Saving Japan
6月15日午前11時半から憲政記念館において亀井静香衆議院議員が「日本をどうする」セミナーを開催した。満員で、立ち見が出るほどの盛況であった。
亀井議員は消費税増税法案について、「今国会では増税が民自公の3党談合でおそらく成立しようとしている。これは談合抱き合い心中であり彼らの未来はない」と述べ「日本の税収は60兆から30数兆円まで落ち込んでいる。力の強いものが小さくなっていく果実を貪り食っている。大企業は300兆円の内部留保、国家予算の3倍以上を懐に溜め込んでいる、中小企業に安く働かせ正社員を雇わない。皆さんの周りで所得が増えたという人がいるのか?そんな中で消費税増税が今国会で決まろうとしている」と強く反発した。
また、石原都知事との新党構想については、「私は昨年から彼(石原都知事)とずいぶん話をしました。その中で彼は、こんな日本を放っておけない。東京都だけではダメなんだ。命をかけて日本をやりかえると言いましたので、それなら俺も命をかけて日本をやり変える。ただし中途半端なことはするなよ。それなら俺は手を引くから一人で死にに行けと言い渡してあります。彼がいよいよ最後の決断を行う段階に来ている」と述べた。
石原慎太郎東京都知事が、岩見隆夫氏(政治評論家)の講演のあとに,登壇して、占領軍がつくった憲法を無効宣言すべきこと、尖閣の島を購入すべく募金しているので応じてほしい、中国ではなく、支那と呼ぶことが欧米でも一般的である、モンデール駐日大使が任期半ばで辞めるに至った内幕、弱腰外交の外務省の対応などについて講演を行ったが、今朝電話で亀井静香議員と激論をしたなどと述べながら、講演の締めくくりとして、亀井氏と「一緒にやる」と断言して、聴衆の拍手喝采を浴びていた。
石原新党がまだ出来てもいない現在においても、石原新党を支持するが38%の世論調査があることから、今日のセミナーにおける石原都知事の発言が注目されていたところである。いよいよ政界再編への一歩を進めることで、亀井議員と石原都知事との連携を確実にしたとみられる発言であった。
追記。産経新聞が、記事を出した。http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120616/stt12061601310001-n1.htm
« Coming Apart 11 | トップページ | A Resistance »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント