An Upheava of Japan's self reliance
反原発の官邸を包囲するデモが参加者が倍々ゲームで増えていたが、今日の夕方は何と15万人を越えたとの報道である。当方ブログは、むしろ、秩序を守っているのが、デモをしている側で、戦後の占領政治の体制を頑なに守る為に外国勢力のハンドラーズの差配の下で、法の支配を破ったりしてきたのが、塀の中の側のように見える。
市場原理主義の拝金の外国勢力の強い影響下におかれて、構造改革と称する新自由主義の政策で日本を縮小させて、破壊した自民党の小泉・竹中政権を彷彿させるかのように、菅政権は,小泉・竹中・ブッシュ路線に先祖返りをして、野田政権に至ってその極致に達した。政権交代を促した国民の期待はそうではなかった筈である。民主党政権は,自民党政権よりも劣化した。
大地震があり、原発の暴走があった。日本国民は、天災であればあきらめることが出来ようが、外国勢力が介入したエネルギー政策が失敗して、ゴミの捨て場所もなく、首根っこをつかまれたようになった電力の既得権勢力に本当に失望落胆している。寿命のきた原子炉を延命して、大儲けを企んだのだ。郵政民営化で私物化した国民資産も一攫千金を狙って投入されたのではないか。雄々しく立ち向かった電力会社の,命をかけた献身的な社員に対する賞賛はあるが、無責任で他人事の発言を繰り返す経営幹部には怒りを抑えることが出来ない状況である。戦後の敗戦国マインドの他国任せの安全保障体制が、こうした無能な経営幹部の跋扈を許してきたとの反省が急速に高まっている。
挑発に乗ってはならない。法の支配を貫徹しなければならない。民主党政権には全く正統性がない。小沢一郎議員も、脱党離党しなければ政治生命はないだろうと、救国の政権樹立が必要となった。
10万人を超えたデモ隊の側にこそ正統性がある。しかも、既成の団体ではない。職業政治団体が組成したデモでもない。日本を救うために、草莽が崛起しているのだ。日本人の整然とした態度が良く守られている。
明日の天気は変えられないが,明日の天気は変えられる。明治大学学長をされた、故岡野先生がよく引用した、イタリアの政治学者、クローチェの言葉を噛みしめたい。神皇正統記を著した北畠親房のように、「大日本(おほやまと)は神の国なり」と曠野に呼ばわる叫び声が、聞こえてくるかのようでもある。
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