Coming Apart 15
英語でHonesttyというと、正直と翻訳することとは少しずれがある。むしろ有言実行の感覚がある。しかも、正しいことを実行することをIntegrityと言う。
ところが、1980年代はアメリカでは,強欲の10年とも呼ばれた。ミルケンと言う悪党(日本の企業の乗っ取りもしようとした)がいたし、エンロンやワールド込むといった粉飾の経済犯罪が続出した。アメリカの経済界は腐敗して、米国の伝統である、Honestyが脇に寄せられている。個人破産の件数のグラフは興味深い。80年代から急上昇している。80年までは、十万人あたり、100件にもなかったものが、80年代から急上昇して、400件にも達している。
個人のIntegrityの精神がすっかり劣化しているかのようである。(つづく)
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