構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

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Military Conflict 2

1978年以来、中国は経済の改革開放を進め、日本やアメリカやヨーロッパは中国に大量の援助と投資を行い、経済発展を支持してきた。前中国国家主席・胡錦濤自ら、「日本の経済援助なくして中国の現代化はあり得なかった」と語っている。だが、それによって力を増強させた中国は、日本を含む周辺国に脅威を与え、アメリカと文明世界に牙を剥いてきたのである。恩を仇で返す情け知らずの行為によって、この国は経済的には変わったが、政治的には何一つ変わっていないことが証明された。筆者は、日本の読者にお知らせしたい。経済発展とともに二十年以上連続で軍拡に狂奔する中国の指導者は、独裁体制という仕組みを借りて国力と軍事力をほしいままに支配できる。中国政府は恫喝的な態度で、隣国に対する領土と領海への要求をエスカレートさせてゆく。はっきり言えば、「大国の生存空間」を求めて争っているのだ。陳破空「日米中アジア開戦」(文春新書)3~4ページより。ご参考まで。

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