」は建坪150平平米で東日本は十分
http://youtu.be/C5fnkIoPcCM

2 超限戦の元締め中国大使館は日本総督府になるのか?
http://youtu.be/usbXPKr3ydw

3 中国大使館経済商務参賛処は売国商人達の密会所か?
http://youtu.be/C7HUzcZpSc8

4 中国大使館別館・第二別館予定地への道を歩いてみよう
http://youtu.be/vwhfxc4rlKs

5 中国大使館第二別館予定地は大使公邸用ではあり得ず
http://youtu.be/0Y-amE-0gXg

6 知られざる中国大使館教育処(江東区)とは?
http://youtu.be/l0R9SbeY5h8

7 中国大使館教育処-2 ここを発見したのは神の計らい?
http://youtu.be/KWOimsmiEK4

8 中国大使館教育処-3新潟市民の皆さん知って下さい!
http://youtu.be/oDQi-5G_DV0

9 中国大使館教育処別館 大使より格上の人が居るかも?
http://youtu.be/8f8yYkgte5U



Kiuchi Returned to LDP

城内実衆議院議員が,自民党に復党した。

Pacific Islands Summit

天皇皇后両陛下は、5月24日、沖縄において25日の金曜日から二日間開催される太平洋島嶼国サミットに参加する各国からの代表を皇居に招いて接見された。12カ国の代表者が出席し、また皇太子殿下が同席されたとの報道である。

外務大臣の主催する歓迎会が同日夕方に開催された。いわき市の温泉センターで活躍するフラダンサーが、親善大使を去。年から務めており、その踊りが演目に加えられていた。外務大臣が、大震災で原子力発電所が暴走して被災した福島県を選挙区としており、その関連も想像出来る。

沖縄で開催される会合には、野田総理大臣が出席する。オーストラリア、クック諸島、フィジー、キリバチ、マーシャル諸島、ミクロネシア、ナウル、ニュージーランド、ニウエ、パラオ、ニューギニア、サモア、ソロモン諸島、トンガ、ツバル、バヌアツが加盟国であるが、フィジーが欠席して、米国が今回から参加することが特徴である。

太平洋の海域における安全保障の確保と航行の自由の重要性を共同宣言で採択する。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/kinkyu/2/20120526_205610.html

Graduation Address by Dr Richard N. Haass, President of the Council on Foreign Relations

On May 19, 2012,on the occastion of the Class Day Ceremony at the Fletcher School of Law and Diplomacy, Medford, Mass., USA, a Graduation Address was made by Dr Richard N. Haass.

Dr Haass is currently President of the Council on Foreign Relations and the author or editor of eleven books on American foreign policy, including 'War of Necessity, War of Choice: A Memoir of Two Iraqi Wars(Simon and Schuster, May 2009)

サクララウンジ、JFK

ボストン、ローガン空港

MFAボストンファインアート美術館

Spring and flowers

Clambake


Toilet


arlington

arlington

案内標識

シカゴオヘア空港

シカゴオヘア空港
ボストンに乗り継ぐ

旅の出立丑うがでぃ

Milton Friedman in Japan

池上彰氏は、NHKの出身の今はフリーのジャーナリストで、テレビなどで、分かりやすい時事評論をして人気を博している。時事解説の本の出版も多数している。そのひとつに、「世界を変えた10冊の本」(文藝春秋)がある。

アンネの日記、聖書、コーラン、プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神、資本論、イスラーム原理主義の「道しるべ」、沈黙の春、種の起源、雇用、利子および貨幣の一般理論、そして、資本主義と自由、の10冊を紹介している。

当方ブログが注目したのは、最後の、資本主義と自由である。いわずとしれたことであるが、著者は、ミルトン・フリードマン(1912-2006)である。

そのなかに、日本にも大きな影響力という小節があって、池上氏は、次のように書いている。

「フリードマンは、「資本主義と自由」に続き、1980年、やはり経済学者の妻ローズと共著で「選択の自由」を出版します。彼の思想を,寄り分かりやすく展開した本で、商業的には,こちらの方が成功を収めます。ベストセラーになったのです。日本でも,この年に日本語訳が出ると、経済学としては異例のベストセラーとなりました。以後、日本でもリバタリアンを生み出すことになります。日本の経済学者にもフリードマンの影響を受けた人は少なくなく、政界にも影響を与えました。1980年、フリードマンは来日すると、首相官邸に鈴木善幸首相を表敬しています。このとき、鈴木首相は、「私は貴方の学説の支持者です」と語りかけています。これ以降も、フリードマンは,日本にくるたびに歴代の首相に会っています。現在の日本の政界では,自民党にも民主党にも支持者がいます。」と書いている。

