構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

« Sakura and Indonesia | トップページ | The Great Wall in Tohoku but useless »

How to save the Sun

http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1745414.html

上記のリンクには、高橋清隆氏による亀井静香議員のインタビュー記事が掲載されている。亀井静香議員の憂国の見識が吐露されている。

郵政の末路は『七人の侍』

——郵政民営化改正法は昨年、亀井さんの捨て身の働きかけで通ったが、なかなか新規事業が認められない。

亀井 アメリカだよ。特に保険の部分、学資保険の改訂版をはじめ、あらゆる面について妨害している。

——宿敵の自民・公明両党を巻き込んでまでやり遂げたが。

亀井 だって、民主党がやる気なくなったから、そういう禁じ手を使わざるを得なかった。

——禁じ手を使ってまでやりきったのは、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加の足音が聞こえてきた警戒感からか。

亀井 それもあるけど、あの法律は郵政見直しの必要から、どうしても出さなければならなかった。7年前、地獄の底で国民新党を結党し、わずか5名で「やるぞ」と決めたことだから。

——その仕掛け人である亀井さんが全く忘れられて、全特(全国郵便局長会)の柘植芳文(つげ・よしふみ)前会長が自民党公認で出ることになった。

亀井 おれは柘植に言ってやった。「おれが7年前の郵政の大会で言ったのを覚えているか。おまえたちは『七人の侍』という黒澤明の映画を見たことがあるか」と。「郵政事業の見直しは必ずやる」と、わずか5名の野党が宣言した。「いやあ、やれるかなあ」という顔をしていたけど。「やった後、国民新党や亀井静香に対して、あんたたちはどういう態度を取る分かってんだよ」と警告していた。
 映画の最後は、村娘までが冷たい目で村から追い出す。柘植がこないだ電話を掛けてきて、「すまん」みたいなことを言うから、「勝手にしなはれ」と応じた。いいんだよ。おれはお見通しだよ。だって彼らは地域社会のために、日本国のために作ってる団体じゃない。トラック協会なんかと同様、自分たちの利益を守るためにある団体だ。だから、7年前から大観している。当たり前のことが起きてるだけのこと。生々流転。いいんじゃないか。」

« Sakura and Indonesia | トップページ | The Great Wall in Tohoku but useless »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: How to save the Sun:

« Sakura and Indonesia | トップページ | The Great Wall in Tohoku but useless »

2022年2月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28          

興味深いリンク