Coming Apart
この1ヶ月間くらい、英文のぶ厚い単行本を持ち歩いていた。とある知人から通読を奨められていたが、気が乗らずにいた。海外旅行にも持っていって、機内の天井の物入れから出して、座席の前のポケットに入れたりしたが、それでも読まなかった。が、帰って来てから、突然興味が増したかのように、ページを繰った。それはそのはずだ。というのは、その本は、 米国に於いて階級社会が成立したと主張する本で、海外旅行はその国の東部ボストンで、しかもその本が取り上げた新上流階級の住む町のベルモントも脇を通り過ぎることがあったからであり、感じることがあったからである。この一週間で一気に読んでしまった。メモを取りながら、読んだので、そのメモを便りにしながら、当方ブログの皆様と一緒に、議論をしながらのネット上の読書会を開く雰囲気にすることにした。
本の題名は、Coming Apartである。著者はチャールズ Murray という社会学者である。今年の初めに出版された本である。
書評がいくつか出ているので、まずそのリンクを紹介したい。
ロスアンジェルスタイムス http://articles.latimes.com/2012/feb/12/entertainment/la-ca-charles-murray-20120212
ハッフィントンポスト http://www.huffingtonpost.com/jared-bernstein/charles-murrays-coming-ap_b_1307926.html
ウォールストリートジャーナル http://online.wsj.com/article/SB10001424052970203806504577181750916067234.html
ブルムバーグ・ビジネスウィーク http://www.businessweek.com/magazine/book-review-coming-apart-by-charles-murray-01192012.html
等と書評が出ている。日本の五大新聞社全部に書評が出たようなものだ。
これだけ読むだけでも面倒である。
(つづく)
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