徹底した拝金の経済学、強者の論理を追求したフリードマンの学説は、世界では、完全に破綻して、特に被害の大きかった中南米では、次々と政権交代があったが、日本にはその追従者が,まだ居残っている可能性があることが指摘されている。

それにしても、新自由主義の経済学者と一見では関係が無さそうな鈴木善幸首相が、学説の支持者であったと指摘していることと、日本に来るたびにフリードマンが、総理大臣に会っていたと言うことは驚きであった。中南米にはびこっていたミルトン・フリードマンの手下は、シカゴ・ボーイズと呼ばれていたが今では追放された。そうしたミルトン・フリードマンを信奉する破壊勢力が日本にも組成されて、総理大臣との面会を手配するなどして日本の経済政策を手中にしていったのだろうか。

当方ブログは、中国共産党もフリードマンの論理を受け入れて、拝金の統治に転化したのが、最近の硬直化した人権弾圧などで暴走している遠因であると観察している。日本での構造改革と称する、特に小泉・竹中政治で集中的に実行された新自由主義の政策による日本破壊も、ミルトンフリードマンの日本訪問と総理との会談とどこかで繋がっている可能性があるとすれば実に興味深い展開になる。

なお、ミルトン・フリードマンとその追従者による破壊工作・活動の手口は、ナオミ・クラインの「ショック・ドクトリン」(邦訳は岩波書店刊)で、余すことなく、批判的に紹介されているの、追記しておきたい。

4th World Uyghur Congress in Tokyo

懇親会で挨拶した、衛藤参議院議員によれば、在京の中国大使館から手紙が国会議員に寄せられて、ウィグル会議に関係しないように圧力が加えられたとのことであった。また、今日の会議場は、憲政記念館で開会式が行われたが、憲政記念館をも会場として使わせないようにと、在京の大使館から圧力があったとのことであった。そうした圧力があったせいか、国会議員は懇親会には、姿を見せなかった。日本の国会議員は、外国勢力の圧力に屈したのだろうか、殆ど姿を見せなかった。チベットの弾圧に抗議して、ペマ・ギャルポ氏が、台湾の立場から、黄文雄氏が、中国の拡張主義を批判する挨拶を行った。外交評論家の加瀬俊一先生は、アジアの解放が未だに必要であると述べて、日本との連帯が重要であると指摘した。ケネディ大統領が、ベルリンで演説して、私はベルリン人だと発言したように、日本人も今日はウィグル人だと思って連帯しようと挨拶をした。今回の会議に日本入国のビザを発給されなかった者が二名ほどあったと参加者が述べていたが、いずれにしても、日本政府が中国の圧力にもかかわらず、100名を超えるウィグル人に対して、入国を認めたことは喜ばしい。自立自尊の日本をつくるよすがとなることは間違いない。

http://youtu.be/RWsOySCahSg

http://www.rferl.org/content/exiled_uyghur_leader_kadeer_says_china_assimilating_uyghurs/24580040.html

4th World Uyghur Congress

中国からの亡命ウイグル人でつくる「世界ウイグル会議」の代表大会が14日、都内で17日までの日程で始まった。写真は、懇親会の開催された市ヶ谷の会場である。

 米国やドイツ等世界各国に住む亡命ウイグル人約120人が出席し、今後の運動方針などを話し合う。

 ラビア・カーディル議長(米国在住)は開会式で、2009年7月に新疆ウイグル自治区ウルムチで起きた大規模暴動後、「中国政府の抑圧政策は激しさを増し、ウイグル人に対する圧力が強まった」と述べた。また、式典後の記者会見で日本政府に対し、日中間の協議でウイグル問題を議題にすることを求めた。

The Devil Speech

Pivotal Scene in which Sir Thomas More defends his position that even the Devil must be accorded the protection of the law.

法という林の一本一本を切り倒していって、悪魔が攻めてきたときにどこに隠れるというのか。

Of Human Bondage

大震災後に、絆という言葉が流行語のようになり、また大事にもされている。

ところが、中国では、理解されないだけではなく、中国語における絆の意味が全く異なると言う。中日大辞典(大修館)には、中国語の【绊】は、①足をすくう、罠などに引っかける、②じゃまになる、わつわりつく③きずな、拘束、④わなと言う意味で掲載されているが、確かに③に「きずな」とあるが、これも、日本語の場合の煩わしい「しがらみ」のような意味に近い。

日中間では文字が同じでも意味が異なる例が多い。検討というと、中国では自己批判という意味である。絆(きずな)というと、中国人には、罠にひっかけるという意味に取られる可能性がある。

以上、週刊ダイヤモンド5月19日号に掲載されていた、「金融市場」、東短リサーチ取締役加藤出氏の記事、を参考にしている。

http://en.wikipedia.org/wiki/Of_Human_Bondage

http://youtu.be/rGtq3vqJRAI

http://youtu.be/mtLQfNzUOE8

サマセット・モームの半自伝小説、Of Human Bondageは、人間の絆と邦訳されているが、中国はそうした絆などどうでもいい価値観が覆う世界となっているのだろうか。 "the simplest pattern, that in which a man was born, worked, married, had children, and died, was likewise the most perfect"等とモームが表現する人間の価値を共有できない、社会が分断されてアトム化した、拝金の独裁・統制国家と化しているのだろうか。

Freedom of Press is being violated by the Giant Newspaper Company

http://pen.co.jp/index.php?id=656

巨象が蟻を踏みつぶそうとするような話であるが、出版の自由、表現の自由に係わる問題である。その小さな蟻が立ち向かおうとしている。ご参考まで。

「読売新聞社は発行部数1000万部を誇るメディア界の巨象です。巨象が、内部告発者とスタッフわずか5人の小出版社に襲いかかったのですが、アリのように小さな存在が巨象に挑んでいるのです。

 2011年11月11日、読売ジャイアンツの清武英利球団代表・GMが、球団会長で読売新聞社主筆の渡邉恒雄氏に重大なコンプライアンス違反があると告発する記者会見をおこないました。そのため、清武氏は解任されたばかりか、1億円の損害賠償訴訟をおこされたのですが、元気に闘っています。

 私たち七つ森書館はスタッフ5人の小出版社で、『高木仁三郎著作集』『原子力市民年鑑』『自然エネルギー白書』など脱原発系の本を中心に広く社会の問題を考える本を出版してきました。3.11後の時代にあって注目をあつめる出版社だと自負しています。昨年から「ノンフィクションシリーズ“人間”」の刊行を開始しました。ドキュメンタリーの良書を復刊し世に広める企画です。監修・解説は評論家の佐高信氏で、すでに6冊を発行しています。このシリーズに『会長はなぜ自殺したか──金融腐敗=呪縛の検証』(読売新聞社会部。1998年新潮社刊、2000年新潮文庫)を入れようと企画し、2010年12月から読売新聞社と交渉を始めました。交渉は順調に進み、著者名を「読売社会部清武班」とすることも合意し、2011年5月9日に出版契約を結んだのです。本書の取材記者もつとめた読売新聞社会部次長(当時)が交渉の窓口となって読売新聞社の法務部門と協議した上で結ばれた出版契約です。

 その半年後に、清武氏の内部告発です。2011年12月1日、読売新聞社は七つ森書館に「出版契約を解除したい。補償はお金でする」と申し入れてきました。私たちは「良書を復刊するのが『ノンフィクションシリーズ“人間”』の目的です」と理解を求めました。読売新聞社は代理人同士の交渉もうまくいかないと見るや「出版契約無効確認請求事件」として東京地裁へ提訴しました。2012年4月11日のことです。

 読売新聞社の主張は「読売新聞社において、出版契約は局長が了解・決定するのが通例であるが、今回はそのような手続きが実行されていなかった。権限を有していない社会部次長が署名しているから無効である」というものです。出版契約にいたるプロセスをまったく無視しているばかりか、読売新聞社内の規則にすぎないものを社会一般の論理と見せかけて押し通すものにほかなりません。出版差し止め訴訟へ持ち込めなかったのです。

 巨大メディアである読売新聞社が、小出版社の七つ森書館を訴えることによって出版を妨害したのです。多大な時間と訴訟費用の浪費を迫り、自らの主張を押し通そうとするものです。われわれジャーナリストにとって社会的正義は何よりも重く、言論・表現の自由は社会的正義を守り抜くためにあることを忘れてはなりません。

 この数十年で、どれだけの巨大企業が膨大な利潤を奪っていったことでしょう。どれだけ多くの貧困層が生まれていったことでしょう。このような社会の矛盾を監視していくのがジャーナリストの眼なのです。清武氏は本書執筆中に、経営陣に対して「おかしいじゃないですか」と叫んだ社員の声が忘れられないといいます。私たちアリのように小さな存在が、巨象のように大きな読売新聞社に対して、おかしいことはおかしいと言って誤りを正していくことが重要だと思うのです。少年少女のような考え方かもしれませんが、私たちは少年少女時代の美しい心を忘れません。

   株式会社 七つ森書館  代表取締役 中里英章

David Takes on Goliath in Japan

The Yomiuri Shimbun is a media giant boasting a circulation of ten million. This Goliath has launched an attack against a group of whistleblowers and a small publisher with a staff of only five people. But this handful of small Davids are standing their ground.

