構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

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Fake Privatization

郵政民営化の虚妄で、郵便物を隠匿する事件が相次いで起きている。配達担当者が郵便物を隠しただけではなく、管理職がシュレッダーに郵便物を書けて裁断して証拠隠滅を図ろうとした前代未聞の事件も発覚している。更に、郵政監察の制度を廃止してしまったので、専門的な捜査ができなくなり、警察による誤認逮捕の事件も発生しているとの指摘もある。

郵政民営化は、優れた郵便制度を劣化させただけのようだ。

厚生労働省の女性局長が逮捕されて,後に無罪となった郵便不正事件の真犯人も未だに逮捕されていない。郵便犯罪の専門捜査組織を廃止して、真犯人が捕まらないことになった。犯罪者が捕まらずに、罪のない者がつかまり、長期の拘留に服するという暗い時代の到来を、郵政民営化という失政が象徴的にしめしているかのようだ。

http://www.post.japanpost.jp/about/houdou/press/2012/toka_0328_01_b1.pdf

 郵便物を配達せずに処分 隠蔽で支店長自らシュレッダー

郵便事業会社三島支店(静岡県三島市)で昨年5~11月、男性配達員の社員がはがきや封書などの郵便物100通以上を配達せずに隠し、事実を知った当時の支店長らが協議の上、隠蔽のため一部をシュレッダーにかけて処分していたことが28日、分かった。同社東海支社が取材に明らかにした。

 2月23日に内部告発で発覚し、同社は支店長や業務企画室長ら3人を今月12日付で懲戒解雇。他に課長ら4人を停職の懲戒処分とした。男性配達員は昨年11月に退職していた。 2012/3/28 [共同通信]

ほめられたくて郵便物1万2000通放棄か

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120628-974574.html

 郵便物81通を川に捨てたとして愛媛県警に郵便法違反の疑いで逮捕された郵便事業会社新居浜支店の元契約社員飯尾龍太郎容疑者(22)が、2011年1月上旬から計約1万2000通を川に捨てるか自宅などに隠したとみられることが28日、分かった。

 同社の四国支社が同日、新居浜支店で記者会見し明らかにした。藤井重幸支社長は「配達したか点検する制度が形骸化していた可能性がある」と述べ、謝罪した。

 郵便事業会社によると、07年の民営化後にあった同様の不祥事では最も多い量とみられる。

 四国支社は不定期で、郵便物が届いたか差出人や受取人へ尋ねるアンケートや、配達員の荷物やロッカーの確認をしていたが、発覚しなかった。

 支社の調べに飯尾容疑者は放棄を認めた。本人の話に基づき、自宅や自家用車、新居浜支店の倉庫から約5850通、新居浜市内の川からポリ袋に入った約6000通を発見。企業が差出人のダイレクトメールが9割で、残りははがきや封書だった。

 飯尾容疑者は10年6月に入社、市内の一部約4000世帯を担当。「早く配達して上司にほめられたかった」と話しているが、四国支社は早い配達を強制していないと説明している。放棄を始めた時期は調査中という。(共同)

 [2012年6月28日20時17分]

 新潟県警は20日、郵便物約860通を配達せずに隠したとして、郵便法違反の疑いで同県南魚沼市の郵便事業会社六日町支店の元支店長樋口謹一容疑者(58)と、元社員石川勉容疑者(34)ら計4人を逮捕した。

 石川容疑者の逮捕容疑は、配達担当だった2009年9月下旬から約3カ月間、計70通の郵便物を配達せず、隠した疑い。樋口容疑者ら3人は、石川容疑者が配達せず隠していた郵便物を支店などに移して隠した疑い。(共同)

 [2012年6月21日6時3分]

http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120710-OYO1T00773.htm?from=top

昨年6月、配達中の郵便物を持ち去ったとして業務上横領罪に問われた郵便事業会社のアルバイト男性(24)(休職中)について、大阪地検は10日午前、大阪地裁での公判で「犯罪を行った証明ができない」として、極めて異例の無罪論告をした。福島恵子裁判官は同日午後、無罪を言い渡した。

 男性は捜査段階から一貫して否認。地検は論告で「(逮捕から)33日間にわたって身柄を拘束したことを誠に申し訳なく思う」と謝罪した。

 男性は昨年6月24日午後2時48分、大阪市内のマンションの住人に配達予定のルームミラー1個(時価5390円相当)を横領した、として起訴された。

 男性の弁護人によると、同月26日、この住人が不在者用のロッカーに荷物がないことに気づき、大阪府警に被害届を提出。同年9月、府警が男性を窃盗容疑で逮捕し、地検が業務上横領罪に切り替えて起訴した。

 男性の周辺からルームミラーは見つからなかったが、地検は初公判(昨年11月)の冒頭陳述で〈1〉ロッカーの記録では、荷物が入れられた時刻と取り出された時刻は同一〈2〉この時刻にマンション入り口の防犯カメラに映っていたのは男性以外に1人で、何も持っていなかった――との状況証拠から、「男性がロッカーに配達物を入れてすぐに取り出し、持ち去った」と主張した。

 しかし弁護側は、ロッカーの記録にエラー表示があることに着目。男性は「扉がちゃんと閉まらなかった」と説明したため、同種ロッカーを調べたところ、エラー表示後、荷物の出し入れが同時刻で記録されることが判明し、公判ではこの記録の解釈が焦点になった。

 地検は先月、ロッカーの設計者から記録の仕組みを聴取。この日の公判で地検は、設計者が〈1〉エラー表示が出た後はデータが固定され、荷物を入れたり出したりした記録がずれる〈2〉実際に郵便物が取り出されたのは配達してから少なくとも4時間以上後だった――との趣旨で説明した調書の要旨を朗読した。

(2012年7月10日  読売新聞)

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