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The Revolt of the Bureaucracies 4

中野剛志著「官僚の反逆」の第三章は、グローバルな統治能力の危機と題して、統治能力の危機が、民主主義の節度を与えることによって、解決することにはならず、新自由主義というイデオロギー、つまり経済の領域から政治を排除するという戦略が採用されることとなったことを説明している。新自由主義と官僚制とが結託して、民主政治が破壊されたとして、その例として、韓国とペルーとの構造改革をあげている。その結果が無残なものであったことを数字をあげてせつめいしているので、当方ブログの読者は、124頁を熟読されることをおすすめする。ナオミクラインのショックドクトリンの解説も行われている。日本においても、非政治化という、新自由主義の政策手法が採用されたことを実例を挙げて、解説している。ヨーロッパの官僚支配についても詳述する。

リーマンショックやユーロの危機があって、統治能力の危機を克服するために自由民主の政治を官僚制的な支配に代えようとした新自由主義のプロジェクトは完全な失敗に終わった。(つづく)

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