On November 11, 2011, former Yomiuri Giants representative director and general manager Hidetoshi Kiyotake held a press conference in which he accused Giants chairman Tsuneo Watanabe, who is also chairman and editor in chief of The Yomiuri Shimbun Holdings, of serious violations of his corporate compliance obligations. Not only was Kiyotake fired for his remarks, but he is also being sued for 100 million yen in damages. Kiyotake, however, is energetically fighting back.

Nanatsumori Shokan Inc. is a small company with a staff of five that publishes books advocating the abandonment of nuclear power such as Takagi Jinzaburo Chosaku-shu (The Jinzaburo Takagi Anthology) (Takagi was awarded the Right Livelihood Award in 1996), Genshiryoku Shimin Nenkan (Nuclear Power: Citizens Yearbook), and Shizen Enerugi Hakusho (Renewables Japan Status Report), and it has gained much attention in the period following the 3.11 disaster. Last year, we launched Non-Fiction Series: Ningen (Human Beings) in order to republish valuable works of non-fiction and bring attention to the issues that they address. Under the direction of editorial supervisor and commentator Makoto Sataka, we have already released six books in this series.

Nanatsumori Shokan Inc. had planned to add Kaicho Wa Naze Jisatsu Shitaka: Kinyu Fuhai Jubaku No Kensho (Why Did the CEO Kill Himself? The Spell of Financial Corruption), published by Shinchosha in 1998 and by Shincho Bunko in 2000, to the series and had begun negotiating with The Yomiuri Shimbun, the author of the book, in December 2010. This book, to which Kiyotake made a significant contribution as one of its leading reporters, is a powerful work of non-fiction that offers an exhaustive investigation into major financial scandals that rocked Japan in the late 1990s.

Negotiations with The Yomiuri Shimbun initially proceeded smoothly, and an agreement was reached to credit “The Yomiuri Shimbun City News Department Kiyotake Group” with authorship. The publishing contract was signed on May 9, 2011 based on the negotiations with the deputy director of The Yomiuri Shimbun City News Department (at the time), who had also contributed to this book as a reporter, and following discussions with The Yomiuri Shimbun Legal Department.

Half a year after the contract had been signed, and after Kiyotake had held the press conference mentioned above, The Yomiuri Shimbun informed Nanatsumori Shokan that it “wishe(d) to terminate the publishing contract and would provide financial compensation.” Nanatsumori Shokan responded to The Yomiuri Shimbun, asking the corporation to understand the larger “purpose of the Non-Fiction Series: Ningen (Human Beings) in republishing valuable works of scholarship.” Negotiations between our representatives failed to reach agreement, and The Yomiuri Shimbun filed a Petition to Render a Publishing Contract Null and Void with the Tokyo District Court. This took place on April 11, 2012.

The corporation claims that, “At The Yomiuri Shimbun, publishing contracts are customarily agreed to and approved by the bureau chief, and these procedures were not followed in this case. This contract was signed by the deputy director of The Yomiuri Shimbun City News Department, who did not have the authority to do so, and the contract is therefore null and void.” Not only does The Yomiuri Shimbun disregard the entire process that led to the contract being signed, but the corporation persists in misrepresenting what amounts to nothing more than in-house practices as generally accepted principles. We believe that the Yomiuri Shimbun was unable to file an injunction against the publication because the corporation knew that it did not have appropriate background to support the claim.

By taking a small publisher like Nanatsumori Shokan Inc. to court, The Yomiuri Shimbun has effectively obstructed the publication of this book. This Goliath in the media industry is insisting on wasting a great deal of time and money on litigation in a strong-arm tactic to force the outcome it desires. As reporters, we value social justice above all, and we must not forget that freedom of speech and expression exists precisely for the cause of social justice.

How vast are the profits that Goliath corporations have snatched up over the past several decades? How many people have fallen into poverty meanwhile? It is journalists who take on the role of investigating these injustices in our society. Kiyotake has said that he will never forget the voices of the employees at the companies he investigated for this book who stood up against the executives in charge, declaring, “What they’re doing is wrong!” We believe that it is important for a small David of a publisher to stand up against a Goliath like The Yomiuri Shimbun, and to declare openly and clearly that what’s wrong is wrong. We must stand up in order to right these wrongs. We may be accused of youthful naïveté, but we are proud to stand with the purity of these principles.

How are the Davids faring against the Goliaths in your country?」

Freedom of Press is violated by the

Mother's Day 2

Mother's Day

Postal Crimes

もう昔の話だとして消し去ることが出来ない。

http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/643.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/kantei-conferen.html

http://www.spiegel.de/international/business/0,1518,625435,00.html

http://www.esri.go.jp/jp/workshop/050117/afternoonj.pdf(外国勢力の手先のエコノミックヒットマンの存在を想像させるような資料である。発言要領がある。現下の野党の総裁(当時の政権の大臣)も構造改革論者として関与した資料が残る。)(金融工学と対抗できるかなどとご託宣があるが、潰れたのは金融工学のファントマの方であった。)

http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/01/17conference.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/kantei-confer-1.html

http://youtu.be/pVYg5vEktg0(シーメンスの幹部が中国で賄賂をもらった事件のことも追加して報道している)(最近JICAの理事長に就任した東大教授の名前も前の参加者リストにあった。)(若手の経済学者は日銀副総裁にその後転身して就任したままだ。)

夜明け前の闇はいよいよ暗い。長い冬が終わろうとして、遠くに春雷が聞こえる。しかし、カラス天狗の羽音はいよいよ喧しい。歌舞伎の高時の場面のようだ。妖怪が食い散らかしているなかで、高時が酔って「民営化」とたぶらかされて踊っているかのようだ。

Trapped and Oppression

東村山市会議員選挙に立候補して惜敗して浪人中の天目石洋一郎氏のブログを紹介して、その内容を拡散するように、当方ブログの読者の複数の人から示唆を受けた。当方は、その内容の真偽を確認することは出来ないが、その示唆を当方にして来た方々はいずれも信頼の置ける友人であるから、リンクを貼ることにした。

http://blogs.yahoo.co.jp/amame1968

事実であれば、ことは重大である。宗教団体とその関連政党と間にもすきま風が吹いているかのようであり、また警察がその政党の応援をしているかのようなことであれば、法治国家としてはとても許されない話である。

Assasinated Politician--

http://www.facebook.com/#!/notes/%E5%B0%8F%E6%9E%97-%E8%88%88%E8%B5%B7/%E9%83%B5%E6%94%BF%E6%B0%91%E5%96%B6%E5%8C%96%E8%A6%8B%E7%9B%B4%E3%81%97%E6%B3%95%E6%A1%88%E6%88%90%E7%AB%8B%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E6%80%9D%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8/283079528452815

小泉政治が郵政民営化で、衆議院を解散して刺客を繰り出したときに、外国勢力の批判をした小林興起氏は自民党国会議員であったが、郵政民営化に反対をしたために、除名されるだけではなく落選するという辛酸をなめた。今は国会議員となっているが、郵政民営化の修正法案の成立があってのコメントを書いている。郵政民営化の本質を突いたコメントである。ご参考まで。

ご承知の通り、去る4月27日郵政見直し法案が参議院を通過した。4月12日に衆議院を既に通過しており、この法律が国会で成立したことになる。私にとってはまさに待ちに待った日でもあった。

 

7年前、平成17年の今頃、郵政法案を巡って自民党の中では激しい論争が行われていた。竹中氏が作ったこの郵政民営化法案は、まさにアメリカ政府の日本政府に対する要求である年次改革要望書に沿ったものであり、アメリカ大統領と小泉総理の首脳会談も踏まえてアメリカの金融資本の言いなりに作られたのである。我々は、この法案について日本国民のお金を守る為に、外国資本に乗っ取られないための規制をかけなければならないという思いでとことん戦っていたのである。

しかし、小泉総理はこうしたアメリカの圧力という事実をひた隠し、郵便局が便利になる、あるいは民営化こそが日本の経済を良くするという、一見もっともな言を用い、しかも、それをテレビ・新聞が全て応援するという異常なマスコミのコントロールを行ったのである。

当時、この法案は国益に反するということで自民党の中では圧倒的な反対であった。例えば、このことを議論する為に設けられた、誰でも参加できる部会で100人集まれば80人は反対論をぶち、賛成論は20人と言っても、小泉総理がやりたいと言っているのだからという消極的弁護だけで、アメリカ流の新自由主義・市場原理主義を導入すべしという竹中経済論に同調する政治家はほんのわずか数人という状況であったことが思い起こされる。

従って、この法案の内容では党の決定を得るに至らないと見るや、小泉総理が法案を国会に提出することだけを了承させ、内容は国会の審議に委ねることで党としての了承を得たのであった。しかし、この法案を審議するために特別に作られた委員会のメンバーに勿論反対者も若干は選ばれていたが、いよいよ採決の時にはメンバーの差し替えが行われ、自民党議員は全員賛成の形で特別委員会を通過させ本会議に臨むことになった。こういう経過を知った者にとっては本会議場で反対票が続出することは目に見える状況の中で小泉執行部は法案採決に反対する者は厳罰に処する旨の通知を全自民党議員に出すことになる。

しかし、厳罰といっても自民党の歴史・伝統からみて、役職の解除ぐらいであろうと思っていたが、まさか国会を解散し、そして反対を貫いた衆議院議員30人以上を自民党から叩き出し、そこに刺客を送って政治生命を絶つという粛清を断行するとは予想もしないことであった。

この東京10区に、まず刺客第一号が送り込まれ、やがて日本中に次々と刺客が送り込まれる中に、圧倒的に小泉旋風が巻き起こり、テレビ・新聞はこれを日本の改革になると称して東京10区だけでなく、日本中いたるところで刺客が圧勝していった。

しかし、熱が冷めた後は我々が予想した通り、郵便局が便利になった訳ではなく、小泉・竹中構造改革路線で外資に蹂躙されて日本の経済は低迷し、結果として政権交代がついに起こったのが、この間の衆議院選挙である。しかし問題は、今回、郵政民営化法の見直しが民主党だけではなく自民党・公明党も巻き込んで成立する訳であるが、この法案に対して前の法律が良かったと言って反対を貫いていたのは小泉総理の息子、進次郎氏と中川秀直氏、他わずか数名だけであった。まさに、もともと小泉法案には問題があったと当時の自民党議員の多くが考えていたことが頷ける。であるなら、この修正案にたやすく賛成する程度の信念で、同じ党の仲間を平気で殺すような刺客になれる連中をかき集め、結果として、自民党、いや日本の政治をぶち壊した小泉総理の政治家としての責任は歴史的に極めて重いと言わねばならない。

しかるに、あれほど小泉・竹中郵政民営化法案を熱狂的に報道したマスコミがこの見直し法の国会成立時に大した報道をしない姿勢に疑問を感じるところである。小選挙区制という選挙制度の悪用で、一法案に反対したということだけで、党から突然追放され、行くべき政党もないまま無念の涙を飲み政治生命を絶たれた同志の姿が目に浮かび、込み上げてくる怒りを抑えることができない。

そして、今話題になっているTPPもオバマ大統領のアメリカの輸出倍増計画の下にアメリカが打ってきている戦略であり、こういうものに対してマスコミが諾々と、日本の開国と称してこれに従うことが日本に大きな利益をもたらすかのような報道が見られるが、なぜ反対論にもスペースを裂く公平性がないのか大いに疑問である。

今回は郵便局だけではなく医師会、農業団体、市民・消費者団体、生協、NGO等、多くの団体が反対しているため、そう簡単にはTPPに参加するということは決まらないだろうが、この国のマスコミの報道姿勢というのが、何故か先の敗戦による占領軍下の検閲から独立によって解放されてから60年以上経つのに、相変わらず占領下にあるかのごとき、米国に媚びへつらう姿を見るとき、この国が直面する問題とは、明治の思想家福沢諭吉が説いた「独立自尊」の国家を創ることができるか否かであろう。

Show the Flags and Discard Fake Privatization

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(下記のふたつのリンクは、四年前に当方ブログに掲載された関連記事へのリンクである。)

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/fake_privitizat_4.html

http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/flag_and_pride.html

新島襄先生生誕の地

神田錦町から、神保町への路地にあった。

Lone Statesman

単刀直言と題する,MSN産経ニュースの署名入りの記事である。
「増税は不可能だし,政権は9月まで持たない。」亀井静香国民新党前代表
 俺は国民新党を出て清々している。今はただの傘張り浪人だけど、お堀の深さはすでに測り終えたからな。なぜって? 城攻めに向けてに決まってるだろ。

Double Standard

日本財団の笹川会長の意見に同感である。勇気のある発言でもある。

「日本はアジアを良く知っている。そろそろアメリカ追従外交から脱皮し、アジアの兄貴分として尊敬され、頼りになる国になる時期ではないだろうか。」

http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/3525#comments

Seven States for Ron Paul

異例の現象だ。泡沫候補といわれていたロンポール候補が、七つの州で多数の代議員を獲得している。

もちろん、この現象は単独の現象ではない。フランスで、市場原理主義が敗北して、ギリシアでも、緊縮財政によるギリシア破壊に反対する勢力が選挙に勝利している。世界で、新自由主義が退潮に向かっている証左だ。

Market Fundamentalism is now over

次は日本だ。 日本では政権交代があったにもかかわらず反故にされ、外国勢力に屈従した社会・経済政策が継続されるという奇怪な状況になっている。その反発はフランス以上のものがある。大地震があり、原発の暴走があった。日本を一日でも早く正道に戻す必要があることを、フランスの政治状況が示唆している。

勝利演説の中で、フランス国民のフラグメンテーション(散り散りバラバラ化)が終わった、と演説しているのが印象に残る。新自由主義は、国民の文化・伝統などの紐帯を断ち切って、アトム化(ある意味でロボット化させて孤立させる)してしまうことが特徴である。

Tokyo Sky Tree

浅草の雷門近くから見えたスカイツリー。スカイツリーと言う、英語?らしき名前を日本語にできないものか。

Freedom Betrayed?!

American_freedom_made_in_china


http://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/china-chen-guangcheng-must-apply-to-study-abroad-like-any-other-chinese-citizen/2012/05/04/gIQAE6kr0T_story.html

No deal announced on Chen Guangcheng as Clinton wraps up China meetings.

Poverty Underground in Las Vegas: No TPP

Postal Crimes shall be Prosecuted

Lobby handa

http://www.e-themis.net/feature/read1.php

Kuroshio 70

海幸彦を奉斎する潮嶽神社に参拝したことを前回書いた。数日後に鹿児島県霧島市隼人町にある、山幸彦を祀る大社である鹿児島神宮に参拝した。主祭神は、天津日高日子穂穂手見尊(あまつひこひこほほでみのみこと)で(日本書記では、彦火火出見尊)ある。同妃の豊玉比売命(とよたまひめのみこと)が同じく祀られ、帯中比子尊(たらしなかつひこのみこと)(仲哀天皇)、同皇后の息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)(神功皇后)が左の御帳台に、右側には、品陀和気尊(ほんだわけのみこと)(応神天皇)と同皇后の中比売尊(なかひめのみこと)が祀られている。鹿児島神宮は、鹿児島から特急列車で半時間ほどで到着する日豊線の隼人駅で下車して、北方に一キロほど歩くと、神体山として御壇山を背負って、南方に国分の平野と錦江湾を見晴らす場所にある。櫻島と高千穂の嶺を始めとする霧島の連山も遙かに遠望する場所である。鹿児島神宮の創祀は古く、神号を「鹿児島皇大神」と号し、社名を鹿児島神社と称する。正八幡ともいうが、これは宇佐八幡とどちらが正統の八幡であるかの争いがあったことを示している。鹿児島神社は延喜式の神名帳には、大社に列せられているが、国司から奉幣する神社すなわち国幣大社であり、官幣大社ではない。薩摩、大隅、日向の三洲で、大社は鹿児島神宮ただ一社である。鹿児島神宮を頂点として、鹿児島市にある荒田八幡(鹿児島神宮の荘園としての荒田荘が平安時代に成立してその守護神として勧請された)と大隅半島垂水市にある鹿児島大明神社(下之宮と呼ばれており、上之宮として、同市内に手貫神社がある。鹿児島神宮の陵地の南の境界をなすとして奈良時代に創建されている。櫻島をご神体とする)とが二等辺三角形をなす分社を構成しており、二つの分社を結ぶ線上に櫻島があり、櫻島には月読神社が祀られている。

 隼人には、住む場所の名前をとって、阿多隼人、大角(おおすみ)隼人、薩摩隼人、日向隼人、曽(その)隼人、衣(えい)隼人、甑(こしき)隼人、多褹(たね)隼人などの別があるが、鹿児島神宮は、その隼人の本拠地にある。鹿児島神宮の旧称は、国分正八幡であり、京都府の石清水八幡宮とも所縁があり、隣接して大住地区の地名が残る。古代の番上(ばんじょう)隼人が定住した後裔である。今来(いまき)隼人は、元日、即位、践祚、大嘗祭、行幸供奉の際に、吠聲(はいせい)を男女四十人で発したとされる。白丁(はくてい)隼人は、元日、即位、践祚大嘗祭、蕃客入朝等の際に招集され、践祚。大嘗祭の時には応天門の左右に陣どり、北向きに立って風俗歌舞を奏したという。京都には、今も西京隼人町があり、奈良県には、阿陀郷も残る。南九州から近畿に移住した隼人を総じて畿内隼人と呼んでいる。隼人は大規模な反乱を起こしたが、征隼人将軍大伴旅人によって征討(七二一年)されている。班田収授法に対する反発であったことが想像される。反乱を制圧され、強制的に畿内に移住させられ、律令制下においては、隼人司が設けられている。海幸彦が山幸彦に仕返しされて苦しむ姿を真似た「隼人舞」が有名であり、また平城宮跡からは独特の波形文様が描かれている隼人の楯が発掘され文献記録を証明した。

 鹿児島神宮には黒潮文明の証左である浜下りの行事がある。南西諸島の浜下りは旧暦の三月三日に行なわれるが、鹿児島神宮の場合には秋一〇月に行なわれている。隼人の反乱で死亡した者の鎮魂の意味も加えられているとするが、豊饒の海に感謝する祭であることには疑いがなく、昭和九年に途絶えていたが、二一世紀になった年に六五年ぶりに復活させている。鹿児島神宮から、錦江湾に臨む浜之市港までの一里をご神体を担いだ一行が練り歩くことになる。港の近くには、拝所が造られるが、櫻島を遠望する場所で、神造島(かみつくりしま)と一直線になる。神造島は別名を隼人三島といい、北側から辺田小島、弁天島、沖小島と呼ぶ三つの無人島の総称である。神造りとは、櫻島の火山・噴火活動の影響を受けて、錦江湾の奥の海底火山を若尊(わかみこ)と名付け噴気の泡を滾と(たぎり)呼ぶ悠久の大自然を象徴する。

 鹿児島神宮は、大隅一の宮とされるが、大隅国は、和銅六年(七一三)に日向国の肝坏(きもつき)・贈於(そお)・大隅・姶羅の四郡を割いて置かれている。肝坏郡が最南端にあり、鷹屋郷があった高屋神社(この神社の御祭神も山幸彦である。)として名前が残っている。姶羅郡は肝属郡の北で、鹿屋が姶羅郡の郷の地名であり吾(あ)平(いら)山陵があるが、薩摩の姶良郡とは別物である。大隅郡が次第に南方に拡張して、北部は桑原郡とも呼ばれている。

大隅国の版図として菱刈郡、羽筒野、栗野院、横河院、桑東郷、桑西郷、加治木郷、帖佐郡、蒲生院、吉田院、吾平西俣、肝付郡、祢寢(ねじめ)北俣、姶良庄、祢寢(ねじめ)南俣、曽野郡、小河院、財部院、深川院、下大隅郡(櫻島は下大隅郡に属する)、鹿屋郡、串良院と記した資料が残るから、大隅と薩摩との国境は今の境よりも、もっと西南部に位置していたようだ。大隅と日本最大の島津庄の本拠地となった薩摩との間には今なお社会経済の格差が残るから、西郷南洲が戦った西南の役は第二の隼人の反乱ではないか、と史料館の関係者は話していた。海幸と山幸の対立抗争の中でも黒潮文明の廉潔と反骨は不屈であって、それが明治維新の動乱に際し西南の役として噴出したとすれば興味深い。(つづく)

C-Span Japan

田中良紹(たなかよしつぐ)氏の解説。

http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2012/04/post_298.html

Paul vs Paul

Freedom Betrayed Links

① http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/a-book-review-o.html

② http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/freedom-betraye.html

③ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betra-6.html

④ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betra-7.html

⑤ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betra-8.html

⑥ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betra-9.html

⑦ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betr-10.html

⑧ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betr-11.html

⑨ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betr-12.html

⑩ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betr-14.html

⑪ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betr-13.html

⑫ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betr-15.html

⑬ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betr-17.html

⑭ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betr-18.html

⑮ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betr-19.html

⑯ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betr-21.html

⑰ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betr-22.html

⑱ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betr-23.html

⑲ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betr-25.html

⑳ http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betr-26.html

? http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betr-27.html

? http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/freedom-betr-16.html

? http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/refusal-betraye.html

? http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/hoovers-magnum.html

Backed into the Corner

Now the decisive comments were disclosed in regard to ' Freedom Betrayed', the Memoir of President Hoover.

http://lewrockwell.com/rep3/backing-japan-into-corner.html

http://bionicmosquito.blogspot.jp/2012/02/decision-to-use-atomic-bomb.html

歴史の書き換えが行われなければならない。日本の名誉と屈辱が回復されなければならない。

Electronic Publishing

日刊ゲンダイから「小沢一郎裁判報道 世紀の謀略」と題する電子ブックが発行されている。

http://www.zasshi-online.com/book/ProductDetail/?page=1&dcode=nikkangendai_ozawaichirousaibanhoudou000&dpage=1

日刊ゲンダイは、東京では駅の売店などで売られているが、全国どこでも買える新聞ではない。

日刊ゲンダイは、2009年の西松事件から一貫して検察を批判しているが、過去の記事の中からの事件報道をまとめて電子ブックにしている。検察審査会に対する疑問についての報道など、小沢一郎裁判を検証する内容になっている。

価格は250円である。PCやスマホで読むことになるが、残念ながら紙の本ではない。

以上、ご参考まで。

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